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  10. 春日若宮祭
国史大辞典

春日若宮祭
かすがわかみやまつり
奈良市春日大社摂社の春日若宮神社の祭。おん祭と通称される。無形文化財指定。例祭は十二月十七日。翌十八日に後宴能が加わる。一の鳥居のある馬場に面した春日野の御旅所仮屋に前夜半に神幸を仰いで執行され、特に祭礼の風流(お渡り)が有名である。創始は保延二年(一一三六)九月十七日。当日、興福寺別当・皇太后宮・大殿下(藤原忠実)・中宮・関白殿下(藤原忠通)・北政所の奉幣があり、風流としては楽人・日使(ひのつかい)・巫女・細男(せいのう)・猿楽・競馬・流鏑馬・田楽が演ぜられたが、これが伝統化して今日に至っている。興福寺大衆(衆徒)が春日祭に準じて主宰し、官幣を排したから祭礼の民衆化が進んだ。衆徒団の執行機関の別会五師(べちえごし)が奉行して若宮祭礼料所を所管するほか、諸役の差定、旅所神殿の構設を行い、当日は風流(仮粧行列)を興福寺南大門前において検知した。鎌倉時代、田楽と流鏑馬が呼び物とされ、田楽は興福寺学侶二口が頭役に選ばれてその費を負担した。祭礼の前日、頭坊において楽頭に給禄の「装束賜」がある。流鏑馬は社寺領の武士が差定せられたが、南北朝時代から衆徒・国民が台頭し、流鏑馬願主人と号し祭礼費を献じ寺僧の田楽頭を圧して祭礼主催権を自専した。衆徒・国民が六党に組織づけられ、六月朔日にそのうち二党が願主人に差定される。なお、在地領主の衆徒が興福寺の実権を掌握したが、これが四座猿楽を参仕せしめたので、祭礼はいっそう人気を呼び、大鳥居近くの影向の松の下において金春・金剛座の弓矢の祝言、観世・宝生座の船の祝言が演ぜられる。この若宮祭風流においては伝統芸能、特に田楽・能楽の洗練が著しい。室町将軍家歴代の春日社参もこれの見物を目ざしたものともいえる。室町時代には、祭日が十一月二十七日に変わるが、これは農村領主の衆徒・国民らの参仕の便によるものであり、大和一国の大祭化を示している。これに支えられて戦国乱世にも若宮祭はつづいた。豊臣政権によって大和武士が追われたため衰微したが、徳川政権は奈良奉行を祭礼主催者に加え、一国大小名に参仕を命じたり、天領に仮屋料木を課したほか、猿楽三座に参勤料二百石を給し一国の大祭として振興した。なお、中世願主人の宿所として遍照院(鳥獣の懸物が有名)が定まり、風流はここを発して南大門および松の下の儀を了して旅所に至り、猿楽が埓(らち)を明けて神前にそれぞれ諸芸能が奉ぜられる。祭日夜に還幸があり、翌日には猿楽の後日能がある。近代、祭日は十二月十七日に変更され、風流は時代行列として新旧混合の姿となったが、なお大和の農村暦の役割を存するなど、その伝統を輝かしている。
[参考文献]
『春日大宮若宮御祭礼図』、永島福太郎『奈良』(吉川弘文館『日本歴史叢書』三)
(永島 福太郎)
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1. 春日若宮祭[図版]画像
国史大辞典
春日大宮御祭礼略記 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
2. かすがわかみやまつり【春日若宮祭】画像
国史大辞典
奈良市春日大社摂社の春日若宮神社の祭。おん祭と通称される。無形文化財指定。例祭は十二月十七日。翌十八日に後宴能が加わる。一の鳥居のある馬場に面した春日野の御旅 ...
3. 春日若宮祭
日本史年表
1136年〈保延2 丙辰〉 9・17 初めて 春日若宮祭 を行い、以後恒例とする(中右記)。  ...
4. 春日若宮祭(かすがわかみやまつり)【併入】
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 162ページ ...
5. かすがわかみや‐まつり【春日若宮祭】
日本国語大辞典
定日とした。霜月祭(しもつきまつり)。保延祭。*台記‐久安四年〔1148〕九月一七日「今日春日若宮祭。仍不〓取 ...
6. 春日若宮祭 (見出し語:祭)
古事類苑
神祇部 洋巻 第4巻 162ページ ...
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国史大辞典
春日大宮若宮御祭礼図 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
8. 春日若宮祭能樂 (見出し語:能樂【篇】)
古事類苑
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9. あきほ・あきのしょう【安吉保・安吉庄】滋賀県:蒲生郡/竜王町
日本歴史地名大系
条)。「多聞院日記」天文二年(一五三三)六月五日条によれば、興福寺別会所は当庄などに対して春日若宮祭礼流鏑馬役勤仕を命じているが、寺務支配がこうした課役を通じて ...
10. いなのしょう【猪名庄】兵庫県:尼崎市/旧川辺郡地区
日本歴史地名大系
預五師顕寛書状案」東大寺文書)、同寺の支配はしだいに後退していった。弘長二年(一二六二)の春日若宮祭流鏑馬の所出を負担した興福寺領庄園のなかに当庄がみえ(「略安 ...
11. いぬかみのしょう【犬上庄】滋賀県:彦根市/旧犬上郡地区
日本歴史地名大系
」に関する処置を依頼している(「大乗院寺社雑事記」など)。天文二年(一五三三)六月一日奈良春日若宮祭礼の際の流鏑馬料が賦課されているが、ふたたび不知行となってい ...
12. えんかく【沿革】 : 能楽
国史大辞典
支給し、素人上がりの役者にも個人的に扶持を与えて保護し、長期間中絶していた薪(たきぎ)猿楽や春日若宮祭礼能を四座皆参の形で復活させもした。能界にとっての恩人であ ...
13. 改訂 京都民俗志 277ページ
東洋文庫
あったかも知れない。本殿の外陣には楕円形の、骨の八本ある提灯が三個下げられているが、これも春日若宮祭のとき、御旅の社に点ぜられるものと形式が似ている。 〔第三日 ...
14. かけ‐どり【掛鳥】
日本国語大辞典
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15. かすがしんこう【春日信仰】
国史大辞典
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16. かすがわかみや‐じんじゃ【春日若宮神社】地図
デジタル大辞泉
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17. 興福寺
世界大百科事典
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18. こにしちょう【小西町】奈良県:奈良市/奈良町
日本歴史地名大系
建仁二年(一二〇二)八月一三日の興福寺別会所下文案(大乗院記録秋)に西不開御門郷がみえ、西御門郷とともに春日若宮祭礼の細男頭役に任ぜられている。南都七郷の一つ西 ...
19. 金春禅鳳
世界大百科事典
金春禅竹の孫にあたる金春大夫。通称八郎。実名元安。法名桐林禅鳳。1460年(寛正1)11月,春日若宮祭の後,祖父禅竹に伴われて興福寺大乗院門跡尋尊のもとに参上し ...
20. こんぱるぜんぽう【金春禅鳳】[人名]
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金春禅竹の孫にあたる金春大夫。通称八郎。実名元安(もとやす)。法名桐林禅鳳。一四六〇年(寛正一)一一月、春日若宮祭の後、祖父禅竹に伴われて興福寺大乗院門跡尋尊の ...
21. ごにち の 能(のう)
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22. さるがく【猿楽】[歴史・史料・役]
能・狂言事典
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日本歴史地名大系
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24. しきぐん【磯城郡】奈良県
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25. しゅと・こくみん【衆徒・国民】
国史大辞典
年で交替)、学侶・六方衆(ともに中臈)の配下として寺内や奈良市中の検断の任にあてられ、なお春日若宮祭礼や興福寺薪猿楽を主宰した。つまり、衆徒には寺住衆徒と田舎衆 ...
26. しん‐さい【神斎】
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」*台記‐久安四年〔1148〕九月一七日「今日春日若宮祭、仍不〓取 ...
27. 新猿楽記 336ページ
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34. はしおじょうあと【箸尾城跡】奈良県:北葛城郡/広陵町
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37. ひ の 使(つかい)
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38. 風姿花伝(能楽論集) 247ページ
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39. 風姿花伝(能楽論集) 252ページ
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41. ぼうじょうのしょう【坊城庄】奈良県:橿原市/多・耳成地区/山ノ坊村
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れるから,大和猿楽の活動はそのころからのことになる。その後,1136年(保延2)に始まった春日若宮祭にも当初から猿楽の出勤が継続して認められる。この薪猿楽や若宮 ...
44. やまとさるがく【大和猿楽】
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45. やまとさるがく【大和猿楽】[歴史・史料・役]
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れるから、大和猿楽の活動はそのころからのことになる。その後、一一三六年(保延二)に始まった春日若宮祭にも当初から猿楽の出勤が継続して認められる。この薪猿楽や若宮 ...
46. やまとのくに【大和国】画像
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かれらの土地兼併を阻んだ。郷村連合の祭祀組織である宮座をまね、衆徒・国民らが地縁集団の「党」を春日若宮祭祀組織に切り換えて六党とし、大和総国鎮守春日大明神の神威 ...
47. やまとのくに【大和国】奈良県
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制が確立していたと考えられる。彼らは末寺・末社を支配し、荘官ともなり、在地武士化していく。春日若宮祭礼には大衆は随兵として参加したが、鎌倉末期以降には流鏑馬願主 ...
48. よしのはらえ【由祓】
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【社会・文化】 3・23 鳥羽上皇、鳥羽勝光明院を供養、天皇行幸(中右記)。 9・17 初めて 春日若宮祭 を行い、以後恒例とする(中右記)。 10・15 ...
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