コリシン
読者カード 項目 2024年04月13日 公開
用例: | 腸内細菌の毒素コリシンの生産を支配するコリシン因子、〔第1編・1・4・2〈尾辻望・吉川秀男〉〕 |
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『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄 | |
語釈: | 〔名〕(英 colicin)腸内大腸菌が生産する戦略的タンパク質で、ほかの菌の増殖を抑える抗菌性物質。大腸菌E.coli + 抗菌タンパク質bacteriocinにちなんで命名された。たとえばコリシンE3は大腸菌のリボソームRNA(16S rRNA)を切断し、タンパク質合成を阻害する。(デジタル化学辞典(第2版)「コリシン」) |
コメント:投稿例(1990)よりもさかのぼります。
編集部:2017年10月10日付けで、古書人さんに、渡辺格(監修)『バイオテクノロジー用語小事典』(1990)の例をご紹介いただいていますが、さらに、27年さかのぼります。
著書・作品名:分子生物学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1963年
著者・作者:編集者代表 小谷正雄
掲載ページなど:46ページ12行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕
発行元:朝倉書店