日国友の会



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じゅうりょうきゅう【重量級】

読者カード 用例 2024年04月25日 公開

2023年03月22日 ubiAさん投稿

用例:ミドル級までは體がさすがによく締つてゐるが、重量級の中には腹が出て乳が垂れ、あたかも角力のアンコ型を思はせるのも散見された。
『合宿の⾭春 人體まことに不思議―レスリングの練習風景』 1964年 三島由紀夫
語釈:〔名〕選手の体重別で競技の行なわれるボクシングでライトヘビー、ヘビー級などのクラス。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1949)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。語釈は、ボクシングに限らないので、デジタル大辞泉「重量級2」の「ボクシング・レスリング・柔道など体重別で試合を行う格闘技で、最も体重のある競技者の階級。」がより適しているように思います。文末に「<初出>報知新聞・昭和三十九年九月八日」とあります。

編集部:2012年5月16日付けで、古書人さんに、『朝日新聞』1949年3月3日付け記事の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:合宿の⾭春 人體まことに不思議―レスリングの練習風景

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1964年

著者・作者:三島由紀夫

掲載ページなど:306ページ本文5行目〔『三島由紀夫全集 第三十一卷』、昭和五十年十一月二十五日発行 昭和五十五年七月二十日三刷〕

発行元:新潮社