育児参加に積極的な「イクメン」。その概念が生まれてからまだ日が浅く、妻子とのうまいつきあい方は、男性諸氏にとってまだまだ模索中というところだ。いくら子ども好きでも、あるべき育児の難しさに直面することになるだろう。これが女性ならば、ご近所との関係性が希薄な現代であっても、ママ友どうし情報交換する場が存在しうる。父親はどうか。パパ友が「こんなときどうすればいい?」と相談し合う環境は、なかなか見つけにくい。
ならば、「場」を自ら作り出せばよいという考え方がある。たとえば、子育てに奮戦中のパパ友たちが集まるグループをつくる。イベントなどを通して地元の子たちとふれ合うことは、我が子だけでなく子どもという存在自体の理解にもつながる。パパ友の「戦友」ができることは、精神衛生上もよい。こんな「地“域”で活動するイクメン」を、最近は「イキメン」と称することが多くなった。
「イキメン」という語は、「育児」を離れて、地元のお祭りやボランティアへの参加など「地域参加大好き」な父親に対して使われることも多い。昭和の時代は、にぎやかな場所では必ず見かける「近所のおじさん」という存在がいたものだ。震災後の日本は、てんでバラバラに生きるのではなく、少しずつ地域のコミュニティを大事にする方向へ回帰しつつあるのだ、と思いたい。
ならば、「場」を自ら作り出せばよいという考え方がある。たとえば、子育てに奮戦中のパパ友たちが集まるグループをつくる。イベントなどを通して地元の子たちとふれ合うことは、我が子だけでなく子どもという存在自体の理解にもつながる。パパ友の「戦友」ができることは、精神衛生上もよい。こんな「地“域”で活動するイクメン」を、最近は「イキメン」と称することが多くなった。
「イキメン」という語は、「育児」を離れて、地元のお祭りやボランティアへの参加など「地域参加大好き」な父親に対して使われることも多い。昭和の時代は、にぎやかな場所では必ず見かける「近所のおじさん」という存在がいたものだ。震災後の日本は、てんでバラバラに生きるのではなく、少しずつ地域のコミュニティを大事にする方向へ回帰しつつあるのだ、と思いたい。