かくうち【角打】
読者カード 用例 2024年04月05日 公開
用例: | 曽て王樹垣と二人角打ち酒を呑みに行ったことがある、二合半注いで呉れて聊か尻込みだったが、王が先づ一口やる、枡の角から呑むのはいかにも無気味だ、〔引後の机にて〕 |
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『カラタチ(第3号・4月号)』 1916年4月 紗羊 | |
語釈: | 〔名〕(3)酒を升(ます)にはいったまま飲むこと。升飲み。 |
コメント:投稿例よりさかのぼります。枡の角から呑むのがわかります。
編集部:2018年1月27日付けで、ねじり草さんに、相馬御風『馬鹿一百人』(1933)の例をご紹介いただいていますが、さらに、17年さかのぼります。
著書・作品名:カラタチ(第3号・4月号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1916年4月
著者・作者:紗羊
掲載ページなど:87ページ上段本文4行目
発行元:三有社出版部