(ロシアカクメイ)
フランソワ=クサヴィエ・コカン 著/佐藤亀久 訳
膨大な資料を分析、整理して、20世紀の歴史と神話ともいわれるものを生み出した最大の事件であるロシア革命の前夜から、革命の輝しい勝利の日までを、他の書にみられない生き生きとした文章でもって物語る。今日のソ連の動機となったロシア革命の本質を平易に解き明かしてくれる革命史。
(ヨーロッパブンメイシ)
クロード・デルマス 著/清水幾太郎 訳
ギリシア・ローマ・ユダヤの遺産を基調とするヨーロッパ文明はどんな歴史的枠組のなかで発達してきたか、またその枠組のなかで、中世騎士道、ルネサンスの技術的・精神的変革、近代の革命はどのように達成されたかを概観し、ヨーロッパ文明の本質を把握しようとする野心的な労作。
(カイゾク)
ユベール・デシャン 著/田辺貞之助 訳
海賊(パイラット)の語源はギリシア語の「試みる」という動詞である。「海上で一攫千金を試みる」意である。国家権力の障壁をふみにじって掠奪をほしいままにする海の男たちの歴史は長い。ヴァイキングから海賊ドレーク、キッド、さらに中国の海賊にいたるまで、世界の海を股にかけた強者の歴史。
(アメリカノコクジン)
クロード・フォーラン 著/野沢 協、山口俊章 訳
黒人問題は今日でもアメリカが抱える大きな問題となっている。フランスの歴史家が「第三者的」な立場から描く「アメリカの黒人問題」(第1部:その歴史的考察、第2部:その社会的断面、第3部:黒人解放運動)。その冷徹な表現は、黒人問題の真の焦点がどこにあるかをはっきりとつかみとらせてくれる。
(ネンピョウセカイシ1 ゼンヨンカン)
ジャン・ドゥロルム 著/三浦一郎・橋口倫介・赤井 彰 共訳
これは単なる年表ではなく、読んで考えさせられる「歴史」の本である。年代学の権威である著者は、古代から現代までの多くの重要な事件を年代順にとりあげ、かつ簡潔な説明を加えながら、「世界史」という大有機体の再構成をめざし、数千年にわたる壮大な人類のドラマをいきいきと展開している。
(ネンピョウセカイシ2 ゼンヨンカン)
ジャン・ドゥロルム 著/三浦一郎・橋口倫介・赤井彰 共訳
これは単なる年表ではなく、読んで考えさせられる「歴史」の本である。年代学の権威である著者は、古代から現代までの多くの重要な事件を年代順にとりあげ、かつ簡潔な説明を加えながら、「世界史」という大有機体の再構成をめざし、数千年にわたる壮大な人類のドラマをいきいきと展開している。
(ネンピョウセカイシ3 ゼンヨンカン)
ジャン・ドゥロルム 著/三浦一郎・橋口倫介・赤井 彰 共訳
これは単なる年表ではなく、読んで考えさせられる「歴史」の本である。年代学の権威である著者は、古代から現代までの多くの重要な事件を年代順にとりあげ、かつ簡潔な説明を加えながら、「世界史」という大有機体の再構成をめざし、数千年にわたる壮大な人類のドラマをいきいきと展開している。
(ネンピョウセカイシ4 ゼンヨンカン)
ジャン・ドゥロルム 著/三浦一郎・橋口倫介・赤井 彰 共訳
これは単なる年表ではなく、読んで考えさせられる「歴史」の本である。年代学の権威である著者は、古代から現代までの多くの重要な事件を年代順にとりあげ、かつ簡潔な説明を加えながら、「世界史」という大有機体の再構成をめざし、数千年にわたる壮大な人類のドラマをいきいきと展開している。
(シュウキョウセンソウ)
ジョルジュ・リヴェ 著/二宮宏之、関根素子 訳
フランスの宗教戦争は、制限王政から絶対王政への過渡期に勃発し、ブルジョワジーの興隆と近代国家の成立を促進した。本書の大きな特色は、時代史という広大な展望のなかに宗教戦争を位置づけ、信仰の危機と制度・経済・社会の危機が生み出した戦乱の時代を多面的に追究しているところにある。
(トウナンアジアノチリ)
ジャン・デルヴェール 著/菊池一雅 訳
東南アジア問題はわが国においても、政治・経済の分野で大きな関心を呼んでいる。著者は東南アジア研究の第一人者。本書はこの地域を扱った数少ない本のなかで、最もオーソドックスな1冊。