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  11. 空華集
国史大辞典

空華集
くうげしゅう
五山詩文集。義堂周信(空華道人)著。二十巻十冊。南北朝時代成立。すでに貞治六年(一三六七)十二月には草稿の一部ができていた。しかし、五山版八冊は巻首に延文四年(一三五九)の中巌円月の序、洪武九年(永和二、一三七六)の季潭宗〓の空華歌、巻末に貞治七年の中巌の跋があるから、永和二年から程遠くない南北朝時代末期の開版であろう。その内容は、序一・序二・疏・書・記・説・銘・歌・祭文・題跋・雑著の文集十巻と、七言八句・七言絶句・五言八句・五言絶句・六言・四言・古詩の外集八巻とからなる。のち元禄九年(一六九六)、師点が五山版や写本などによって欠落や誤りを正し、返点・送仮名を付して、全二十巻として再版した。その内容は、中巌の序・跋と季潭の空華歌のほかに、元禄八年冬の師点の叙があり、巻一は古詩・歌・楚辞・四言絶句・五言絶句・六言絶句・七言絶句、巻二・三・四・五は七言絶句、巻六は五言律・五言排律、巻七・八・九・十は七言律・七言排律、巻十一・十二・十三・十四は序、巻十五・十六・十七は説、巻十八は記・書・題跋・雑著、巻十九は疏、巻二十は銘・祭文・跋に分類されている。『五山文学全集』二に収められているのはこれを底本としたものである。
(今枝 愛真)
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1. 『空華集』
日本史年表
1388年〈【北朝】嘉慶2・【南朝】元中5 戊辰〉 4・4 義堂周信没.生前 『空華集』 『空華日用工夫略集』 を著す。  ...
2. くうげしゅう【空華集】
国史大辞典
五山詩文集。義堂周信(空華道人)著。二十巻十冊。南北朝時代成立。すでに貞治六年(一三六七)十二月には草稿の一部ができていた。しかし、五山版八冊は巻首に延文四年 ...
3. あく‐いんねん[‥インエン]【悪因縁】
日本国語大辞典
〔名〕「あくえん(悪縁)(1)」に同じ。*空華集〔1359〜68頃〕七・次韻追悼智舟居士慰令父典薬悟峰「為報〓蘇州 ...
4. あたみおんせん【熱海温泉】静岡県:熱海市/熱海村
日本歴史地名大系
詠んでいる(東海一〓集・空華日用工夫略集・空華集)。永正元年(一五〇四)一〇月今川氏親は武蔵国での合戦の帰路、熱海で一七日間湯治をしている(宗長日記) ...
5. あたみごう【熱海郷】静岡県:熱海市/熱海村
日本歴史地名大系
ら康暦元年(一三七九)にかけての頃、熱海郷地蔵堂が火事にあい、忍性募縁の銅鐘が破損している(空華集)。応永五年(一三九八)六月二五日の密厳院領関東知行地注文案( ...
6. あ‐ゆ【阿諛】
日本国語大辞典
べっかをつかうこと。相手の気に入るようなことを言ったり、そのような態度をとったりすること。*空華集〔1359〜68頃〕一二・序勝上人詩巻「是三者之党。烏合蟻屯。 ...
7. あんらくじ【安楽寺】長野県:上田市/塩田地区/別所村
日本歴史地名大系
皆これ聚頭して仏法を学び、禅を学び、道を学ばんと要す」などとある。安楽寺開山とされる樵谷惟仙については「空華集」の「信州安楽諸山疏」の条の中に、入宋して、法を天 ...
8. い‐い[ヰ‥]【逶〓
日本国語大辞典
〔名〕(1)うねうねと曲がっていること。*空華集〔1359〜68頃〕一二・序闘鶏詩巻「渡〓略 ...
9. いきん の 栄(えい)
日本国語大辞典
富貴の身となって故郷へ帰るという名誉。*空華集〔1359〜68頃〕一一・送巧上人帰上州詩序「余観〓其盛言 ...
10. い‐げん[ヰ‥]【慰〓
日本国語大辞典
見舞いなぐさめる意)とむらいなぐさめること。災難にあった人や、戦死者の遺族などを見舞ってなぐさめること。*空華集〔1359〜68頃〕一四・答石室和尚慰火事書「伏 ...
11. い‐じ【異時】
日本国語大辞典
〔名〕今以外の時。ほかの時。他日。*空華集〔1359〜68頃〕六・贈徳操松侍者「異時成〓大樹 ...
12. いずさんじんじゃ【伊豆山神社】静岡県:熱海市/伊豆山村
日本歴史地名大系
氏貞打渡状写「集古文書」所収伊豆走湯山東明寺文書)。同七年春頃義堂周信は東明寺に遊んでいる(空華集)。明徳元年(一三九〇)八月六日の三浦高連請文写(「走湯古文一 ...
13. いっ‐しゃく【一勺・一杓】
日本国語大辞典
〔名〕(1)しゃくし、ひしゃくなどの一すくい。いっせき。*空華集〔1359〜68頃〕二・謝九峰古天二兄恵茶「一勺清流煮〓冽泉 ...
14. いっ‐そう[‥サウ]【一掃】
日本国語大辞典
【一】〔名〕すっかり払い除くこと。一度にきれいに片付けてしまうこと。*空華集〔1359〜68頃〕八・卒和二十七首寄答建長諸友 二和答大義雄首座「提唱臨 ...
15. いっていじ=を知(し)らず[=もない]
日本国語大辞典
全く文字が読めない。無学である。一文不知。*空華集〔1359〜68頃〕五・次石室韻送中心樹書記赴越中黄梅「老盧不〓識 ...
16. いん‐あく【隠悪・陰悪】
日本国語大辞典
〔名〕表面には表われていない悪事や悪心。*空華集〔1359〜68頃〕一四・臨大照文殊画賛後序「己攻〓人隠悪 ...
17. いんお‐しった[インヲ‥]【〓〓叱咤】
日本国語大辞典
〔名〕怒って、大声でしかりつけること。*空華集〔1359〜68頃〕一一・送忠義天帰伊陽曹源詩軸叙「〓 ...
18. いん‐けん【隠見・隠顕・隠現】
日本国語大辞典
〓知」*空華集〔1359〜68頃〕一一・菊隠歌序「余謂夫至人応 ...
19. うきしまぬま・うきしまがはら【浮島沼・浮島ヶ原】静岡県:沼津市
日本歴史地名大系
この地を訪れた数多くの文人たちの紀行文に描かれ、多くの詩歌の題材となった(「春のみやまち」「空華集」「梅花無尽蔵」「廻国雑記」「東国紀行」など)。また交通の要地 ...
20. うつらん の 天(てん)
日本国語大辞典
青々とした天。深いあい色をした空。*空華集〔1359〜68頃〕七・次韻追悼智舟居士慰令父典薬悟峰「袖裏未〓伸医国手。壺中先到蔚藍天 ...
21. う‐る【傴僂】
日本国語大辞典
〔名〕(1)(─する)腰をかがめること。また、腰が曲がっていること。*空華集〔1359〜68頃〕五・過橋「何処老人帰路滑。過〓橋傴僂怕 ...
22. うん‐うん【〓〓
日本国語大辞典
此慈愍覆護之恩〓」*空華集〔1359〜68頃〕一四・殊上人哭父頌叙「万物 ...
23. うん‐じょう[‥ヂャウ]【〓醸】
日本国語大辞典
醸」(2)ある感情が次第につくられ、たまっていくこと。また、ある雰囲気が生まれ高まっていくこと。*空華集〔1359〜68頃〕序「最於〓老杜老坡二集 ...
24. うん‐じょう【雲仍】
日本国語大辞典
〔名〕(「雲」は自分から数えて九代目の子孫をいう「雲孫」、「仍」は八代目の子孫をいう「仍孫」のこと)遠い子孫。*空華集〔1359〜68頃〕二・十朋嘉会詩叙「京師 ...
25. うん‐らい【雲雷】
日本国語大辞典
」(2)雲上の雷。*経国集〔827〕一四・秋雲篇、示同舎郎〈惟良春道〉「雲雷兮吼怒、日月兮朝夕」*空華集〔1359〜68頃〕七・次韻春屋首座「吾皇為 ...
26. うん‐りん【雲林】
日本国語大辞典
〔名〕(1)雲のかかっている林。高い山の林。*空華集〔1359〜68頃〕七・重用前韻並答嵩上人「雲林鶴去栖〓鴉鵲 ...
27. えい‐はつ【映発】
日本国語大辞典
〔名〕光や色などが互いに映(うつ)りあうこと。また、詩歌や文章が、互いにひきたてあうこと。映帯。えいほつ。*空華集〔1359〜68頃〕一三・贈儔上人詩巻後序「佳 ...
28. えん‐えん[ヱン‥]【〓〓
日本国語大辞典
共に美しい宝玉の名。また、これに文字を写すといって、優れた文章を石に刻んで後世に残すことにたとえる。*空華集〔1359〜68頃〕一六・大圭説「方将 ...
29. えん‐けん【偃蹇】
日本国語大辞典
戸、碧浪泓澄水在〓庭」*空華集〔1359〜68頃〕一一・懐仙巖詩巻序「蓋以 ...
30. えん‐こん[ヱン‥]【冤魂】
日本国語大辞典
〔名〕無実の罪によって死んだことを恨む霊魂。うらみの残っているたましい。*空華集〔1359〜68頃〕六・次韻武陽新城襍興寄序上人「百戦今誰在、千年只古城、冤魂銷 ...
31. えん‐ぱく【淵博】
日本国語大辞典
〔名〕(形動)学問教養が広く、奥深いこと。*空華集〔1359〜68頃〕一三・竹隠序「知〓其所 ...
32. えんぶ‐しゅう[‥シウ]【閻浮洲】
日本国語大辞典
〔名〕仏語「えんぶだい(閻浮提)」に同じ。*空華集〔1359〜68頃〕一一・華厳頌序「吾聞閻浮洲有〓尊樹王 ...
33. えんぶ‐しゅう【閻浮洲】
仏教語大辞典
「 えんぶだい【閻浮提】 」に同じ。 空華集 一一・華厳頌序 「吾聞閻浮洲有尊樹王、其名曰優曇」  ...
34. おう‐し[ワウ‥]【横恣】
日本国語大辞典
〔名〕(形動)勝手気ままなこと。わがままなこと。また、そのさま。*空華集〔1359〜68頃〕一一・賀誓大信住曹源頌軸序「其勢益張、奔放横肆、洋 ...
35. おく‐ろう[ヲク‥]【屋漏】
日本国語大辞典
衣裳〓」*空華集〔1359〜68頃〕二・次弉夢堂韻礼隰州祖師像「遺像年深屋漏新。就能認 ...
36. おだたかとも【小田孝朝】画像
国史大辞典
文善〓書」と評せられた(『空華集』)。また和歌をよくし、『新千載和歌集』『新拾遺和歌集』に各一首とられている。復庵宗己を開山と ...
37. おんせんじ【温泉寺】静岡県:熱海市/熱海村
日本歴史地名大系
いわれ、寛永七年(一六三〇)に雲居希膺が熱海を訪れて中興したと伝える。一説には南北朝時代の「空華集」などにみえる広済接待庵(湯治客宿泊施設)の跡ともいわれる。寺 ...
38. かい‐い[クヮイヰ]【魁偉】
日本国語大辞典
〔形動〕(「魁」は大の意)体格などが人なみはずれて大きく、たくましいさま。*空華集〔1359〜68頃〕一一・懐仙巖詩巻序「凡山川之秀必有 ...
39. かい‐こう【海寇】
日本国語大辞典
海寇〓所拘」*空華集〔1359〜68頃〕八・和陽谷答南海覆舟之句「毎防 ...
40. かい‐すう【海陬】
日本国語大辞典
〔名〕(「陬」は隅、辺地の意)海辺にある片いなか。海に面した、いなかの地。海隅(かいぐう)。*空華集〔1359〜68頃〕一一・送霊芳仲上人北游詩序「余窃恨晩 ...
41. かい‐なん【海南】
日本国語大辞典
【一】〔名〕南の海。また、その海に沿った地。*空華集〔1359〜68頃〕一・送攸知客帰海南宝陀「上人別〓我帰 ...
42. かく‐しゅう[‥シウ]【客愁】
日本国語大辞典
*本朝無題詩〔1162〜64頃〕七・於室泊即事〈釈蓮禅〉「長風浦暁客愁吟、落月湖秋郷涙紅」*空華集〔1359〜68頃〕六・次韻留別璞素中「百年文物老、千里客愁多 ...
43. かく‐てん【客店】
日本国語大辞典
〔名〕宿屋。旅館。*空華集〔1359〜68頃〕一四・答長楽在中円覚回祿書「臨〓別垂示法語数篇。収帰 ...
44. かく‐りゅう[‥リフ]【角立】
日本国語大辞典
〔1231〜53〕一顆明珠「雪峰も衆のなかにすぐれたりとおもひて、門下の角立なりとほめき」*空華集〔1359〜68頃〕一一・送黄梅一上人還郷詩序「而後出 ...
45. かけい‐やぼく【家鶏野鶩】
日本国語大辞典
家にあるよいものを捨てて、外にある悪いものを好むことのたとえ。家鶏を厭い野雉(やち)を愛す。*空華集〔1359〜68頃〕二・戯答春少林宝墨之問「我既無 ...
46. か‐こく[クヮ‥]【禾穀】
日本国語大辞典
〔名〕稲。また、稲、麦、アワ、ヒエ、キビなどの総称。*空華集〔1359〜68頃〕一一・万上人立秋思郷詩序「何則秋之為〓義。 ...
47. かつ‐ぜん[クヮツ‥]【豁然・闊然】
日本国語大辞典
*私聚百因縁集〔1257〕五・三「年二十余にして〈略〉般若経を講する事、豁然として開悟す」*空華集〔1359〜68頃〕二・跋雪水煎茶詩「雪水煎 ...
48. か‐ふう【荷風】
日本国語大辞典
〔名〕蓮(はす)の上を吹き渡る風。*空華集〔1359〜68頃〕五・題同上人扇「淡〓掃西湖千頃碧 ...
49. か‐ぼく【佳木・嘉木】
日本国語大辞典
〔名〕良質の木。美しい木。りっぱな木。*延喜式〔927〕二一・治部省「祥瑞〈略〉嘉木〈略〉右下瑞」*空華集〔1359〜68頃〕一二・送彜仲銘上人帰信陽詩序「夫求 ...
50. かわかどむら【川角村】埼玉県:入間郡/毛呂山町地図
日本歴史地名大系
枝村に玉林寺村がある。応永一八年(一四一一)没した京都建長寺前住持如春少林が一時玉林寺に住していた(空華集)。小田原衆所領役帳に江戸衆の太田大膳亮の所領として「 ...
「空華集」の情報だけではなく、「空華集」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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空華集(国史大辞典)
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