ターン
読者カード 用例 2024年04月26日 公開
用例: | ターンするところで、あと殘つてゐる囘數の札を示される。 |
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『17分間の長い旅―男子千五百メートル自由形決勝』 1964年 三島由紀夫 | |
語釈: | 〔名〕(英 turn)(2)(─する)水泳で、プールの端壁にふれて折返すこと。 |
コメント:第二版の用例(1950)より新しいですが、語釈にもある「(─する)」の例として。文末に「<初出>毎日新聞・昭和三十九年十月十八日」とあります。
編集部:第2版で、坂口安吾『安吾巷談』(1950)から、「ターン一回につき」「ターンでもうけた」の例が引かれていますが、サ変の例も欲しいところです。
著書・作品名:17分間の長い旅―男子千五百メートル自由形決勝
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1964年
著者・作者:三島由紀夫
掲載ページなど:三島由紀夫全集 第三十一卷 昭和五十年十一月二十五日発行 昭和五十五年七月二十日三刷 361ページ本文1行目
発行元:新潮社