ちほうきしょうだい【地方気象台】
読者カード 用例 2024年04月05日 公開
用例: | 全國氣象觀測一元化のため二十三ヶ所の府縣測候所を國管に移管、七ヶ所を併合すると共に米子に地方氣象臺を新設、更に北海道から九州にかけて十一測候所を新設する〔學術界・氣象觀測一元化〕 |
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『時事年鑑(昭和14年版)』 1938年 | |
語釈: | 〔名〕各府県に設置され、その府県の予報・警報を担当する気象台。ふつう、県庁所在地に置かれているが、管区気象台や海洋気象台のあるところには置かれていない。 |
コメント:地方気象台の制度化の前年で、測候所とは異なる地方気象台を指す用例。なお制度化以降、戦後しばらくまでの地方気象台(1945年にいったん廃止され1949年に再置される)は管区気象台に準じた存在で4~5ヶ所のみであり、府県それぞれに置かれるようになったのは1957年のこと。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:時事年鑑(昭和14年版)
媒体形式:その他
刊行年(月日):1938年
著者・作者:
掲載ページなど:429ページ2段目20行目(https://dl.ndl.go.jp/pid/3018587/1/220)
発行元:時事通信社