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きさ【機作】

読者カード 項目 2024年04月17日 公開

2023年03月14日 ubiAさん投稿

用例:Sister chromatidの交換の機作としては (a) (b) (c) の3通りが考えられる。〔第1編・2・1・4 〈斎藤日向・池田庸之助〉〕
『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄
語釈:〔名〕しくみ。機構。メカニズム。(デジタル大辞泉「機作(きさ)」)

コメント:投稿例(1965)よりもさかのぼります。投稿例(1965)では読みが「きさく」で投稿されていますが、デジタル大辞泉、大辞林第四版では「きさ」となっています。いずれの用例も読みがわかる例ではないですが。

編集部:化学の術語として「きさ」と読むようですね。2010年7月7日付けで、ぽんちさんに、吉本隆明『言語にとって美とはなにかII』(1965)から「機作」の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。

著書・作品名:分子生物学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1963年

著者・作者:編集者代表 小谷正雄

掲載ページなど:63ページ9行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕

発行元:朝倉書店