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たいせつざん(だいせつざん)【大雪山】

読者カード 用例 2024年04月24日 公開

2024年02月09日 ぽんちさん投稿

用例:山嶽中其高峻(かうしゅん)なるものを擧(あ)ぐれば大雪山(ダイセツザン)(元名ヌカタウシュベ)なり、〔北海道・石狩國〕
『日本名勝地誌(第九編)』 1903年 松原岩五郎
語釈:(「だいせつざん」とも)〔一〕北海道中央部、上川支庁にある火山群。中央部のカルデラ御鉢平(おはちだいら)を中心に、北海道最高峰の旭岳(二二九〇メートル)、北鎮(ほくちん)岳(二二四四メートル)、白雲岳(二二三〇メートル)などからなる。ふもとに層雲峡や愛山渓温泉などの登山基地がある。大雪山国立公園の中心。

コメント:「だいせつざん」の確例です。

編集部:濁音形の確例は初めてですね。

著書・作品名:日本名勝地誌(第九編)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1903年

著者・作者:松原岩五郎

掲載ページなど:108ページ7行目

発行元:博文館