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気持ちいい体の動かしかた

2014-05-15

人間の体の動かし方には、血液型のごとく生まれ持ったタイプがあり、そのタイプに合った動きをすることで、心地よかったり、パフォーマンスを引き上げたりすることができるという理論 ~4スタンス理論~ がある。

4スタンスというだけにタイプはA1,A2,B1,B2の4つなのだが、そのタイプの見分け方が面白い。たとえば、AタイプかBタイプかを確かめるのに、「イスに座って膝を垂直に曲げていると立ち上がれないのはBタイプ」だったり「膝を押さえてもらって腹筋をするほうがやりやすいのがAタイプ」などがある。筆者は典型的なBタイプと思われ、イスから立ち上がるときはかかとを手前(お尻の下側)に引いてから立つし、腹筋で膝を押さえられても力が入らないタイプである。

1タイプと2タイプは、人差し指で握るか、くすり指で握るかの違いがいちばんわかりやすい。我流だが、薄手のペットボトルをゆっくり握りつぶしはじめるとき、人差し指のところから凹むか、くすり指のところから凹むかでも見分けがつくと思う。

もうひとつの切り口としてクロスタイプとパラレルタイプがある。クロスタイプとは体幹を中心に、対照となる右肩と左腰、左肩と右腰が引っ張り合ったり、縮み合ったりすることで力を出すタイプ。パラレルは右肩と右腰、左肩と左腰となる。ちなみA1とB2がクロスタイプ、A2とB1がパラレルタイプだそう。

ガッツポーズにもその特長が現れるらしい。例えば拳を突き上げるタイプは、伸び上がるほうが力が出しやすいAタイプだったり、その拳を斜めに上げているならばクロスタイプだからA1だ、といった見分けができるようだ。逆に沈み込むような、たとえば五木ひろし的なガッツポーズは、クロス(A1 or B2)に縮み込み(B)しているのB2と言えるのかもしれない。

スポーツから生まれた理論ではあるが、人間観察や日常生活にも応用できる4スタンス理論を活用してみてはどうだろうか。

2014-05-15 written by テツマザキ
重心が土踏まずの後ろ側にあるので、一歩踏み出すのにワンテンポ遅れるらしいBタイプと思われるテツマザキがお送りしました。