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医学部の学習の中で、略語の検索・専門用語の検索・医学英語の検索を利用しています
男性(大学生/大分大学)
私はある大学の医学部に所属し、医師になるために勉学に励んでいます。また、大学の教育プログラムの一環として研究室に所属し研究を行うことができるので、それを利用して基礎研究に従事しています。
私の所属する大学ではジャパンナレッジを契約していて、日々の学習の中で必要なときに活用することができます。今回は実際に私が利用した具体的な体験と合わせて、紹介させていただきます。まず、私がこのサービスを利用する目的は主に3つあります。それは、略語の検索、専門用語の検索、医学英語の検索です。

① 略語の検索

私の専門分野に関する大学の講義や教科書などでは、略語が当たり前のように用いられるために、最初はどのような意味かわからず困惑することがあります。さらに、同じ略語で複数の意味や用いられ方をすることもあります。そのようなとき、ジャパンナレッジで検索することでその場面ではどのような意味で使用されているかを理解することができます。実際の例ですが、私は消化器に関連する講義で使用された「PPI」という略語について検索しました。横断的な検索を実施すると、複数の辞典から結果を得ることができ、プロトンポンプ阻害薬であることがわかりました。先ほど述べたように、PPIという略語はプロトンポンプ阻害薬だけでなく、patient package insert(患者に薬剤使用法を明示した紙片)という意味でも用いられています。このように、略語が頻繁に使われる私の専門分野では、略語を検索することでこのような複数の意味を提示してくれる機能はとても便利です。
PPI検索結果一覧

② 専門用語の検索

私は現在、研究室に所属して、分子生物学的な手法を用いた研究に従事しています。その際に、実験に関連した専門用語に出会うことが度々あります。そのような場合でも、検索するとわかりやすく端的に説明された項目を知ることができます。例えば、クローニングと呼ばれる遺伝子組み換え技術を使用するときに「制限酵素」を使うのですが、その項目では機序までしっかりと解説してくれています。また、関連事項も出てくるのであわせて学ぶことができます。
「制限酵素」のニッポニカの本文

③ 医学英語の検索

 私の専攻分野では、論文や講義、教科書などで医学英語に接する機会が多いのですが、日本語で検索結果が表示されるサイトはあまりありません。特に、複数の検索結果が示されるジャパンナレッジのようなサービスはないと言っても過言ではありません。これは「temporal lobe」を検索した時の結果です。検索結果から、側頭葉であるということがすぐにわかるし、更なる説明を読むこともできます。
temporal lobe 検索結果一覧

このときはOxford Advanced Learner’s Dictionaryを選択し、表示しました。すると、以下のように音声とともにInternational Phonetic Alphabet (IPA)があわせて表示されるため発音を学ぶこともできます。直接、英英辞典で検索することもできますが、いったん検索結果を日本語で把握したのちに英英辞典を活用することで、理解を深めることができます。また、この場合はWord Originが表示されるために、複数の単語への応用にも繋がります。
「temporal」のOxford Advanced Learner’s Dictionaryの本文

このように、医学部のような医療系の学生や、実験を行う自然科学に関わる学生にとっても、ジャパンナレッジはとても使いやすく便利な辞書・事典サイトです。グーグルなどで検索し結果を得ることも簡単でしょうが、すべての辞事典を横断的に検索できることが、ジャパンナレッジの大きな強みだと感じています。また、小学館グループによる運営ということでも、結果に対する信頼性が高いと感じています。
私自身まだまだ使いこなすことはできていないのですが、ジャパンナレッジの活用方法はたくさんあるように思えます。例えば、読書コーナーというものがあり、東洋文庫や週刊エコノミストなど色々な本を読むことができます。私はこれまであまり利用したことがなかったので、このコーナーを活用して読書してみたいと思います。
読書コーナーの書籍一覧


男性(大学生/中央大学)
2022年12月13日
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