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ワールドカップに注目する超個人的な理由

2022-11-22

サッカーワールドカップが始まった。根っからのミーハーである私は4年に一度のワールドカップが好きで好きでたまらなかったが、前回くらいからまったく興味がなくなった(つまり年をとったというわけか)。というわけで、今回もまったくノーマークだったのだけれども、ある選手が森保ジャパンにいることを知ってしまったのだ。

ある選手とはプレミアムリーグで活躍する「三笘薫」だ。そして、かおるんの本名はご察しの通り「薫」である。同じ名前というだけで、なぜか「見てみるか」、となるわけである。そのことを上司のテツマザキさんに言うと、「君は名前愛がホント強いよねえ」と言われた。えーそんなに!? 私、名前のことそんなにこだわってましたっけ?

小さなころから自分の名前があまり好きではなかった。苗字も男っぽいので、わりと男の子に間違われた。「かおる」じゃなく、「かおり」だったらよかったのになあ、とよく思ったものである。高校時代になると、「まり」とか「えり」とか、外国人でも発音しやすい名前ならよかったのになあとかよく思ったものだ。大人になって、春生まれで「風薫る」にちなんで名付けたという両親の思いも知って、ようやく、まっいっかと思うようになった。

そういうわけで同じ名前の人に関しては過剰な反応をしてしまうのかもしれない。ドラマの役名とか、女優さんとか、どうしても感情移入してしまう(まあそんなに見かけないけれど)。

そして「エヴァンゲリオン」で渚カヲルが出てきたとき、ガラリと意識が変わった。性別を超えて使える名前、やっぱいいじゃん! と思えるようになった。そうそう、かの『源氏物語』にも、薫は出てきてるんだしね。すごい前から使われているじゃない!

というわけで話は戻る。三笘薫。すごくいいプレイヤーだそうだ。禁断のWikipediaで調べてみると、現在、イングランドのサッカーリーグ、プレミアリーグの ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに在籍。2021年8月に川崎フロンターレから移籍。その移籍金はなんと推定で約3億9000万。Jリーガーとしてこれまでの最高額だそう。

ああ、本当にこんな選手をつい最近まで知らなかったんだなあ。久しぶりに見てみるか、サムライブルー(言い方、古い?)の試合。名前きっかけという不思議な理由なんですが。さていよいよ明日はドイツ戦である。

2022-11-22 written by かおるん
今回のユニフォームのテーマは折り紙。2002年の決勝の地、横浜に270万羽の折り鶴が舞い上がったことにちなんで。あれから20年、経ったんですねえ。