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  10. 御柱祭
改訂新版 世界大百科事典・国史大辞典

改訂新版・世界大百科事典
御柱祭
おんばしらまつり

長野県の諏訪大社において7年目ごと(申と寅年)の春に行われる式年大祭。地元では単に〈おんばしら〉といい,また〈みはしらさい〉とも呼ぶ。諏訪大社は上社の前宮と本宮,下社の春宮と秋宮のあわせて4宮からなり,それぞれの社殿四隅に山中から氏子が引き出してきた巨大な自然木(モミ)を合計16本立てる。その起源は坂上田村麻呂が蝦夷征伐の途中,同社に祈願し,その報賽(ほうさい)のため造営したのに始まると伝えるが,この祭儀はさらに古いと考えられ,その意義についても古来から諸説ある。神霊降臨の依代(よりしろ)説,四至の聖地標示説,社殿造営代用説などが有力である。御柱の伐採にはその年の1月に厳重な儀式が行われ,山出し,曳き出し,里曳き,冠落しには諏訪地方の全氏子が動員され,木遣りの競演などもあってにぎわう。長野県内のこのほかの神社でも御柱祭を執り行うところが多い。
[岡田 荘司]

[索引語]
諏訪大社 御柱祭

国史大辞典
御柱祭
おんばしらまつり
長野県諏訪大社の特殊神事。この神事を地元では単に「おんばしら」と呼ぶ慣わしであり、祭の字を加える場合は「みはしらさい」と呼んでいる。諏訪大社は上社と下社から成り、上社は前宮(まえみや)と本宮(もとみや)、下社は春宮(はるみや)と秋宮(あきみや)に分かれ、四宮とも境内の四隅に巨大な自然木(樅)の柱が立てられている。この柱は申(さる)と寅(とら)の年に立てかえる慣わしで、これに伴う一切の山仕事を代々つかさどってきた一群(八戸~九戸)を「山作り」と呼び、その年の正月に、そのうちから一戸をえらんで当番役とし、その家を「やど」とする。この「やど」で山の神を祭ったり伐採用具の火入れ式を行なったりする。その後、山出し(伐採)・曳き出し・里曳き・冠落しを行い、所定の位置に柱を立てる。多数の労力を要する場合には諏訪地方の氏子が総動員され、木落し・川渡しなどの見せ場があったり、あるいは木遣り音頭の競演などもあったりして、近在近郷からの見物衆でわきかえるような賑いを呈する。昔からこの年は普請や婚礼など出費のかさむことを遠慮する例になっていたが、衣裳の新調だけは例外で、着飾った娘たちの間から嫁をさがす風習が生まれ、それは現在でも残っている。巨大な自然木の柱を立てることの意義については、古来、いろいろな説があり、儒・仏の教理に由来するとの説もあったが、今日では神霊降臨のための「よりしろ」説、聖地の四至標示説、社殿造営代用説などが検討の余地を残し、今後の考古学・民俗学・民族学などによる比較研究の成果に俟つところが多い。
[参考文献]
宮地直一『諏訪神社の研究』後編、宮坂清通『諏訪の御柱祭』
(祝 宮静)
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検索コンテンツ
1. 御柱祭
日本大百科全書
諏訪(すわ)大社のそれがとくに有名。同社の上社(本宮、前宮)と下社(春宮、秋宮)にてなされる御柱祭は、7年目ごとの寅(とら)・申(さる)の歳(とし)を式年とし、 ...
2. 御柱祭
世界大百科事典
れ,木遣りの競演などもあってにぎわう。長野県内のこのほかの神社でも御柱祭を執り行うところが多い。岡田 荘司 諏訪大社 御柱祭 ...
3. おんばしら‐まつり【御柱祭】画像
デジタル大辞泉
諏訪大社の祭礼。申(さる)年と寅(とら)年の春、依り代となる御柱を山中から曳(ひ)き出し、上社の本宮・前宮と下社の春宮・秋宮それぞれの四隅に建てる。おんばしら。 ...
4. おんばしらまつり【御柱祭】
国史大辞典
研究の成果に俟つところが多い。 [参考文献]宮地直一『諏訪神社の研究』後編、宮坂清通『諏訪の御柱祭』 (祝 宮静)  ...
5. おんばしら‐まつり【御柱祭】
日本国語大辞典
氏子たちが木遣唄に合わせて曳き出し、御柱の先端を三角錐に削って立てる。県内外の摂末社にも、やや小規模な御柱祭を行なうところが多い。《季・夏》 ...
6. 心御柱祭(しんのみはしらまつり)[大神宮]
古事類苑
神祇部 洋巻 第3巻 181ページ ...
7. 大神宮心御柱祭 (見出し語:柱【篇】)
古事類苑
神祇部 洋巻 第3巻 181ページ ...
8. あんこくじむら【安国寺村】長野県:茅野市
日本歴史地名大系
ている。御柱屋敷は現安国寺橋下流一〇〇メートルの宮川土手近くにあり、諏訪大社上社本宮・前宮の御柱祭の山出し祭(四月)終了後、里引き祭(五月)までのほぼ一ヵ月間、 ...
9. いくしまたるしまじんじゃ【生島足島神社】
国史大辞典
なお蟇目鳴弦並蛙狩神事・御門祭・御筒粥卜神事・遷座神事・御歳代種蒔神事並祇園天王降祭・御籠祭・御柱祭などの特殊神事がある。 (大場 磐雄)  ...
10. いくしまたるしまじんじゃ【生島足島神社】長野県:上田市/塩田地区/下之郷
日本歴史地名大系
器が発掘されたことがあるなど十分検討する要がある。生島足島神社には「御柱祭」と「オコモリマツリ」がある。この地方に多い御柱祭は七年ごとの四月中旬に行われ、柱を四 ...
11. おおみやすわじんじゃ【大宮諏訪神社】長野県:飯田市/上飯田村
日本歴史地名大系
祭」を質素にとの申渡しが出されており、文化二年(一八〇五)にも質素にとの触書が出ている。また御柱祭も七年目ごとに行っている。 ...
12. おこや【御小屋】長野県:諏訪郡
日本歴史地名大系
る。この御柱祭は古来、七年ごとの寅・申の年に行われ、昔から人の山を見たければ諏訪の「オンバシラ」を見に行けとか、または諏訪の人祭といわれるほど多数の人々が繰り出 ...
13. おのじんじゃ【小野神社】長野県:塩尻市/筑摩地地区/北小野村
日本歴史地名大系
原秀政の社領寄進以来、歴代領主から一〇石の黒印が出されている(小野神社文書)。江戸期の式年の御柱祭には波多御林から曳き出し、曳人足は松本領島立組・出川組・塩尻組 ...
14. 御柱小唄
デジタル大辞泉プラス
長野県の民謡。諏訪大社の御柱祭において、主に下諏訪方面で歌われる。 2013年05月 ...
15. 御柱長持唄
デジタル大辞泉プラス
長野県の民謡。諏訪大社の御柱祭で歌われる。 2013年05月 ...
16. かたぎりむら【片桐村】長野県:上伊那郡/中川村
日本歴史地名大系
ケ村之氏神也、毎年七月廿七日祭礼有、又七ケ年に一度宛之諏訪御柱祭之節、寅申三月も祭礼有」とあり、現在も旧片桐郷七ヵ村で寅・申年に御柱祭を行っている。片桐郷七ヵ村 ...
17. かみのはらむら【神原村】長野県:茅野市
日本歴史地名大系
この村には、八ヶ岳連峰前山の御小屋山の御林(諏訪大社上社の所有で、御柱山ともいう)を監視し、式年造営(御柱祭)の際には御柱の伐採に従う家柄である山作の家が八軒あ ...
18. 木遣り
世界大百科事典
ーイヤナ〉は木遣りの際のはやしことばであった。長野県諏訪の,7年めごとに行われる上社・下社の御柱祭(おんばしらまつり)は,山から切り出した御神木を数千人の氏子が ...
19. こまみねじんじゃ【子檀嶺神社】長野県:小県郡/武石村/小沢根
日本歴史地名大系
社。古来より武石組八ヵ村の産土神で(小県郡史)、七年ごとに御柱祭が行われ、天明二年(一七八二)の記録が残存する(武石村郷土誌)。御柱祭の式年祭日は閏三月一四日と ...
20. しきねんさい【式年祭】
国史大辞典
が行われる。また一般神社においても式年祭が行われている。たとえば長野県諏訪大社の七年目ごとの御柱祭、そして茨城県鹿島神宮の御船祭や千葉県香取神宮の神幸祭はともに ...
21. 神道集 291ページ
東洋文庫
木に鎌を打ち込む行事。諏訪神社では春秋の遷宮祭の行列の先に投鎌を持つものが二人いて、六年一度の御柱祭のとき、山造りの役は御柱用材に投鎌を打ち込む式をする(年中行 ...
22. 心御柱
世界大百科事典
れる。20年ごとの式年遷宮に当たって,特別にその用材を伐採するための木本祭と,これを建てる心御柱祭とがいずれも夜間の秘儀として執行され,奉仕者も禰宜,大物忌など ...
23. すすきがわじんじゃ【須々岐水神社】長野県:松本市/里山辺地区/薄町村
日本歴史地名大系
湯ノ原のお船は立川和四郎が安政五年(一八五八)に作ったといわれ、獅子舞の囃子・舞台車は大切にされている。御柱祭も行われるが、中世以降、諏訪大社系の神社となったた ...
24. 諏訪史料叢書[文献解題]長野県
日本歴史地名大系
年刊 構成 巻一(年内神事次第旧記・諏訪神社祭典古式・諏訪上下両社年内神事大略 附上下両社御柱祭古今)、巻二(諏方大明神画詞・諏訪大明神御本地縁起・諏方上下社 ...
25. すわじんじゃ【諏訪神社】長野県:南佐久郡/小海町/松原村
日本歴史地名大系
きた。諏訪上下社の祭事の中で特に古式を伝え、この地方まれにみる大祭は、御柱祭と御射山祭、酉の日祭及び太々神楽である。御柱祭は七年ごとに一回、二月八日「山出し」、 ...
26. すわじんじゃ【諏訪神社】長野県:上伊那郡/辰野町/宮木村
日本歴史地名大系
国泰民康、加之退散所対之怨敵於万里外、紹隆累代之武運於億春間、以祈以祷、と記されている。七年ごとの御柱祭が諏訪大社より三日以前に行われ、四本の御柱は一は宮木村、 ...
27. すわじんじゃ【諏訪神社】鳥取県:八頭郡/智頭町/智頭宿
日本歴史地名大系
天明二年から御柱祭を始めた。これは寅と申年の四月の酉の日を選んで行われるもので、本殿の四隅にある杉の柱を建替える祭である。諏訪神は鎮火に御利益があることからこの ...
28. 諏訪大社
日本大百科全書
御柱(おんばしら)祭などがある。なかでも7年に一度、寅(とら)年と申(さる)年に行われる式年造営の御柱祭は社殿の四方の柱を新しく建て替える行事で、とくに御柱の曳 ...
29. 諏訪大社
世界大百科事典
る。特殊神事中の最大のものは,寅・申の年の4月より5月にかけて行われる式年造営御柱大祭,俗に御柱祭(おんばしらまつり)といわれるそれで,桓武天皇の代に始まるとも ...
30. すわ‐たいしゃ【諏訪大社】画像地図
デジタル大辞泉
とめのかみ)。古来、狩猟神・農業神・武神として信仰を集めてきた。全国諏訪社の本社。7年ごとに御柱祭(おんばしらまつり)が行われる。信濃国一の宮。諏訪神社。  ...
31. すわたいしゃ【諏訪大社】画像
国史大辞典
下社はお舟祭といい、旧暦七月一日(現在は八月一日)の御遷宮を大祭とする。そのほかに上社・下社とも御柱祭(おんばしらまつり)があり、六年ごとの寅・申年の四月・五月 ...
32. すわたいしゃかみしゃほんみや【諏訪大社上社本宮】長野県:諏訪市
日本歴史地名大系
れ、実際の費用は信濃国内の諸郷が負担した。後には御柱の建替えが主要な行事とされるようになり、御柱祭は殷賑を極めた(諏訪郡の→御小屋)。この年の秋は、諏訪社の摂・ ...
33. すわたいしゃしもしゃ【諏訪大社下社】長野県:諏訪郡/下諏訪町
日本歴史地名大系
到寅刻減滅燈籠而、設庭燎神輿奉遷新殿、(中略)是請御柱立と記されており、遷宮は夜間に行うことが守られてきた。御柱祭は上社と同様盛大に行われてきている。下社の御柱 ...
34. たつのまち【辰野町】長野県:上伊那郡
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内全域にわたり、南部がわずかに蕗原庄に属していたと考えられる。従って諏訪神社との関係が深く、御柱祭など広く行われている。諏訪・筑摩に接し、交通上伊那谷の北の門戸 ...
35. たつやすくらじんじゃ【達屋酢蔵神社】長野県:茅野市/横内村
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御座候為後日仍如件 天正十二年甲申年十月 日 矢島左近伍竜女宮大明神とあり、以後も寅申の年の御柱祭には御小屋神林より曳出しを行ってきたが、明治初年に至り御料地( ...
36. 中部地方画像
日本大百科全書
だし)・曳山(ひきやま)・屋台などを伴うものである。7年に一度行われる長野県の諏訪(すわ)の御柱祭(おんばしらさい)は巨木を曳(ひ)き出して立てる祭りである。  ...
37. なかばさみ【中挟】長野県:小県郡/青木村/田沢村
日本歴史地名大系
もともと中挟は田沢と相並ぶ郷であったことが知られる。この天正六年の造宮帳は同年行われた諏訪大社の御柱祭の予算帳の性格をもつが、その決算帳にあたる天正七年の上諏訪 ...
38. なかやまじんじゃ【中山神社】岡山県:津山市/旧苫田郡地区/西一宮村
日本歴史地名大系
正徳年間(一七一一―一六)以降はおもに牛馬市が開かれていた。九月二一日流鏑馬、一一月中午日には荷前祭(御柱祭)が行われ、藤内氏・有木氏が荷前(初穂)や白幣を神前 ...
39. 柱
日本大百科全書
自然木あるいは清浄な柱をもって神の来臨を仰ぐ習わしがあり、その神事としては長野県諏訪(すわ)大社の御柱祭(おんばしらまつり)が有名であるが、盆の柱松行事もそれで ...
40. ひらいでむら【平出村】長野県:上伊那郡/辰野町
日本歴史地名大系
諏訪大明神を祀る里宮法性神社があり、近くには御陵ヶ塚や御社宮司大明神がある。諏訪社上社にならい御柱祭が行われ、七月一八日の例祭には湛の神事の遺風といわれる御神輿 ...
41. ひろみねじんじゃ【広峯神社】兵庫県:姫路市/旧飾磨郡地区/広嶺山
日本歴史地名大系
四月三日の御田植祭、四月一八日の穂揃式・走馬式、七月一日のオセンド祭、一〇月一八日の秋祭、一一月一五日の御柱祭などで、さらに祭日を改めて日曜日に変更したものもあ ...
42. やつるぎじんじゃ【八剣神社】長野県:諏訪市/小和田村
日本歴史地名大系
蜜柑祭とよばれる。御柱祭に際しては、近世には高島藩の林から御柱の用材が寄進され、木遣歌も独特のものをもつ。三之御柱の歌は、「昔甲賀の三郎様よ、御出征なされしその ...
43. やひこじんじゃ【矢彦神社】長野県:上伊那郡/辰野町/小野村
日本歴史地名大系
その他多くの神々で、例祭日は毎年八朔と定め「田ノ実祭」と称した。また新宮を造営し、正遷宮祭と御柱祭とが七年ごとの式年祭と定められ、その宮材は古来木曾の山林から出 ...
「御柱祭」の情報だけではなく、「御柱祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
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田神祭(国史大辞典)
村々の田神祭は、特設の社殿や恒例の日時に営まれたものではない。稲作の進行に従ってその折目ごとに一斉に行われた。農耕儀礼というのはこれらの諸祭儀のことであった。一年を通じてその主なものは、春耕作開始に先立っての神の迎え降ろしから、苗代播種(水口祭)、初田植(サビラキ)
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