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  10. 八ヶ岳
日本歴史地名大系

八ヶ岳
やつがたけ

南佐久郡・諏訪すわ郡・茅野ちの市・山梨県北巨摩きたこま郡にまたがり、千曲川水系・富士ふじ川水系・天竜川水系の分水嶺をなす。赤岳あかだけ(二八九九・二メートル)を主峰として北によこ(二八三〇メートル)硫黄いおう(二七四二・一メートル)、西に阿弥陀あみだ(二八〇七メートル)、南に権現ごんげん(二七八六メートル)編笠あみがさ(二五二三・七メートル)があり、ほかに西にし(二三六四メートル)峰の松目みねのまつめ(二五六七メートル)を入れ、八つの峰を数え上げるが、「八」という字は数多いの意味と解すべきか。富士火山脈に属する火山群で、本州地溝帯に沿って噴出したものという。浸食作用が甚しく山形は旧態をうかがえない。

赤岳は、火口壁の岩角一面が酸化鉄のため赤色を帯びるためこの名があるという。阿弥陀岳との中間のなか岳が、かつての中央火口丘で、この中岳に面した二つの山の急斜面は火口壁であったといわれる。北に延びる横岳を経て硫黄岳に至る間はお花畑でコマクサ・ウルップソウ・クロユリ・這松などがあり、近年発見されたこの山の新植物の種類は種は一九、変種二二、ひん六があり、高山植物の宝庫となっている。硫黄岳は噴火の跡を残して火口底には硫黄洞があり、硫黄質温泉が湧出し、本沢ほんざわ温泉はこれを引いたものである。かつては硫黄製造場もあったが荒廃した。湯川には多量の硫黄質があり、魚族も棲まず稲田の灌漑の用もなさない。

八ヶ岳集塊岩は、小海町地籍に至るまでの地表を覆い、かつこの噴出物は部分的に浸食抵抗力が異なるため変化に富んだ浸食谷を作る。

硫黄岳の北は夏沢なつざわ(二三九二メートル)で、かつては南佐久地方から諏訪郡に通ずる要路であった。峠を南すれば硫黄岳を経て赤岳、北すれば根石ねいし岳を経て天狗てんぐ(二六四五・八メートル)、峠を越え西は茅野市へ下る。峠を境に南北二つの火山群に分けられて南八ヶ岳・北八ヶ岳としている。

裾野は東南北の三方にまたがる。「大日本地名辞書」によると、東にあたる南佐久郡はうみ口平くちだいら、南の甲州は逸見平へみだいら、北西の諏訪は泉平いずみだいらとしている。現在は南佐久郡は野辺山原のべやまはら(一二〇〇―一七〇〇メートル、五〇平方キロ)、甲州側は念場原ねんばはら(一二〇〇―一六〇〇メートル、二一平方キロ)井出原いではら(六〇〇―一四〇〇メートル、五三平方キロ)、諏訪側は三里原さんりはら(八〇〇―一三〇〇メートル、五〇平方キロ)広原ひろはら(九〇〇―一五〇〇メートル、三〇平方キロ)俎原まないたつぱら(八〇〇―一六〇〇メートル、五六平方キロ)としている。これらの裾野には、先土器から古墳期にかけての遺跡が多数みられる。

野辺山原の梨木なしき平、矢出やで川北・矢出川南・丸山まるやま三軒家さんげんやには先土器時代の遺跡が、海ノ口牧場・干草ほしくさ場・板橋いたばし横堰よこせぎ赤土あかつち・ザッコの沢・中の沢なかのさわ青木あおきよしあたま二ッ山ふたつやま・野辺山駅・矢出原やではらの各所に縄文の石器・土器が発見され、板橋・ノミンドウ・二ッ山・三沢入口から少量の弥生期のものが発見されている。八ヶ岳山麓山梨県側の釜無かまなし川斜面・北巨摩郡には縄文期の遺跡が濃厚にみられ、坂井さかい(現山梨県韮崎市)原之前はらのまえ(現北巨摩郡須玉町)長坂上条ながさかかみじようなどの遺跡がある。諏訪側には先土器時代の遺跡として北山きたやま(現茅野市)に一ヵ所。縄文の遺跡は極めて多く、現富士見ふじみ町の本郷ほんごうに二〇、富士見に一六、落合おちあいに一四、さかいに一一。現原村に二七、現茅野市ではちのに九、米沢よねざわに一七、北山に二二、湖東こひがしに九、豊平とよひらに三〇、玉川たまがわに一三、泉野いずみのに七、金沢かなざわに二一、宮川みやかわに八ある。これら旧諏訪郡域に、弥生期のもの九、土師器三六、須恵器九ヵ所を数える。諏訪湖底の曾根そね遺跡からは多くの細石器が発見され、野辺山の矢出川の系統をひいているという。尖石とがりいし遺跡(茅野市)は標高一〇七〇メートルにある。井戸尻いどじり遺跡(諏訪郡富士見町)は八ヶ岳の南麓一帯に栄えた縄文中期を代表する遺跡である。また古墳期の遺跡には、旧諏訪郡域には宮川を挟んで、ちの(現茅野市)周辺の狭い範囲に認められる。山梨県側には若神子わかみこ(現北巨摩郡須玉町)周辺に数基を数える。

古代、甲斐国には「延喜式」記載の御牧穂坂ほさか柏前かしわさき真衣野まきのの三牧があり、いずれも北巨摩郡域に比定され、そのうち柏前牧は八ヶ岳の麓、現高根たかね町念場原方面という。旧諏訪郡域における古代の牧に山鹿やまか牧・岡屋おかのや牧があるが、山鹿牧は八ヶ岳の山麓に開かれたようである。

戦国時代、武田晴信は軍事上の理由から佐久に一筋、諏訪側に三筋のいわゆる信玄の棒道と称される道路を八ヶ岳の麓の等高線沿いにほとんど直線に開削した(諏訪郡の→八ヶ岳

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1. 八ヶ岳画像
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2. 八ヶ岳[百科マルチメディア]画像
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3. 八ヶ岳
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デジタル大辞泉
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5. やつがたけ【八ヶ岳】山梨県:北巨摩郡
日本歴史地名大系
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6. やつがたけ【八ヶ岳】長野県:南佐久郡
日本歴史地名大系
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7. やつがたけ【八ヶ岳】長野県:諏訪郡
日本歴史地名大系
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8. 八ヶ嶽(やつがたけ)
古事類苑
地部 洋巻 第3巻 813ページ ...
9. 八ヶ岳音楽祭 in Yamanashi
デジタル大辞泉プラス
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10. 八ヶ岳高原殺人事件
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11. 八ヶ岳高原線
デジタル大辞泉プラス
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12. 八ヶ岳自然文化園
デジタル大辞泉プラス
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13. 八ヶ岳ジャーナル
デジタル大辞泉プラス
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14. 八ヶ岳中信高原国定公園画像
日本大百科全書
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15. やつがたけちゅうしんこうげん‐こくていこうえん【八ヶ岳中信高原国定公園】地図
デジタル大辞泉
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16. 八ヶ岳「北杜国際音楽祭」
デジタル大辞泉プラス
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17. 八ヶ岳ポニーユースホステル
デジタル大辞泉プラス
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18. 八ヶ岳リゾートアウトレット
デジタル大辞泉プラス
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19. シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳
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20. タカナシ 信州八ヶ岳高原のドリンクヨーグルト
デジタル大辞泉プラス
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21. あおきいせき【青木遺跡】山梨県:北巨摩郡/高根町/村山北割村
日本歴史地名大系
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22. 赤岳画像
日本大百科全書
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23. 赤岳 [百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
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24. あか‐だけ【赤岳】地図
デジタル大辞泉
錐(えんすい)状の火山。八ヶ岳連峰の最高峰で、標高2899メートル。山頂には高山植物が見られ、中腹は針葉樹林でおおわれている。南東麓にはレンゲツツジの群落がある ...
25. 閼伽流山
日本大百科全書
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26. 阿久遺跡
世界大百科事典
1975年中央高速道路の建設工事に伴って,長野県諏訪郡原村柏木地籍で発見された縄文時代前期の大集落遺跡。八ヶ岳西麓の台地上,推定約2万1000m2の範囲にひろが ...
27. あきゅういせき【阿久遺跡】
国史大辞典
長野県諏訪郡原村柏木にある縄文時代前期の大集落遺跡。大早川と阿久川に挾まれた八ヶ岳西南麓の東西にのびる尾根上に位置する。調査は、昭和五十一年(一九七六)から五 ...
28. あきゅういせき【阿久遺跡】長野県:諏訪郡/原村/柏木新田村
日本歴史地名大系
[現]原村柏木 八ヶ岳西南麓の裾野のほぼ中央、柏木集落の西方一キロ、大早川と阿久川に挟まれた丘陵上、標高約九〇〇メートルにある。中央自動車道建設によって発見され ...
29. あけのむら【明野村】山梨県:北巨摩郡
日本歴史地名大系
伴う住居跡一軒が発見されている。前期ではまれに土器片が出土する程度で、前期後半に濃厚な遺跡分布を示す八ヶ岳山麓とは対照的である。このような傾向は中期中葉まで続き ...
30. あさかわむら【浅川村】山梨県:北巨摩郡/高根町
日本歴史地名大系
[現]高根町浅川 八ヶ岳の南東麓、標高一〇〇〇メートル付近に位置。東と南は上津金村(現須玉町)、西は長沢村、北は樫山村。大門川を深沢川とよぶのに対する村名で、中 ...
31. あさひやまとりであと【朝日山砦跡】山梨県:北巨摩郡/高根町/村山北割村
日本歴史地名大系
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32. あなやまむら【穴山村】長野県:茅野市
日本歴史地名大系
[現]茅野市玉川 穴山 南部を弓振川(八ヶ岳連峰阿弥陀岳を源とする、宮川の上流)が西流し、西は菊沢村、北は山田新田村に接する。御柱道と大門道(善光寺道)が集落中 ...
33. アニマルパスウェイ
日本大百科全書
まうといった、さまざまな危険にさらされることになる。日本では1998年(平成10)に山梨県の八ヶ岳(やつがたけ)南麓(なんろく)清里(きよさと)高原道路の建設に ...
34. あまざかいとうげ【雨境峠】長野県:北佐久郡/立科町/芦田村
日本歴史地名大系
「延喜式」記載の官道東山道以前の中央と信濃国を結ぶ重要路線と推定されており(北佐久郡志)、また蓼科山・八ヶ岳を挟んで南北に古代の官牧望月牧・山鹿牧・穂坂牧があり ...
35. あまりやま【甘利山】山梨県:韮崎市
日本歴史地名大系
海底火山の噴出による堆積層が隆起してできたといわれ、さらにその上を関東ロームが覆う。山頂部は準平原状をなし八ヶ岳・富士山・甲府盆地などが一望できる。同所にはレン ...
36. 飯縄山
日本大百科全書
る。山頂には雑木の小木しかないが、山麓(さんろく)はカラマツ樹海をなす。頂上からは、浅間山、八ヶ岳連峰、北アルプスの全容が眺められてすばらしい。山腹にはスキー場 ...
37. いおうじやまじょうあと【医王寺山城跡】長野県:南佐久郡/臼田町/臼田村
日本歴史地名大系
[現]臼田町大字臼田 稲荷山 臼田村の西方一キロ、北八ヶ岳から遠く裾をひいて迫る山並の突端、医王寺山の一部を画して築城したものである。城跡の後方、山林中に経塚と ...
38. いしがみいせき【石神遺跡】長野県:小諸市/八満村
日本歴史地名大系
めぐる遺跡立地の好例であり、浅間山南麓の千曲川右岸には縄文後期・晩期のこの種の集落跡が多く、八ヶ岳西南麓の中期集落群と対象的な在り方を示している。 ...
39. いしどういせき【石堂遺跡】山梨県:北巨摩郡/高根町/長沢村
日本歴史地名大系
されただけで、配石遺構として著名な当遺跡はB地区をさし、A地区の西四〇〇メートルに位置する。八ヶ岳南麓に特有の北から南に傾斜する尾根上に立地し、遺跡の中心は尾根 ...
40. いたばしむら【板橋村】長野県:南佐久郡/南牧村
日本歴史地名大系
[現]南牧村板橋 標高一二五〇―一四五〇メートルの野辺山原の中央。東は川上村(現川上村)、西は八ヶ岳の赤岳、南は平沢峠、北は海口村に接する。近世初期の野辺山原に ...
41. いどじりいせき【井戸尻遺跡】
国史大辞典
井戸尻・曾利・九兵衛尾根・藤内・新道などを含む。中期縄文文化の極盛地帯といってよく、その広がりは、八ヶ岳西麓尖石、千曲川上流の大深山、諏訪湖畔の岡谷市海戸、韮崎 ...
42. 井戸尻遺跡群
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43. 井戸尻遺跡群
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八ヶ岳南西麓,長野県諏訪郡富士見町のJR信濃境駅周辺にひろがる,縄文時代中期を主とした二十数遺跡からなる大遺跡群の総称。国指定史跡の井戸尻遺跡(中期中葉)をはじ ...
44. いどじりいせきぐん【井戸尻遺跡群】長野県:諏訪郡/富士見町
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45. いなごしんでんむら【稲子新田村】長野県:南佐久郡/小海町
日本歴史地名大系
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46. いなごむら【稲子村】長野県:南佐久郡/小海町
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47. いなりじんじゃ【稲荷神社】長野県:南佐久郡/臼田町/臼田村
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48. うえのだんいせき【上ノ段遺跡】長野県:茅野市/湯川村
日本歴史地名大系
たる土器は、関東・東北・東海など周辺各地方との交流を示す良好な資料である。縄文中期遺跡の多い八ヶ岳山麓地域では数少ない該期集落跡として重要であり、その後学術調査 ...
49. うえはらじょうあと【上原城跡】長野県:茅野市/上原村
日本歴史地名大系
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50. うすだむら【臼田村】長野県:南佐久郡/臼田町
日本歴史地名大系
[現]臼田町大字臼田 西方は北八ヶ岳の裾が丘陵状の山並をなして平野に迫り、東方は千曲川が北流し、その間に佐久平が北方に広がりをましていく。町の南にたつ比高約五〇 ...
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山梨・静岡両県にまたがる、玄武岩を主とする成層・円錐火山。かつての富士火山帯の主峰であるが、全国最高の標高(3776メートル)と美しい容姿のために、古来、日本の象徴として仰がれ、親しまれ、海外にもよく知られる活火山。その傾斜は山頂部で32~35度
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おお‐やま[おほ‥] 【大山】(日本国語大辞典)
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