衆議院議員・東国原英夫(ひがしこくばる・くにお)氏の出身地としても有名な、宮崎県都城市(みやこのじょうし)にある「大杉しいたけ園」。伝統ある農家で、「およそ東京ドームの10個に相当する山林」(公式ホームページより)を持ち、しいたけの原木となるクヌギから育てている。手間のかかる自然栽培や無農薬のポリシーで、評判の高い業者である。
現在この園では、その味わいが「ホタテ」にもたとえられるしいたけが注目を浴びている。その名も「よかにせどんこ」。「よかにせ」は、九州の方言で「男前」といった意味である。かねてから究極のしいたけとして有名だったが、人気テレビ番組『ほこ×たて』の企画で取り上げられ、さらに知名度を上げた。炭火焼や天ぷらにして食べると、そのジューシーさに驚かされる。2013年3月現在、品薄状態が続いているが、お取り寄せでいくら待っても食べたい逸品だ。