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  10. 塵袋
日本国語大辞典・改訂新版 世界大百科事典

日本国語大辞典
ちりぶくろ【塵袋】

解説・用例

鎌倉中期の辞書。一一巻。著者不詳(釈良胤とも)。文永・弘安(一二六四〜八八)頃の成立。事物の起源六二〇条を天象・神祇などの部門別に分類し、問答体で示したもの。後に二〇一か条が「〓嚢鈔(あいのうしょう)」と合体して「塵添〓嚢抄」となった。

発音

〓[ブ]




改訂新版・世界大百科事典
塵袋
ちりぶくろ

鎌倉時代後期,文永~弘安(1264-88)ころの成立といわれる書。11巻。観勝寺の釈良胤(号,大円)の著かというが不明。和漢の故事620条について起源,語源,由来などを文献を引いて考証する。天象・神祇・諸国・内裏(巻一),地儀・植物(巻二),草・鳥(巻三),獣・虫(巻四),人倫(巻五),人体・人事(巻六),仏事・宝貨・衣服・管絃(巻七),雑物(巻八),飲食・員数・本説・禁忌(巻九),詞字(巻十),畳字(巻十一)の24部から成る。のち,本書の中から選択された201ヵ条が《壒囊鈔(あいのうしよう)》に添加され,《塵添(じんてん)壒囊抄》となった。
[吉川 泰雄]

[索引語]
釈良胤
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1. 塵袋
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鎌倉時代後期,文永~弘安(1264-88)ころの成立といわれる書。11巻。観勝寺の釈良胤(号,大円)の著かというが不明。和漢の故事620条について起源,語源,由 ...
2. ちりぶくろ【塵袋】
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3. ちりぶくろ【塵袋】
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4. あい‐づち[あひ‥]【相槌】画像
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5. 〓嚢鈔
日本大百科全書
」はちり、「嚢」はふくろの意で、同じ性格の先行書『塵袋(ちりぶくろ)』(編者不明、鎌倉中期成立、11巻)に範をとっている。『塵袋』から201条を抜粋し、『 ...
6. 壒囊鈔
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どのいわれや出自を集めたもので,中世知識人の一般的興味のあった題目が豊富に選ばれている。のち《塵袋(ちりぶくろ)》から選択して本書を増益することにより,《塵添( ...
7. あおくび【青首】[方言]
日本方言大辞典
ノ方言(農商務省農務局)1921 鹿児島県(雄)004狩猟鳥類ノ方言(農商務省農務局)1921塵袋四「あをくひと云ふかも」武家調味故実「鴨の男鳥をば惣名に青くひ ...
8. あお‐くび[あを‥]【青首・青頸】
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ひる(青首家鴨)(1)」に同じ。(2)「あおくびあひる(青首家鴨)(2)」に同じ。《季・冬》*塵袋〔1264〜88頃〕四「あをくひと云ふかものくびのあをきに似た ...
9. あく【〓酒】
日本国語大辞典
酒佐計之多无、俗云阿久〉下〓酒也」*塵袋〔1264〜88頃〕九「酒をあくるといふ事あり、 ...
10. あく‐しょ【悪所・悪処】
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の悪処に堕して、無量劫数の苦患を受く」(4)祟(たた)りなどがある不吉な住宅。縁起の悪い家。*塵袋〔1264〜88頃〕二「居所に悪所と云ふ事あるは実証なきにあら ...
11. あしき 病(やまい)
日本国語大辞典
(1)流行する伝染病。やくびょう。えきびょう。はやりやまい。*塵袋〔1264〜88頃〕七「明神、いかりをなし給て、あしき病おこりてしにける也」(2)治りにくい病 ...
12. あずま[あづま]【東・吾妻】
日本国語大辞典
弟橘姫をしのび碓日の嶺より東南を望み、アヅマハヤ(吾嬬者耶)といったという伝説による〔袖中抄・塵袋・日本釈名・志不可起・言元梯・和訓栞・紫門和語類集〕。(2)ア ...
13. あたぐん【阿多郡】
国史大辞典
古くは薩摩国を「吾田国」と号し、あるいは婀娜・阿多にも作った。その称がわずかに当郡に残ったものである。『塵袋』所引『風土記』逸文に「閼駝郡竹屋村」とあり、『和名 ...
14. あつち‐じに【─死】
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15. あつ・つ
日本国語大辞典
わる。おどりはねる。*観智院本類聚名義抄〔1241〕「跳 ヲドル アツチ ハタラク ヲヅク」*塵袋〔1264〜88頃〕八「其の人毒虫にさされて、をめき、さけび、 ...
16. あてじ【宛字】
国史大辞典
」「紫獅」「紫子」は現代では宛字と見られる。かつて『塵袋』では「未醤」を「味噌」と書くのを宛字としたが、今日「蜈蚣」を「呉公」とし、「野干」を「射干」とし ...
17. あぶら‐むし【油虫】
日本国語大辞典
俗称ありまき。〓虫。《季・夏》*塵袋〔1264〜88頃〕四「はぎのえだなどにつくあふらむしと云ふあをきむしのをとなしくなりてはねのおひたる ...
18. あま‐ぎぬ【雨衣】
日本国語大辞典
市女笠雨衣〓」*塵袋〔1264〜88頃〕七「雨衣とかきては、あまきぬとよむ。今の世に雨ふれは帷をかつくか如くあめふ ...
19. あまくち‐ねずみ【甘口鼠】
日本国語大辞典
鼠(アマクチネズミ)諸の悪虫の輩ひ、交横馳走す」*塵袋〔1264〜88頃〕四「あまくちねすみは毒ある物也何の故にかあまくちと云ふや」*玉塵抄〔1563〕二六「こ ...
20. あ‐め・く
日本国語大辞典
撫で」*宇治拾遺物語〔1221頃〕五・一一「そこら集まりたる大衆、異口同音にあめきて、扇をひらきつかひたり」*塵袋〔1264〜88頃〕一「嗚呼とかくはああとよむ ...
21. あ‐やつ【彼奴】
日本国語大辞典
被登用事「主(あるじ)の殿(との)、あやつとらへよと、みすの内よりいひ出だし給ひたりければ」*塵袋〔1264〜88頃〕五「あやつはあのやつなり」 ...
22. あ・ゆ【和・韲】
日本国語大辞典
多くの場合、終止形は「あゆる」の形をとる)【一】〔他ヤ下二〕「あえる(合)【一】(3)」に同じ。*塵袋〔1264〜88頃〕一〇「調美にものをあゆると云ふと人の物 ...
23. あるじ【主】
日本国語大辞典
東道(アルジ)とするやうに成ったからまづ一安心と」(1)(2)について、「塵袋‐九」に、「饗の字をは或はあへとよむ。或はあるしとよむ。あるしすとは饗する也」と見 ...
24. あん‐ぺい【安平】
日本国語大辞典
、たしなまばあかるべき也。あんへいにおもふべからず」(3)取るに足りないさま。安っぽいさま。*塵袋〔1264〜88頃〕一〇「人を安平に云ふ時、をれらがと云ふは、 ...
25. い[ヰ]【為】
日本国語大辞典
。〈今案箏譜云、一二三四五六七八九十斗為巾。是十三絃名也〉」*塵袋〔1264〜88頃〕七「一 箏の絃をば一二三と云ひて、をはりの三をば、斗為巾と云ふこそ、不具な ...
26. いえ‐どうじ[いへ‥]【家童子】
日本国語大辞典
【一】〔名〕(「いえとうじ(家刀自)」の変化した語)「いえとじ(家刀自)」に同じ。*塵袋〔1264〜88頃〕五「いゑどうしと云ふは其の心何かん家童子歟。刀自(と ...
27. いが‐いが
日本国語大辞典
も。「と」を伴う場合が多い)大変いかめしいさま、また、あらあらしく力を加えるさまを表わす語。*塵袋〔1264〜88頃〕四「斑なる虎ありてこれを守護して乳をのませ ...
28. い‐ぐち【兎唇・缺唇】
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《いぐち》栃木県198 東京都八王子311 (1)ウクチ(兎口)の転〔塵袋・大言海〕。(2)ユガミクチの約転〔名言通〕。イ ...
29. いささめ
日本国語大辞典
〔名〕(1)「さんしょううお(山椒魚)」の異名か。*塵袋〔1264〜88頃〕六「鯢(げい)といふ魚の最少なるあり、文選には尺沢鯢豈能与 ...
30. いっ‐しょう【一生】
仏教語大辞典
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31. 逸文(風土記) 460ページ
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32. 逸文(風土記) 461ページ
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比佐頭〓。(ト云ヘリ)(東博本『塵袋』第七「瑟」条)久慈理の岳【断片】 (常陸の国に久慈理の岳と云ふをかあり。其の岳のすがた、鯢鯨 ...
33. 逸文(風土記) 464ページ
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ノ岡ニサヽリハチヲヽカリケリコレニヨテサソリノヲカト云ヘキヲカソリノヲカト云フニヤ)(東博本『塵袋』第十「〓」条)尾長鳥 酒鳥【断片】 (……。但し、常陸国記に ...
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其雉尾〓。(云ヘリ)(東博本『塵袋』第八「巻子」条)〈陸奥の国〉  八槻の郷 伴信友採択。 明治元年(一八六八)に五分割された磐 ...
35. 逸文(風土記) 490ページ
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50. いふくべのおか【伊福部岳】茨城県:日立市/川尻村
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「常陸国風土記」逸文とされ採択される「塵袋」第八に出る山名。「塵袋」第八に「常陸国記ニ」として「昔、兄と妹が田植えをして、遅く植えたほうが伊福部神の災を被るべし ...
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