ジャパンナレッジは日本最大級のオンライン辞書・事典サービスです。
「国史大辞典」「日本古典文学全集」「日本国語大辞典」「世界大百科事典」「日本大百科全書」など80種類以上の辞書・事典をパソコン、タブレット、スマートフォンで利用できます。
私はクラウドソーシングサービス「ランサーズ」を使い始めて1年半になるフリーランスの校正者です。2017年8、9月の「リライト・校正・編集」分野のユーザーランキングで1位になりました。
校正者としてクライアントから評価を得るには、自らが持つ資料がより確かあることが必須。私はオンライン辞書サイト「ジャパンナレッジ」に入会し優れた情報に触れることで、クライアントからの信頼を獲得することができました。ライターや編集者、校正者がジャパンナレッジを使う理由を説明していきます。
■ネットでは信頼性が保てない!とジャパンナレッジに入会まず、メディアの「ファクトチェック」の現状について説明します。月に10以上のクライアントを抱えて校正に携わっています。クライアントからの指示に従って調べていくうちに、大手メディアであっても無料のサイトから固有名詞や事実関係をコピーし、あたかも「事実関係を調べた」ことにしていることに気付きました。
インターネット上で誰が調べたかも分からない不確かな情報を「確認済み」として公に出すことは、校正者としては認められないものです。
とはいえ、膨大な公の文書をひもときながら事実関係を進めると、特定のデータをひもとくだけで一日が終わってしまいます。そこで行き着いたのがジャパンナレッジでした。
■情報源に素早くアクセス!炎上リスク軽減にも役立つ実際にジャパンナレッジを使ってみると、大手出版社の辞書、雑誌など信頼できる情報にアクセスするのが容易で、情報源に素早く行き着くことができるようになりました。それだけではありません。ジャパンナレッジを使うといわゆる「炎上」の防止にも役立つのです。
私はある案件で、ある制度を絶賛する記事の校正に当たっていました。事実関係を調べようとしたところ、インターネットの検索結果のほとんどがアフィリエイトサイト。誰が調べたかも分かりませんが、「この制度はいい制度であることは間違いなさそうだ」と、その記事に「OK」を出そうとしました。
しかし、ジャパンナレッジの収録コンテンツを見てがく然としました。とある辞書には「〇〇制度は〇〇というメリットがある一方で、〇〇だと批判もある」との記述がありました。数値や細かい固有名詞などは間違いないものの、校正した記事を読んだ人が「これはおかしい」と批判することが頭に浮かび、「この原稿をそのまま通してはいけません」とクライアントに要請。掲載中止を要請した記事はお蔵入りになりました。
■コンテンツのアップデートが早いことに満足さらに、一年ごとに発表される公文書のアップデートも早いところにも満足しています。
ある年度のデータをひもとこうとインターネット検索したところ、ほとんどのメディアのデータが3年前のデータであることが気になりました。
「どうして3年前のデータなのだろう」と調べたところ、データを載せた公文書(白書)は有料で、3年前のデータしか無料で配布していないことを突き止めました。大きな図書館に足を運べば見られるものの、多くのメディアは「足を運ぶ努力」をしていないのです。
ただ、私もひとつのデータを調べるためだけに図書館までわざわざ足を運ぶ時間はありませんでした。最新データを掲載したジャパンナレッジの雑誌、辞書を活用するのは校正者に大きなメリット。私が常に「鮮度」の良い情報に触れていられるのは、ジャパンナレッジの会員であるからなのです。
■ライターも入会するべき!書いた原稿の情報が確かで、常に新しいとクライアントに安心感を与えることができます。私は校正を通して常に「新しい情報を確かめている」とクライアントにアピールして他のフリーランスとの差別化を図り、信頼を勝ち得てきました。クラウドソーシングサービスの普及でライターの裾野は広がり、かえって差別化が図りにくくなっています。ジャパンナレッジの会員になって、他のライターとはひと味違う原稿を書きませんか?