日国友の会



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せんろう【潜籠】

読者カード 項目 2024年03月23日 公開

2024年03月20日 basuyさん投稿

用例:継体天皇が未だ男大迹皇子として味真野に潜籠し給ふたとき、〔第三章・三-近世漆工藝に於ける貴族工業の地方工業化〕
『中小工業研究』 1955年 磯部喜一
語釈:〔名〕特に貴人が、山間などに身を潜めること。

コメント:とりまず近現代の例を挙げましたが、日国「後勘」の項に、吾妻鏡(1181)を典拠に「野木宮合戦敗北之後、悔先非、耻後勘、潜籠于上野国山上郷龍奥」という例文が記載されています。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:中小工業研究

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1955年

著者・作者:磯部喜一

掲載ページなど:89ページ後ろから5行目(https://dl.ndl.go.jp/pid/2424176/1/55)

発行元:有斐閣