日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

ちほうきしょうだい【地方気象台】

読者カード 用例 2024年04月05日 公開

2024年02月28日 まきすけさん投稿

用例:全國氣象觀測一元化のため二十三ヶ所の府縣測候所を國管に移管、七ヶ所を併合すると共に米子に地方氣象臺を新設、更に北海道から九州にかけて十一測候所を新設する〔學術界・氣象觀測一元化〕
『時事年鑑(昭和14年版)』 1938年
語釈:〔名〕各府県に設置され、その府県の予報・警報を担当する気象台。ふつう、県庁所在地に置かれているが、管区気象台や海洋気象台のあるところには置かれていない。

コメント:地方気象台の制度化の前年で、測候所とは異なる地方気象台を指す用例。なお制度化以降、戦後しばらくまでの地方気象台(1945年にいったん廃止され1949年に再置される)は管区気象台に準じた存在で4~5ヶ所のみであり、府県それぞれに置かれるようになったのは1957年のこと。

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。

著書・作品名:時事年鑑(昭和14年版)

媒体形式:その他

刊行年(月日):1938年

著者・作者:

掲載ページなど:429ページ2段目20行目(https://dl.ndl.go.jp/pid/3018587/1/220)

発行元:時事通信社