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  11. 親敵討腹鞁
改訂新版・世界大百科事典

親敵討腹鞁
おやのかたきうてやはらつづみ

黄表紙。2冊。朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)作,恋川春町画,1777年(安永6)刊。〈かちかち山〉の後日譚で,子狸に親の敵とねらわれた兎が義理に迫られて切腹し,狸はまた猟人を導いて討たせた狐の子狐に,猟人とともに討たれる。当時流行の料亭葛西(かさい)太郎などをとり入れ,梅が枝の手水鉢の芝居(《ひらかな盛衰記》)の趣向なども加えて,草双紙伝統の民話を黄表紙の滑稽味も豊かに当世化した作品。
[水野 稔]

[索引語]
朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ) 恋川春町 かちかち山
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1. 親敵討腹鞁
世界大百科事典
黄表紙。2冊。朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)作,恋川春町画,1777年(安永6)刊。〈かちかち山〉の後日譚で,子狸に親の敵とねらわれた兎が義理に迫られて切 ...
2. いき‐ぎも【生肝】
日本国語大辞典
今国性爺〔1722〕中「ばかされた古狐、今尾が見えた、生ぎもきりぬいてくれんと」*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「かしらの黒きうさぎのいきぎもをかねてもちひ給へ ...
3. うなぎ‐さき【鰻裂】
日本国語大辞典
〔名〕鰻を裂いて料理すること。また、その料理人、店をいう。*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「うなぎさきのほう丁にてせっぷくする」*歌舞伎・彩入御伽草(おつま八郎 ...
4. うなぎ‐ぶね【鰻船】
日本国語大辞典
〔名〕(1)鰻屋などで鰻をかっておく生簀(いけす)。*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「うさぎをうなぎぶねのうちへかくす」*歌舞伎・彩入御伽草(おつま八郎兵衛)〔 ...
5. お‐いえ[:いへ]【御家】
日本国語大辞典
馬「物ごしけしほど鼻へ入てなまり又おもしろしもとより御家の物なればいふはおろか」*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「たぬきおいへのはらづつみをうつ」*洒落本・契情 ...
6. かばい‐だて[かばひ:]【庇立】
日本国語大辞典
かばうこと。叱られたり、いじめられたりする者を必要以上にいたわり守ってやること。構いだて。*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「いらぬそなたのかばいだてそこのいて通 ...
7. 黄表紙
世界大百科事典
せいえいがのゆめ)》から始まるとされる。春町の友人朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)も《親敵討腹鞁(おやのかたきうてやはらつづみ)》(1777)を出し,以後両 ...
8. きびょうし【黄表紙】
国史大辞典
多く出したが、その友人朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)はさらに細かい洗練を加え、また『親敵討腹鞁(おやのかたきうてやはらつづみ)』『桃太郎後日噺』『案内(あ ...
9. ちゃ に=する[=なす]
日本国語大辞典
・辰巳之園〔1770〕「あんまり、心いいとおもって、何のかのと、茶にしやアがる」*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「くゎんをんもはらをたち給ひ、うさぎがくゎんもう ...
10. ばけ【化け】
デジタル大辞泉
「―の皮」 2 化け物。お化け。 「むじな、猫又など、月に一度ずつ会合して―の云ひ合はせあり」〈黄・親敵討腹鞁〉3 だますこと。あざむくこと。 「またすぐ―を言 ...
11. ばけ【化】
日本国語大辞典
の略。*歌舞伎・御摂勧進帳〔1773〕二番目「どうでもこりゃア、化(バケ)だな」*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「手下のきつねをはじめたぬき、むじな、ねこまたな ...
12. 朋誠堂喜三二
世界大百科事典
染めており,親友の恋川春町とともに,安永・天明期(1772-89)の黄表紙界を代表する作家となる。《親敵討腹鞁(おやのかたきうてやはらつづみ)》(1777)など ...
13. ほうせいどう-きさんじ【朋誠堂喜三二】
日本人名大辞典
日生まれ。出羽(でわ)久保田藩(秋田県)江戸藩邸の留守居役。代表的な黄表紙作者のひとりで「親敵討腹鞁(おやのかたきうてやはらつづみ)」などの作品をのこす。天明8 ...
14. よも の=赤(あか)[=あから]
日本国語大辞典
四方【二】の銘酒、滝水。よもの滝水。よも。*黄表紙・親敵討腹鞁〔1777〕「此おみきはよものあかとのめます」*黄表紙・御存商売物〔1782〕上「鯛のみそづに四方 ...
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黄表紙(日本国語大辞典)
黄色の表紙。草双紙(くさぞうし)の一つ。江戸後期、安永四年(一七七五)から文化三年(一八〇六)頃にかけて多く刊行され、黄色の表紙で、内容はしゃれ、滑稽、風刺をおりまぜた大人むきの絵入り小説
草双紙(日本大百科全書(ニッポニカ))
江戸時代の小説の一ジャンル。江戸特有の挿絵入り仮名書き小説で、寛文末年(17世紀後半)ごろに刊行され始めた幼童向けの絵本である赤本を初めとして、黒本、青本、黄表紙、合巻という順序で展開し、明治10年代(1877~86)まで出版され続けた絵双紙の総称。江戸時代のもっとも通俗的な小説の一つで
朋誠堂喜三二(改訂新版・世界大百科事典)
江戸後期の戯作者。本名は平沢常富,通称は平格(角),俳号は月成,狂名は手柄岡持。江戸に生まれ,14歳のとき秋田藩士平沢氏の養子となる。1781年(天明1)から秋田藩の御留守居役を務めるかたわら,戯作にも手を染めており,親友の恋川春町とともに,安永・天明期(1772-89)の黄表紙界を代表する作家となる。
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江戸時代後期の戯作者,浮世絵師。本名は岩瀬醒。俗称は京屋伝蔵。別号は醒斎,醒世老人,菊亭主人,菊軒など。父は伊勢国の出身で江戸深川に質屋を営み,京伝はその長子で弟に山東京山がいる。のちに銀座に転居。若くして北尾重政に浮世絵を学び,北尾政演の名で,1778年(安永7)黄表紙《開帳利益札遊合》の画工として出発
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