少女マンガに欠かせないシチュエーション「壁ドン」。ヒロインを壁際に寄せて「ドン」と手をつき、逃げられないようにする。現実社会では草食系全盛の昨今、押しの強さにときめいてしまう……という解説がよくされるが、実はこの言葉、ネット用語としてまったく違った意味で使われていた。アパートで隣の部屋がうるさいときに、抗議の意味で壁を「ドン」と叩く、というのが本来の用法なのだ。
「壁ドン」と同様に、女子を床に押し倒す「床ドン」という言葉もある。これもまた、ネット界では別の意味だった。二階の部屋にいる「引きこもり」が、下の階の親に向かって床を蹴ったり叩いたりする。「いらついている」「腹が減った」などとアピールするための問題行動が「床ドン」であり、恋愛のドキドキ感とはずいぶん縁遠いことである。
ちなみに、壁ドンの進化形として、壁際に追い込んだ女子の足のあいだに自分の足を差し挟む「股ドン」もある。壁ドン、床ドン、股ドン……、いずれも二次元のイケメンならば許されるかといったところで、実際の恋愛に取り入れるのはハードルが高そう。
「壁ドン」と同様に、女子を床に押し倒す「床ドン」という言葉もある。これもまた、ネット界では別の意味だった。二階の部屋にいる「引きこもり」が、下の階の親に向かって床を蹴ったり叩いたりする。「いらついている」「腹が減った」などとアピールするための問題行動が「床ドン」であり、恋愛のドキドキ感とはずいぶん縁遠いことである。
ちなみに、壁ドンの進化形として、壁際に追い込んだ女子の足のあいだに自分の足を差し挟む「股ドン」もある。壁ドン、床ドン、股ドン……、いずれも二次元のイケメンならば許されるかといったところで、実際の恋愛に取り入れるのはハードルが高そう。