もどしこうはい【戻交配】
読者カード 用例 2024年04月10日 公開
用例: | AABB×aabbのF1に出現したAaBb(異型接合体、heterozygote)に二重劣性の親aabbを戾し交配させたときの組換え型、すなわち表現型がAa、Bbになったもの、の数を総数でわったものの百分率であらわす。その1%組換え率を1単位、または1c Morganと呼んでいる。〔第1編・1・2〈尾辻望・吉川秀男〉〕 |
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『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄 | |
語釈: | 〔名〕「もどしこうざつ(戻交雑)」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1927)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。
編集部:2022年7月29日付けで、長尾正人(訳)『遺傳學槪論』(1927)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「戻し交雑」の語釈は「交配によって生じた雑種と、その両親のいずれかとの交配。戻し交配」となっています。
著書・作品名:分子生物学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1963年
著者・作者:編集者代表 小谷正雄
掲載ページなど:23ページ15行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕
発行元:朝倉書店