「世界ゆるスポーツ協会」なる団体がある。公式ホームページに掲載されているキャッチは、「スポーツ弱者を、世界からなくす」。世の中にはスポーツが苦手な人も、からだが不自由な人も、高齢で激しい運動が難しい人もいる。しかし「ゆるスポーツ」ならば、誰もが気軽に楽しめるというふれこみだ。
ユニークだが、案外とスポーツたりえているものが多い。専用のイモムシウェアに下半身を入れ、ほふく前進でプレーする「イモムシラグビー」、手がツルツルになるハンドソープをつけてプレーする「ハンドソープボール」、乱暴に扱うと泣き出すボールを用いる「ベビーバスケ」……。共通しているのは、参加者全員に等しく「ハンデ」を課すという発想だ。これによって、運動能力による劣等感の介在しない競技が実現することになる。
協会代表・澤田智洋氏の本職は広告代理店のコピーライターで、世間に対して「仕掛ける」ことに巧みだ。どのゆるスポーツも、「動画よりも静止画で映える」というほど見た目のインパクトを重要視している。笑ってしまうほどのネーミングも秀逸だ。実際、ゆるスポーツの紹介には話題としてのバリューが見出されているようで、マスコミの取材が殺到している。
ユニークだが、案外とスポーツたりえているものが多い。専用のイモムシウェアに下半身を入れ、ほふく前進でプレーする「イモムシラグビー」、手がツルツルになるハンドソープをつけてプレーする「ハンドソープボール」、乱暴に扱うと泣き出すボールを用いる「ベビーバスケ」……。共通しているのは、参加者全員に等しく「ハンデ」を課すという発想だ。これによって、運動能力による劣等感の介在しない競技が実現することになる。
協会代表・澤田智洋氏の本職は広告代理店のコピーライターで、世間に対して「仕掛ける」ことに巧みだ。どのゆるスポーツも、「動画よりも静止画で映える」というほど見た目のインパクトを重要視している。笑ってしまうほどのネーミングも秀逸だ。実際、ゆるスポーツの紹介には話題としてのバリューが見出されているようで、マスコミの取材が殺到している。