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昨夏に入院をしてから、3か月に一度、経過観察で病院に通っている。前回ショックなことに、主治医から9月いっぱいで転院し、他県に行くと告げられた。まあ私生活で仲良くしていたわけでもなく、「超かっこいいから気になる」などという感情はサラサラない、ただの主治医である。でも突然、次回は違う先生にスイッチするなんて言われると、「なんで私を置いていくんだーーー」と未練たっぷりとなり、めちゃくちゃ落ち込んだ。
会計を待つ間、ふと先生のプロフィールなるものを知りたくなりググった。わりと論文も書いていたり、講演会もしていたりで、内容を見ると、やはり優秀なお医者さんである。手術の腕前はピカイチだったし、診察も丁寧だったしなあ、なんだかなあ、と思っていたら、顔写真付きで紹介されているページを発見した。開いてみると……
あれれ、思っていた顔と違うぞ!
出会いはすでにどっぷりコロナ禍だ。私はマスク姿の先生しか知らない。
いや別に思った以上にかっこいいとか、そうでもない、とかそういうんじゃなくて、ですね。鼻が大きいとか、口が小さいとか、顎が出てる、とかそういうわけでもないんですね。目の感じだとか、声の感じだとかで、きっとこういう顔なんだろうなあ、と想像以上の想像力を働かせて接していたんだろう。思い描いていた人と全然違う人と1年間しゃべっていたんだと、ますますショックを受けてしまった。
顔写真をはめ込んだ名刺をもらったことが何度かある。気恥ずかしいから、私は絶対いやだなあなんて思っていたけど、マスク生活は当分続くだろうから、対面仕事が多い人にとっては、必要不可欠なアイテムになっていくのかもしれない。というか、すでになっているのかな。
先日、はじめましての人にあいさつをしに行った。「あ、ぼく、こんな顔してるんです」と一瞬、マスクをずらして中身を見せてくれた。実にキュートな対応だった。瞬発力のない私はとっさのことに、「私もこんな顔してまーす」なんて反応もできずにスゴスゴ帰ってきた。でもきっと関係性は長くなるだろうから、次回対面した時に私もやってみようと思う。あ、でも、ノーマスク姿のオンラインで会うほうが先になるのかな。
2024年11月9日(土)8:00~17:00 ※予定
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