既婚男女間による、配偶者の次に位置するプラトニックなパートナー関係のこと。
「友だち以上不倫未満」などと、微妙な線引き内にカテゴライズされているが、筆者に言わせれば「不倫」という生々しい響きをもつ言葉を、カジュアルな横文字に置き換えることによって、おたがいの罪の意識を軽減させただけとしか思えない。
取り残された側の配偶者からすれば、“セカンドパートナーし合っている二人” が「友だち以上」を意識しながら逢瀬を重ねていること自体が問題なわけであって、たとえそこに肉体関係があろうがなかろうが、つまはじきされた者の疑心暗鬼が深まっていくのは避けることができない。いや、肉体関係という明確なペナルティを有さないゆえの“後ろめたさの希薄さ”が、徹底秘匿へのツメの甘さへとつながりかねないぶん、よりタチが悪かったりもする。
とどのつまりが、「今日の夜はセカンドパートナーとイタリアンなんで、帰りはちょっと遅くなるから~」と言われて、「わかった! 楽しんできて~」と返せる夫や妻が、この世の中に何人いるのかということだ。だったら、陰でこそこそ乳くり合っているほうが、まだ幾分マシではないか?
「友だち以上不倫未満」などと、微妙な線引き内にカテゴライズされているが、筆者に言わせれば「不倫」という生々しい響きをもつ言葉を、カジュアルな横文字に置き換えることによって、おたがいの罪の意識を軽減させただけとしか思えない。
取り残された側の配偶者からすれば、“セカンドパートナーし合っている二人” が「友だち以上」を意識しながら逢瀬を重ねていること自体が問題なわけであって、たとえそこに肉体関係があろうがなかろうが、つまはじきされた者の疑心暗鬼が深まっていくのは避けることができない。いや、肉体関係という明確なペナルティを有さないゆえの“後ろめたさの希薄さ”が、徹底秘匿へのツメの甘さへとつながりかねないぶん、よりタチが悪かったりもする。
とどのつまりが、「今日の夜はセカンドパートナーとイタリアンなんで、帰りはちょっと遅くなるから~」と言われて、「わかった! 楽しんできて~」と返せる夫や妻が、この世の中に何人いるのかということだ。だったら、陰でこそこそ乳くり合っているほうが、まだ幾分マシではないか?