れんかん【連関】
読者カード 用例 2024年04月21日 公開
用例: | 組換え率が50%以下の場合には、二つの遺伝子は連関(link)しているという。〔第1編・2・3・2〈斎藤日向・池田庸之助〉〕 |
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『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄 | |
語釈: | 〔名〕(3)「リンケージ」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、辞書類からの投稿例(1937)よりも新しいですが、文例がないので。
編集部:文章例としては、2022年11月5日付けで、川喜田愛郎『生物と無生物の間』(1956)から「連関(リンケージ)」の例をご紹介いただいています。ちなみに、「リンケージ」の語釈は「メンデルの独立の法則に従わず、両親の形質の組み合わせがそのまま次の代に残される現象。同一染色体上にある遺伝子と相同染色体上の対立遺伝子との間に交差がなければ減数分裂においてともに行動し、同一配偶子にはいるところから起こるもの。連関。連鎖」となっています。
著書・作品名:分子生物学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1963年
著者・作者:編集者代表 小谷正雄
掲載ページなど:87ページ10行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕
発行元:朝倉書店