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豊洲物語

2019-02-08

今夜は最高!、と言えばタモリの番組ですけど最近見ているのはブラタモリ。
先日初めての海外ロケでローマに行っていた回も面白かったが、その後のテーマが豊洲。そこで意外な発見があった。

豊洲は、有明、東雲と同じく関東大震災のガレキによって生まれた埋め立て地。戦後、東京湾の港湾施設がほとんど米軍に接収されたさい、新たに荷揚げするためのふ頭が豊洲に作られた。そこからの物資が戦後復興を加速させた。

ほかの湾口施設が機能しはじめると、豊洲には石川島播磨重工業や東京ガス、東京電力の発電所などが立った。今度は都心へのエネルギー供給拠点である。

いまのような豊洲になったのはいつごろだったろうか。
日本ユニシスが豊洲に移転したのが2003年、ららぽーとができたのが2006年だそうだ。当時、赤坂の一等地にあったユニシスが豊洲に移転したのは今も覚えているほどちょっとびっくりした記憶がある。それが、あれよあれよという間に新しい街ができあがってしまった。

そして昨年2018年の市場移転、次がオリンピック・・・。

これはブラタモリのお話なのではあるが、こうしてみると豊洲、東京湾の埋め立て地が東京の繁栄に大きく関わってきたことがわかる。

豊洲市場開設では、いろいろスッタモンダがあったが(いまもあるようだが)、あの時ブラタモリみたいな物語を語ってくれたら全く違う印象だったのではないかと思う。わたしは豊洲市場懐疑派、かつ東京オリンピックはやめてくれ派、かつ東京電力の福島第一原発事故に強い憤りを感じる派ではあるが、経済的メリットや合理性、安全性だけでなく、東京を支えてきた埋め立て地に新しくぼくらの胃袋を支える施設を作るのだと伝えられたら、もう少しポジティブに考えられたかなと思うんですけどねぇ、小池さん。残念だわ。

2019-02-08 written by テツマザキ
写真にある暖簾が結んであるが、これ、貸し切りの意味?と思って調べてみたが、とくにそういうことでもないらしい。なんか意味あるんですかね?