ファッション用語。英語表記だと「Normcore」。「norm(=normal/ノーマルの略)」と、ハードコアなどでも使われている「core」を組み合わせた造語で、直訳的には「究極の普通」。
モノトーン調で一見目立たない無地の柄の洋服を無造作風にコーデするも、じつはカットだったり素材の質だったりにこだわった着こなしのこと。
また、そういう骨太なスタイルを貫き通すことによって、流行やブランドネームに左右されない「シンプルだけど、どこかオーラがあって雰囲気を感じさせる自分」を志す、俗に言うところの「意識高い系」の人たちが好むファッションである。
ホンモノの審美眼と優れた容姿を持つ少数派にとっては、まさに願ったりかなったりのトレンドだが、フシ穴な審美眼と並か並以下の容姿しか持たない多数派が安易に手を出せば、単なる「さえないアンチャン・ネーチャン」にしか見えない危険性が高い、両刃の剣的ファッションでもある。
今年の夏は「イケメンパンツ」として白のバミューダ(←死語?)が大ブレイクしたが、コレもまたノームコアの一環なのかもしれない。が、「股間がすぐ黄ばんでくる」という理由で、筆者はまったく食指が動かなかった。男も50を過ぎれば悲しいかな、シモがユルくなってしまうのだ。
モノトーン調で一見目立たない無地の柄の洋服を無造作風にコーデするも、じつはカットだったり素材の質だったりにこだわった着こなしのこと。
また、そういう骨太なスタイルを貫き通すことによって、流行やブランドネームに左右されない「シンプルだけど、どこかオーラがあって雰囲気を感じさせる自分」を志す、俗に言うところの「意識高い系」の人たちが好むファッションである。
ホンモノの審美眼と優れた容姿を持つ少数派にとっては、まさに願ったりかなったりのトレンドだが、フシ穴な審美眼と並か並以下の容姿しか持たない多数派が安易に手を出せば、単なる「さえないアンチャン・ネーチャン」にしか見えない危険性が高い、両刃の剣的ファッションでもある。
今年の夏は「イケメンパンツ」として白のバミューダ(←死語?)が大ブレイクしたが、コレもまたノームコアの一環なのかもしれない。が、「股間がすぐ黄ばんでくる」という理由で、筆者はまったく食指が動かなかった。男も50を過ぎれば悲しいかな、シモがユルくなってしまうのだ。