古代から近世末期まで、歴史・文学・宗教・言語・風俗・美術・音楽・遊芸・教育・道徳・法律・政治・経済・社会・その他各分野にわたる全書目を分類収録した一大叢書です。
底本には最新の改訂版(正・続:3版5刷以後、続々:3刷)を使用し、新字による全文テキスト検索、本文テキストのコピーを実現しました。また、本文テキストに対応する書籍紙面は画像で忠実に表示し、プリントアウトも可能です。
収録書目ごとに、分類(部立て)、収録書名、著者名、内容(書写年代・翻刻底本の情報)などの書誌情報を付しています。
本書にしか収録されていない資料も数多く、日本古典文化の集大成を活用した研究が期待できます。
群書類従・続群書類従
塙保己一(はなわほきいち、1746-1821)が重要かつ基本の資料を蒐集して編纂した叢書。『群書類従』の収録文献数は1,276点、『続群書類従』は2,128点にのぼる。少量で散逸しやすいものを中心に、古代から近世までのあらゆる貴重な文献を網羅し、法律・政治・経済・教育・道徳・宗教・社会・史学・文学・美術・音楽・言語・風俗・遊芸その他各分野にわたり、それらを分類収録。続群書類従完成会本『群書類従』は昭和9年(1934)に、同『続群書類従』は昭和47年(1972)に刊行完了。
続々群書類従
明治40年前後に国書刊行会から刊行。塙保己一の『群書類従』『続群書類従』にならって、神祇・史伝・記録・法制・地理・教育・宗教・詩文・歌文・雑の10部にわけて、正続『群書類従』に漏れた古典・古記録や江戸期に述作編纂された古典研究資料等を収録。その収録文献数は約350点にのぼり、諸学にわたり重要必見を要するもので本叢書以外には活字化されていないものを多数含んでいる。続群書類従完成会本は、古書保存会版を雑部としてあらたに1冊を加えた全17冊。