壊れかけのパソコン

家のノートパソコンが壊れた。愚息が大学のリモート授業でも使っているので、なかなかの一大事である。とはいえ安い買い物ではないので、ほいほいと買うのもなあと思い、案を練ることに。

とりあえずリモート授業に支障がなければよかろうと、低スペックの安いやつを探してみる。2～3万でもそれっぽいパソコンが売ってるもんだなと思いながら、店員さんに声をかける。このパソコンでも Zoom とか大丈夫ですかね？　答えはノー。同じような質問が多いのでしょう。専用資料を持ってきて、低スペックのパソコンでは如何にダメかを説く。オンライン会議などで使うなら、CPU は COREi5 相当以上、メモリは8GB を進めますって。

えーっ、結構なスペックじゃないですかっ！　ちなみに CPU とはパソコンの脳にあたる部分。インテル社であれば、COREi9 と呼ばれるものがいちばん頭が良い（＝値段が高い）となる。以下、COREi7、COREi5、COREi3 と続く。わりとしょっちゅう新製品がでてるようなので、去年の COREi7 より今年の COREi5 のほうが優秀、ってこともあるようです。

で、狙っていた2～3万のパソコンは、この COREi3 よりも低スペックな CPU なのです。買っても使えなかったら意味ないし、、、と思っていたら、店員さんから、iPadなら大丈夫ですよ、32GBのヤツなら34800円（税別）です、って。

えーっ、iPadってそんなに安いんですかっ！　iPad っていま、iPad Pro、iPad Air、iPad、iPad mini と、ラインナップが豊富。その中でもただの iPad 32GBモデルは iPad としてはかなりお安くなっております。というか、同じような金額でロースペックのパソコンを買うなら、この iPad のほうがお得に思えます。もちろんメインパソコン（パソコンとは違いますが）にはなりえませんけどね。2台目にノートパソコンがなくてもいいけど、あってもいいかなー、みたいな人にはちょうどいいように思えます。

ところで、壊れたパソコンはどうなっているのか？　ためしに別のモニターにつないで起動すると、どうやら本体は問題なさそう。液晶だけが割れているようです。これだけ交換できればなあ、とつらつらサイトを眺めていると、あるんですね、液晶交換ってのが。

いろいろ動画を漁ると、同じような型のパソコンの液晶交換方法を発見。ほほぉー、あとは部品があるかどうか。が、これが見つからない。やっぱり無理かと一度はあきらめたのですが、液晶を探しているときに、中古品が検索されたりもするので、見るとほぼ同じ型のパソコンが2～3万で売っている。ってことは、中古品から液晶を移植すればよいのか？ということで、液晶がきれいそうな安いやつを買ってしまいました。

本当にできるのでしょうか、液晶交換。失敗すれば、ほぼ2万円をドブに捨てることに。結果は、、、成功したらお知らせしますっ！