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  11. こんぽん‐か 【混本歌】
日本国語大辞典

こんぽん‐か 【混本歌】

解説・用例

〔名〕

和歌の歌体の一つ。古今集の真名序に「混本」と見えるが、どのような歌体をさすか、未詳。旋頭歌に同じく六句体の歌であるとする説(喜撰式、宣長、守部など)、四句体の歌とする説(奥義抄、八雲御抄など)、片歌や五・七音を連続させる、結句のない偶数形式の歌とする説(五十嵐力)、また、五・七・七の三句だけの短い歌とする説などがある。混本。

*喜撰式〔10C中〜後〕「混本歌、失〓心人為〓顕詠〓耳。いはのうへにねざす松がへと思ひしを あさがほの夕かげまたずうつろへるかな」

*奥義抄〔1135〜44頃〕上「混本歌 常歌の一句なき也」

*俳諧・夜半亭発句帖〔1755〕「雪竹の師走すがたや混本歌」

*歌舞伎・名歌徳三舛玉垣〔1801〕四立「長歌短歌の睦言に、屏風の外の音頭歌、握る手爾葉こんぽん哥」

発音

〓[ポ]

辞書

書言・言海

正式名称と詳細

表記

混本哥書言

混本歌言海


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こんぽん‐か 【混本歌】の関連キーワードで検索すると・・・
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検索コンテンツ
1. こんぽん‐か【混本歌】
デジタル大辞泉
和歌の形式の一。古今集真名序(まなじょ)、喜撰式などに「混本」とみえるが実体は不明。五・七・五・七・七の6句形式の旋頭歌(せどうか)、またはそれに類する歌とする ...
2. こんぽん‐か【混本歌】
日本国語大辞典
あさがほの夕かげまたずうつろへるかな」*奥義抄〔1135〜44頃〕上「混本歌 常歌の一句なき也」*俳諧・夜半亭発句帖〔1755〕「雪竹の師走すがたや混本歌」*歌 ...
3. こんぽんか【混本歌】
国史大辞典
来諸説があって、短歌より一句少ない四句体歌とする説、一句多い旋頭歌の異名とする説などがある。混本歌の正体のさぐれるような歌体が、古代の歌謡や和歌の中にほとんどみ ...
4. 混本歌(こんぽんか)
古事類苑
文學部 洋巻 第1巻 544ページ ...
5. いきょく‐うた【夷曲歌】
日本国語大辞典
」に同じ。*歌舞伎・名歌徳三舛玉垣〔1801〕四立「屏風の外の音頭歌、握る手爾葉(てには)の混本歌、いきょく哥と思わせて、秋風早く身に沁(し)まぬ」 ...
6. かいぶん‐か[クヮイブン‥]【回文歌】
日本国語大辞典
屋本謡曲・鸚鵡小町〔1570頃か〕「夫(それ)歌のさまをたづぬるに、長歌短歌旋頭歌、折句俳諧混本歌鸚鵡返し、廻文歌なり」*譬喩尽〔1786〕四「回文哥(ク ...
7. かがく【歌学】
国史大辞典
本文は六巻より成っている。巻一正義部は、まず歌体などに関して六義事・序代・短歌・反歌・旋頭歌・混本歌・廻文歌・無心所着・誹諧歌・折句・折句沓冠・沓冠・物名・贈答 ...
8. かたい【歌体】 : 和歌
国史大辞典
〔歌体〕 長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)・仏足石歌体・混本歌(こんぽんか)などの歌体がある。長歌は五音と七音の句を交互に繰り返し、七・七で終るのが標準的な形で ...
9. きせんしき【喜撰式】
日本国語大辞典
原名は「倭歌作式」。喜撰法師著と伝えるが、未詳。和歌の起源について述べた序文以下、和歌四病、畳歌、連句、長歌、混本歌、八階、神世異名などを論ずる。和歌四式の一つ ...
10. 去来抄(俳論集) 514ページ
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11. 古今和歌集 424ページ
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12. 国文学全史 2 平安朝篇 330ページ
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の整然と した部立を取っており、四季を正月より一二月までに細分したこと、雑下に長歌・旋頭歌・混本歌・折句歌.沓冠折句歌・隠題・連歌などの部類立てをしていることな ...
13. 国文学全史 2 平安朝篇 352ページ
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14. こん‐ぽん【混本】
日本国語大辞典
〔名〕「こんぽんか(混本歌)」の略。*古今和歌集〔905〜914〕真名序「爰及〓人代 ...
15. 新猿楽記 147ページ
東洋文庫
を顕揚し、その末流を汲むものと自賛する。長歌・短歌・短歌  より一句多い旋頭歌・一句すくない混本歌・連歌や隠し題の物名歌・恋の歌・賀の歌な  ど、すべての風体に ...
16. 新猿楽記 152ページ
東洋文庫
▽混本一同じく『二中歴』に「混本歌、五旬中一句捨也。五字七字、只在レ心。和歌序云、旋頭歌異名云々。安倍清行歌云、アサカホノユフカゲマタズチリヤスキハナノヨフカシ ...
17. せどうか【旋頭歌】
国史大辞典
七七という特異な型も見られる。明治以後、正岡子規・窪田空穂による旋頭歌の歌体の試作がある。→混本歌(こんぽんか) [参考文献]橋本直香『旋頭歌解』(『橋本直香集 ...
18. 貞徳翁の記(近世随想集) 19ページ
日本古典文学全集
「膈といふ病なり」と言へば、「それかや、客船といふは」と秀句ありて後々あはれがり給ふ。一 「旋頭歌・混本歌はいかやうの時よむ事ぞ」と問ひ侍りしに、「いや、いつよ ...
19. 謡曲集 133ページ
日本古典文学全集
キは立つ)、月毛のこの駒を(ワキ  上の六つの迷界。参考「歌に六体あり。短歌、長歌、旋頭歌、混本歌、廻文歌、誹諧歌なり。…この六体は、さとりの前には六道の報法身 ...
20. 謡曲集 134ページ
日本古典文学全集
六句体とする説(喜撰式)もあったが、平安時代末期以降、四句体と考えられていた(八雲御抄・一、奥義抄上)。参考「混本歌 常歌の一句なき也」(奥義抄上)。「(やうや ...
21. ろく‐たい【六体】
デジタル大辞泉
1 和歌の六種の形式。長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)・混本歌・折句・沓冠(くつかぶり)の称。 2 ⇒りくたい(六体)  ...
22. ろく‐たい【六体】
日本国語大辞典
〔名〕(1)和歌の六種類の形式。すなわち、長歌・短歌・旋頭歌・混本歌・折句・沓冠(くつかぶり)をいう。*奥義抄〔1135〜44頃〕上「一、六義 二、六体 三、三 ...
23. わか【和歌】
国史大辞典
の間の交流が存することは当然である。 〔歌体〕 長歌・短歌・旋頭歌(せどうか)・仏足石歌体・混本歌(こんぽんか)などの歌体がある。長歌は五音と七音の句を交互に繰 ...
24. 和歌四式
日本大百科全書
、平安末期に一部の人には信じられていた偽作であろうと推定されている。四病、畳句、連句、長歌、混本歌、八階(詠物など)、八十八物(異名をあげる)、二十六種(同上) ...
25. 和漢三才図会 4 150ページ
東洋文庫
白波たつな ありかみゆべく                                 橘貞樹混本歌 普通の和歌より、五字あるいは七字の一句が足りない。朝が ...
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こんぽん‐か 【混本歌】(日本国語大辞典)
和歌の歌体の一つ。古今集の真名序に「混本」と見えるが、どのような歌体をさすか、未詳。旋頭歌に同じく六句体の歌であるとする説(喜撰式、宣長、守部など)、四句体の歌とする説(奥義抄、八雲御抄など)、片歌や五・七音を連続させる、結句のない偶数形式の歌とする説(五十嵐力)
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