1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文学
  6. >
  7. 古典文学
  8. >
  9. 大和物語
  10. >
  11. 大和物語
改訂新版・世界大百科事典
大和物語
やまとものがたり

平安時代の歌物語。10世紀の中ごろに成立し,その後若干の増補が行われたと考えられる。書名の〈大和〉の根拠は不明であり,また作者についても,多くの推定説が提出されているものの現在のところ明証がない。約173段の小話から成り,《伊勢物語》とともに歌物語の代表とされるが,しかし《伊勢》は在原業平に擬せられる一人の〈男〉の一代記的な構成をもっているのに対し,この作品は一貫した主題や中心となる特定の主人公をもたない,雑然とした和歌説話集という体裁である。もっとも前半は宇多天皇の退位の折に伊勢御(いせのご)と歌をとり交わす話にはじまって,この時期の宮廷貴族の歌話が,主題また人物の関係で連想的に配置され,そこに和歌詠作を中心とする風流世界が次々と展叙される趣である。147段以後の後半は,およそ古歌をめぐる伝承説話の収集が主眼となっている。2人の男のはげしい求愛に応じかねて入水する女とその女のあとを追ってともに水死する男たちのことを語る生田川説話,権門の北の方となった女が貧しい蘆刈の男に零落しているかつての夫と再会する蘆刈説話,ほかの女に心を奪われた夫が一途に自分の身を案じて歌を独詠する妻の姿を見て愛を回復する立田山説話等々,多くの伝承がとり入れられて説話集的な性格を呈するに至っている。その地理的範囲も京都畿内を中心に九州から東国奥羽にまで及び,下層民衆の世界にまで取材しているが,各話すべて土俗性をふりはらい,雅趣をたたえた純愛・悲恋の物語となっている。それはすでに地方の民譚をも吸収しつつ貴族社会内部の口承文芸として流伝していた歌語りを基盤としているからであるといえよう。このような《大和》と時期を同じくして歌物語的歌集といわれる《後撰和歌集》や,やはり歌物語的色彩の濃い私家集が数多く編まれていることも宮廷社会の風尚の反映として注目される。この《大和物語》の後半部において,歌が中心というよりも話の筋・趣向,叙述に興味の重点が移っているのは,やがて到来する本格的な散文の物語の時代を予告しているともいえよう。
[秋山 虔]

[索引語]
伊勢物語 立田山説話 後撰和歌集
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のオンライン辞書・事典サービスです。
ジャパンナレッジについて詳しく見る

大和物語と同じ大和物語カテゴリの記事
大和物語(改訂新版・世界大百科事典)
平安時代の歌物語。10世紀の中ごろに成立し,その後若干の増補が行われたと考えられる。書名の〈大和〉の根拠は不明であり,また作者についても,多くの推定説が提出されているものの現在のところ明証がない。約173段の小話から成り,《伊勢物語》とともに歌物語の代表とされるが
大和物語と同じカテゴリの記事をもっと見る


「大和物語」は古典文学に関連のある記事です。
その他の古典文学に関連する記事
日本霊異記(改訂新版・世界大百科事典)
仏教説話集。日本の説話文学集の始祖的作品。〈にほんれいいき〉とも呼び,正式書名は《日本国現報善悪霊異記》,通称《日本霊異記》,略して《霊異記》ともいう。奈良薬師寺の僧景戒/撰述。成立は最終年紀の822年(弘仁13)以後まもないころ,ただし787年(延暦6)には原撰本が成るか。
古今和歌集(改訂新版・世界大百科事典)
醍醐天皇の詔により撰ばれた最初の勅撰和歌集。略称は《古今集》。20巻。古今とは〈いにしえ〉〈いま〉の歌の集の意と,後世の人々が,和歌が勅撰された延喜の時代をいにしえの和歌の聖代と仰ぎ見るであろう,の意を兼ねる。流布本では巻首に仮名序,巻尾に真名序を付し,歌数は1111首
竹取物語(日本大百科全書(ニッポニカ))
平安時代の物語。一巻。『源氏物語』には「かぐや姫の物語」(「蓬生」)、「竹取の翁」(「絵合」)とあり、「竹取翁物語」と題した写本もある。成立時期・作者ともに未詳であるが、およそ10世紀前半、貞観(859~877)から延喜(901~923)までの間に、男性知識人によってつくられたと考えられている。
大和物語(改訂新版・世界大百科事典)
平安時代の歌物語。10世紀の中ごろに成立し,その後若干の増補が行われたと考えられる。書名の〈大和〉の根拠は不明であり,また作者についても,多くの推定説が提出されているものの現在のところ明証がない。約173段の小話から成り,《伊勢物語》とともに歌物語の代表とされるが
平中物語(日本大百科全書(ニッポニカ))
平安時代の歌物語。作者不明。『貞文日記』『平中日記』ともいい、『平仲物語』とも書く。成立は『後撰集』と相前後し、950年(天暦4)ごろであろう。内容は平貞文(?―923)を主人公とする歌物語で、39段よりなり、短歌150首、長歌一首、連歌二首を含む。平貞文は右近中将平好風
古典文学に関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のインターネット辞書・事典サイト。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について見る
大和物語の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 1219
検索コンテンツ
1. 『大和物語』
日本史年表
951年〈天暦5 辛亥〉 この頃 『大和物語』 の原形成る。  ...
2. 大和物語
日本大百科全書
平安時代中期の歌物語。作者不明。成立は951年(天暦5)ごろ現存本168段あたりまでほぼ成立、以後『拾遺集(しゅういしゅう)』成立(1005ころ~07ころ)ごろ ...
3. 大和物語
世界大百科事典
物語的色彩の濃い私家集が数多く編まれていることも宮廷社会の風尚の反映として注目される。この《大和物語》の後半部において,歌が中心というよりも話の筋・趣向,叙述に ...
4. やまとものがたり【大和物語】
デジタル大辞泉
平安中期の歌物語。作者未詳。天暦(947〜957)ごろの成立、のち増補されたといわれる。和歌を主とし、恋愛・伝説などを主題とする170余編の説話を収録。  ...
5. やまとものがたり【大和物語】
日本国語大辞典
平安中期の歌物語。作者は、花山院、敦慶親王女房大和など諸説あるが未詳。天暦(九四七〜九五七)頃の成立。百七十余段からなり、前半は当時の歌語りの集成として醍醐・朱 ...
6. やまとものがたり【大和物語】
全文全訳古語辞典
[書名]平安中期の歌物語。作者未詳。十世紀中頃の成立。百七十余段から成り、『後撰集』時代の歌人の逸話と古伝説に取材する和歌説話を集めている。全体的な構成を持たな ...
7. やまとものがたり【大和物語】
国史大辞典
『日本古典文学大系』九などに所収。 [参考文献]武田祐吉・水野駒雄『大和物語詳解』、高橋正治『大和物語』(『塙選書』二五)、柿本奨『大和物語の注釈と研究』 (高 ...
8. 大和物語(やまとものがたり)
古事類苑
文學部 洋巻 第2巻 655ページ ...
9. 大和物語
日本古典文学全集
宇多天皇や桂の皇女(宇多天皇の皇女)、小野好古(おののよしふる)など宮廷を中心にしたさまざまな人たちの物語の集合体で、全173段からなる。当時の宮廷社会のゴシッ ...
10. やまとものがたりちょっかい[やまとものがたりチョクカイ]【大和物語直解】
日本国語大辞典
大和物語」の注釈書。三巻。賀茂真淵著。宝暦一〇年(一七六〇)に成り、写本で伝わる。北村季吟の「大和物語抄」など旧注の誤りを正し、自説を加えたもの。序に書名・成 ...
11. あい‐かたら・う[あひかたらふ]【相語】
日本国語大辞典
恋愛関係になる。*伊勢物語〔10C前〕一六「思ひわびて、ねむごろにあひかたらひける友だちのもとに」*大和物語〔947〜957頃〕六九「忠文がみちのくにの将軍にな ...
12. あい‐そ・う[あひそふ]【相添】
日本国語大辞典
共に生活する。連れ添う。*兼輔集〔933頃〕「つねにあひそひたりける人の、その夜なかにて」*大和物語〔947〜957頃〕一五六「わかき時に親死にければ、をばなむ ...
13. あい‐わた・る[あひ:]【逢渡】
日本国語大辞典
頃〕秋中・二七六「をみなへし花の心のあだなれば秋にのみこそあひわたりけれ〈よみ人しらず〉」*大和物語〔947〜957頃〕六「朝忠の中将、人の妻(め)にてありける ...
14. 葵(源氏物語) 58ページ
日本古典文学全集
源氏右大将の宿直所のある内裏の意とする説、「白雲の九重に立つ峰なれば大内山といふにぞありける」(大和物語、新勅撰集・雑四 藤原兼輔)により宇多上皇が物寂しく引き ...
15. あおり[あふり]【障泥・泥障】画像
日本国語大辞典
唐韻云〓 音章 障泥〈阿布利〉鞍飾也」*大和物語〔947〜957頃〕一五四「草のなかにあふりをときしきて、女を抱きて臥せり」*枕草子〔10C ...
16. あかし‐は・つ【明果】
日本国語大辞典
〔他タ下二〕夜をすっかり過ごしきる。夜がすっかり明けるまで過ごす。*大和物語〔947〜957頃〕御巫本附載「ことならばあかしはててよ衣手にふれる涙の色も見すべく ...
17. あか・つ【散・頒】
日本国語大辞典
*天理本金剛般若経集験記平安初期点〔850頃〕「一切の道俗に散与(アカチ)、波若を読誦せば」*大和物語〔947〜957頃〕一四八「この車より『なほこの男たづねて ...
18. あから‐め
日本国語大辞典
てゐたが」(2)(目が他の異性に移るということで)男または女が、ほかの相手に心を移すこと。*大和物語〔947〜957頃〕一五七「物かきふるひ去(い)にし男なむ、 ...
19. あがた‐の‐いど[:ゐど]【県の井戸】
日本国語大辞典
*後撰和歌集〔951〜953頃〕春下・一〇四「都人きても折らなんかはづなくあがたのゐどの山吹の花〈公平女〉」*大和物語〔947〜957頃〕一一一「大膳の大夫(か ...
20. あがたのいど【県井戸】京都府:宇治市/宇治郷
日本歴史地名大系
(後撰集)山ぶきの花もてはやす人もなし県のゐどは都ならねば 妙光寺内大臣家中納言(新葉集)などがある。「大和物語」一一一段の「大膳の大夫公平のむすめども、県の井 ...
21. 秋保
世界大百科事典
磊々(らいらい)峡付近の湯元にある秋保温泉(含塩化土類食塩泉,24~60℃)は古くから〈名とりの御湯〉(《大和物語》)として知られ,江戸時代は仙台藩の御用湯とし ...
22. あきうおんせん【秋保温泉】宮城県:名取郡/秋保町/湯本村
日本歴史地名大系
れる。「観蹟聞老志」は古くから勅封の地であるので御湯と称され、郷人は秋保温泉とよぶと記す。「大和物語」五八には陸奥安達原の黒塚の主、「恒忠の君の妻」が名取御湯を ...
23. あき‐の【秋野】
日本国語大辞典
たかまと)の秋野(あきの)の上のなでしこが花うら若み人のかざししなでしこが花〈丹生女王〉」*大和物語〔947〜957頃〕一〇六「忘らるるときはの山もねをぞなく秋 ...
24. あき の 果(は)て
日本国語大辞典
秋の季節の終わりのころ。秋の末。*大和物語〔947〜957頃〕九「おほかたの秋のはてだにかなしきにけふはいかでか君くらすらむ」*枕草子〔10C終〕六七・草の花は ...
25. あけ【朱・緋】
全文全訳古語辞典
ままでいるなどと思っただろうか。「玉櫛笥」ハ、「二」ノ枕詞。源公忠ガ小野好古ニ贈ッタ歌デ、『大和物語』ニモ載ル。 ...
26. あげ‐ず
日本国語大辞典
〔連語〕(「…にあげず」の形で用いる)間をおかないで。*大和物語〔947〜957頃〕一五二「このことを奏せでしばしもあるべけれど、二三日にあげず御覧ぜぬ日なし」 ...
27. 総角(源氏物語) 295ページ
日本古典文学全集
氷魚までもが慕いもてはやす、と趣向化した。参考「いかでなほ網代の氷魚にこととはむ何によりてかわれをとはぬと」(大和物語・八十九段修理の君)。この歌、『拾遺集』雑 ...
28. あげ‐わた・す【上渡】
日本国語大辞典
〔他サ四〕(1)蔀(しとみ)などのひと続きを上げる。一帯の格子を上げる。*大和物語〔947〜957頃〕二条家本附載「清げなる蔀(しとみ)どもあげわたして、女ども ...
29. あこめ【衵・袙】
日本国語大辞典
〓之云々」*大和物語〔947〜957頃〕一二六「あはれがりて、きたりけるあこめ一襲(かさね)ぬぎてなむやりける」 ...
30. あさ・い【浅】
日本国語大辞典
の伝統の浅い関東の智的な女性は」(4)色や香がかすかである。(イ)色が薄い。淡い色である。*大和物語〔947〜957頃〕六一「藤の花色のあさくもみゆるかなうつろ ...
31. あさか‐やま【安積山・浅香山】
日本国語大辞典
*万葉集〔8C後〕一六・三八〇七「安積香山影さへ見ゆる山の井の浅き心を吾が思はなくに〈陸奥国の前の采女〉」*大和物語〔947〜957頃〕一五五「安積の郡、安積山 ...
32. あさ‐がお[:がほ]【朝顔】画像
日本国語大辞典
【一】〔名〕〔一〕朝起きたときの顔。寝起きの顔。女性の、情交の翌朝の顔をいうことが多かった。あさがたち。*大和物語〔947〜957頃〕八九「垣ほなる君があさがほ ...
33. あ〓し【悪】
日本国語大辞典
うら付の木綿袴きたるよりはおとれり」(7)(血筋、身分、経済状態などが)悪い。貧しい。いやしい。*大和物語〔947〜957頃〕一四八「いかにしてあらむ、あしうて ...
34. あし‐かり【葦刈・蘆刈】
日本国語大辞典
あしかり、文選江賦に蘆人とみゆ、蘆を採る者をいふ」【二】謡曲。四番目物。各流。世阿彌作か。「大和物語」などによる。落ちぶれて葦売りをしている摂津国の日下左衛門( ...
35. 蘆刈説話
世界大百科事典
アシの名所難波を背景とする夫婦愛を描いた説話。《大和物語》百四十八段にみえるのが古いかたち。ある貧しい夫婦が難波に住んでいたが,男は思いわずらった末に女を京へや ...
36. あしかりやまちょう【芦刈山町】京都市:下京区/格致学区地図
日本歴史地名大系
当町は「すミよし山」であった。乱後、当町となった(祇園社記)。山の名は謡曲「芦刈」によるが、原典は「大和物語」で、摂津国難波に住む夫婦が貧乏のために別れ、都に上 ...
37. あしがらしもぐん【足柄下郡】
国史大辞典
駅家の五郷一駅があり、『延喜式』兵部省に駅馬は小総に十二匹置くことがみえている。小総の駅は『大和物語』一四四にもみえ、現在の小田原市酒匂の辺と推定されている。『 ...
38. あし の 向(む)く方(かた・ほう)
日本国語大辞典
何となく向かって行く方角。*竹取物語〔9C末〜10C初〕「いづちもいづちも足のむきたらんかたへいなむず」*大和物語〔947〜957頃〕五四「博奕(ばくやう)をし ...
39. あし‐よし【悪善】
日本国語大辞典
〔名〕悪いことと善いこと。善悪。吉凶。*大和物語〔947〜957頃〕御巫本附載「時雨ふる時ぞ折りける菊の花うつろふからに色のまさればとて奉れり。あしよしもえ知ら ...
40. あそば‐・す【遊】
日本国語大辞典
(四)〕〔一〕(【一】が一語化した語)(1)詩歌を詠じたり、音楽を奏したりする意の尊敬語。*大和物語〔947〜957頃〕一五一「帝(みかど)、『立田川もみぢみだ ...
41. あつ‐ゆ【熱湯】
日本国語大辞典
〔名〕熱い湯。煮え湯。また、高温の風呂湯。*大和物語〔947〜957頃〕一四九「この水あつゆにたぎりぬれば、湯ふてつ。又水を入る」*俳諧・竹馬狂吟集〔1499〕 ...
42. あゆみ‐い・る【歩入】
日本国語大辞典
〔自ラ四〕歩いて入る。あゆびいる。〓歩み出ず。*大和物語〔947〜957頃〕一七三「あゆみいりて見れば、階(はし)の間に梅(むめ)いとをかしう咲きた ...
43. あらい[あらひ]【洗】
日本国語大辞典
〔名〕(動詞「あらう(洗)」の連用形の名詞化)(1)洗うこと。洗濯。*大和物語〔947〜957頃〕二七「親のもとに、きぬをなむあらひにおこせたりけるを」*母なる ...
44. あらわい[あらはひ]【洗】
日本国語大辞典
〔名〕(動詞「あらふ(洗)」の未然形に、助動詞「ふ」の付いたものの連用形の名詞化)洗うこと。すすぎ。洗濯。*大和物語〔947〜957頃〕二七「山にすむあひだに、 ...
45. あり・く【歩】
日本国語大辞典
、行ひありくなり」(ロ)あれこれ心を働かして日を過ごす。月日を送る。しきりにあれこれする。*大和物語〔947〜957頃〕一三「千兼といふ人の妻(め)には、としこ ...
46. ありし ながら
日本国語大辞典
昔のまま。以前のまま。また、生きていた時のまま。*大和物語〔947〜957頃〕一四〇「しきかへずありしながらに草枕塵(ちり)のみぞゐるはらふ人なみ」*源氏物語〔 ...
47. ありそ‐うみ【荒磯海】
日本国語大辞典
八一八「ありそうみのはまのまさごとたのめしはわするる事のかずにぞ有りける〈よみ人しらず〉」*大和物語〔947〜957頃〕一一七「むかしよりおもふ心はありそうみの ...
48. あり‐なら・う[:ならふ]【在習】
日本国語大辞典
〔自ハ四〕(1)いることになれる。そういう状態でいることが習慣になる。住みつける。*大和物語〔947〜957頃〕一四一「もとの妻(め)なむ、もろともにありならひ ...
49. あり‐・ふ【在経】
日本国語大辞典
合〔898〕「ありへても朽ちし果てねば女郎花(をみなへし)人離(さか)りゆく秋もありけり」*大和物語〔947〜957頃〕一〇五「しのびてありへて、人の物言ひなど ...
50. あり‐わた・る【在渡】
日本国語大辞典
五「かくかたはにしつつありわたるに、身もいたづらになりぬべければ、つひにほろびぬべしとて」*大和物語〔947〜957頃〕一四一「かかるわざをすれど、本の妻(め) ...
「大和物語」の情報だけではなく、「大和物語」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る