1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 歴史
  6. >
  7. 遺跡
  8. >
  9. 寺・神社・教会
  10. >
  11. 出羽三山神社
日本大百科全書(ニッポニカ)

出羽三山神社
でわさんざんじんじゃ

山形県中央部に横たわる羽黒山(はぐろさん)、月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)に鎮座する出羽(いでは)神社、月山神社、湯殿山神社の総称。推古(すいこ)天皇の御代(みよ)に崇峻(すしゅん)天皇の皇子蜂子皇子(はちのこのみこ)によって開かれたと伝える。中世以降、修験道(しゅげんどう)の一大霊場として栄えた。夏季以外の登拝が困難なため、3社の祭祀(さいし)は羽黒山上の三神合祭殿(鶴岡(つるおか)市羽黒町手向(とうげ))で行われる。例祭は3社とも7月15日。国の重要無形民俗文化財である、12月31日の松例祭(しょうれいさい)は、修験道色の濃い祭りである。五重塔(国宝)、古鏡(国指定重要文化財)など所蔵する文化財も多い。
[高橋美由紀]

出羽神社

山形県鶴岡市羽黒町の羽黒山山頂に鎮座。伊〓波神(いではのかみ)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祀(まつ)る。平安時代すでに多くの人々の信仰を集めていたことは、式内社に数えられていることや、三神合祭殿前の鏡池から出土したおびただしい数の古鏡の存在から知られる。古くは羽黒大権現(だいごんげん)とか羽黒三所権現などと称し、月山や湯殿山とともに羽黒修験道の霊場として繁栄を極めた。その勢力は熊野(くまの)や大峰(おおみね)をもしのぐほどであったといわれ、文永(ぶんえい)の役(1274)に際し鎌倉幕府7代将軍惟康(これやす)親王は大梵鐘(だいぼんしょう)(国指定重要文化財)を奉納している。近世に入ると江戸幕府より朱印領1550石を安堵(あんど)され、また全国的な三山講の組織化によって参詣(さんけい)者のない国は飛騨(ひだ)一国のみといわれるほどであった。明治初年の神仏分離によって社僧や衆徒は復飾、山内の寺院や坊舎は廃絶した。旧国幣小社。
[高橋美由紀]

月山神社

山形県東田川郡庄内(しょうない)町の月山山頂に鎮座。祭神は月読命(つきよみのみこと)。早くより朝廷の尊崇厚く、奈良時代から平安初期にかけてしばしば叙位(じょい)・叙勲や封戸(ふこ)の寄進がなされ、880年(元慶4)には従(じゅ)二位勲四等に進んだ。『延喜式(えんぎしき)』では名神(みょうじん)大社に列し、大物忌神(おおものいみのかみ)(鳥海山(ちょうかいさん)大物忌神社)とともに祭料2000束をあてられている。中世以降、神仏習合により羽黒山、湯殿山を含め羽黒三所権現と称し、東国における修験道の中心として栄え、朝野の信仰を集めた。明治初年の神仏分離により寺院、仏具などの破棄や旧儀の廃絶にあったが、1914年(大正3)官幣大社に列した。夏季以外は登拝が困難なため、通常の祭祀は羽黒山上の三神合祭殿で行われる。
[高橋美由紀]

湯殿山神社

山形県鶴岡市田麦俣(たむぎまた)の湯殿山中腹、梵字(ぼんじ)川ほとりの熱泉の湧出(ゆうしゅつ)する霊巌(れいがん)を御神体とし、社殿は設けられていない。祭神は大山祇命(おおやまづみのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。古くは湯殿山大権現と称し、羽黒山、月山の奥の院といわれ羽黒修験の霊場であった。かつては注連寺(ちゅうれんじ)、大日坊(だいにちぼう)、大道寺、大日寺の4か寺の別当があり、注連掛口(しめかけぐち)の注連寺を根本執行(こんぽんしゅぎょう)とした。旧国幣小社。近世から明治にかけて湯殿山で修行した行人(ぎょうにん)のなかには生きながら入定(にゅうじょう)して即身仏(そくしんぶつ)(ミイラ)となった人々がおり、現在庄内(しょうない)地方には6体存在する。
[高橋美由紀]


松例祭[百科マルチメディア]
松例祭[百科マルチメディア]
国指定重要無形民俗文化財 山形県鶴岡市 出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ) ©山形県
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のオンライン辞書・事典サービスです。
ジャパンナレッジについて詳しく見る
出羽三山神社の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 44
検索コンテンツ
1. 出羽三山神社画像
日本大百科全書
山形県中央部に横たわる羽黒山(はぐろさん)、月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)に鎮座する出羽(いでは)神社、月山神社、湯殿山神社の総称。推古(すいこ)天皇の ...
2. でわさんざんじんじゃ【出羽三山神社】山形県:東田川郡/羽黒町/手向村
日本歴史地名大系
[現]羽黒町手向 羽黒山山上にある。出羽神社(旧国幣小社)・月山神社(旧官幣大社)・湯殿山神社(旧国幣小社)の総称。主祭神として出羽神社は伊 ...
3. nbsp;いでは‐じんじゃ【出羽神社】
日本国語大辞典
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。羽黒山の山頂にあり、月山(がっさん)神社・湯殿山神社とともに出羽三山神社ともいわれる。修験道の道場として知られた。でわじんじゃ ...
4. 出羽(いでは)神社
デジタル大辞泉プラス
祀とされる。祭神はイデハノカミ、稲倉御魂命(うがのみたまのみこと)。羽黒山山頂に位置する。出羽三山神社のひとつ。月山・湯殿山・羽黒山の三神を合祭する「三神合祭殿 ...
5. いわてさん【岩手山】岩手県:総論
日本歴史地名大系
盛岡藩領内の修験総録である(盛岡市の→自光坊屋敷跡)。大勝寺は寛永一〇年の創設とされ、羽黒山中興覚書(出羽三山神社蔵)によれば、羽黒山在庁真田氏は南部氏の帰依を ...
6. かすがじんじゃ【春日神社】山形県:東田川郡/櫛引町/黒川村
日本歴史地名大系
る特殊な構造となっている。現在、黒川能は王祇祭のほか五月の当社春の例大祭、一一月の新嘗祭や出羽三山神社(現羽黒町)や荘内神社(現鶴岡市)の大祭などでも奉納される ...
7. がっさん【月山】山形県:総論/出羽三山
日本歴史地名大系
ている。山頂一帯は広い緩斜面で、頂上に近い立川町立谷沢には月山神社(本殿、社務所は羽黒町の出羽三山神社)があり、月読命を祀る。山頂北方の一段低い緩斜面(標高約一 ...
8. 月山神社
日本大百科全書
出羽三山神社 ...
9. 月山神社
世界大百科事典
も合わせた三神合祭殿がまつられ出羽三山神社と呼ばれており,日常の祭事はそこで行われる。例祭は7月15日。→出羽三山新野 直吉 月山神社 月山大物忌両神社 出羽三 ...
10. がっさん‐じんじゃ【月山神社】地図
デジタル大辞泉
月山山頂にある神社。旧官幣大社。祭神は月読尊(つきよみのみこと)。出羽三山神社の一。月山(つきやま)神社。  ...
11. がっさん‐じんじゃ[グヮッサン‥]【月山神社】
日本国語大辞典
祭神は月読命(つきよみのみこと)。古くからの修験道場で、出羽(いでは)神社、湯殿山神社とともに、出羽三山神社ともいわれる。つきやまじんじゃ。 ...
12. 月山(がっさん)神社
デジタル大辞泉プラス
(593~628年)に創祀とされる。祭神は月読命(つきよみのみこと)。月山山頂に位置する。出羽三山神社のひとつ。 2015年04月 ...
13. こうたくじ【荒沢寺】山形県:東田川郡/羽黒町/手向村
日本歴史地名大系
とで、平将門娘如蔵尼の護念の本尊であったという。慶長一三年(一六〇八)の羽黒山五重塔棟札(出羽三山神社社務所蔵)によると天慶年中(九三八―九四七)平将門が地蔵菩 ...
14. こきょうでんむら【小京田村】山形県:鶴岡市/青竜寺川・内川流域地区
日本歴史地名大系
当村の大部分は羽黒山領で、元和八年の庄内寺社領目録では四五〇石余、文政九年(一八二六)の羽黒山社領高覚帳(出羽三山神社社務所蔵)では五七四石余となっている。その ...
15. 松例祭[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
国指定重要無形民俗文化財 山形県鶴岡市 出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ) 〓山形県 ...
16. しょうれい‐さい【松例祭】
日本国語大辞典
〔名〕山形県東田川郡羽黒町にある出羽三山神社の例祭。一月三一日から二月一日(古くは大晦日から元日)に、昭和三七年(一九六二)以後はふたたび大晦日から元日に行なわ ...
17. 菅江真澄遊覧記 1 107ページ
東洋文庫
加持にもちいたといって、今でも病者が患うと、この水をもちいると験しがあるなどというo松の聖 出羽三山神社で松例祭が大晦日に行なわれる。修験者の最古参者が二人えら ...
18. たがわぐん【田川郡】山形県:出羽国
日本歴史地名大系
〓波神社は羽黒町手向の出羽神社(出羽三山神社)にそれぞれ比定される。「続日本後紀」承和六年(八三九)一〇月一七日条によると、出羽国府よ ...
19. だいにちぼう【大日坊】山形県:東田川郡/朝日村/大網村
日本歴史地名大系
明治六年(一八七三)湯殿山は神社と決定され、翌年には月山神社とともに羽黒山の出羽神社(現羽黒町)に合祀されて出羽三山神社となったが、当坊と注連寺は真言宗の仏寺と ...
20. でわさんざん【出羽三山】
国史大辞典
月山神社は官幣大社に昇格。昭和二十六年(一九五一)宗教法人法により三神社は合併して宗教法人出羽三山神社となった。→月山神社(がっさんじんじゃ),→湯殿山神社(ゆ ...
21. 出羽神社
世界大百科事典
墓もある。月山(がつさん)神社,湯殿山神社を合わせた〈三神合祭殿〉があり,出羽神社すなわち出羽三山神社で,社前の鏡池からは信仰によって捧げられた多数の古鏡が発見 ...
22. でわじんじゃ【出羽神社】
国史大辞典
殿山に詰めて道者と接触した。昭和二十六年(一九五一)宗教法人法により三社を合併して宗教法人出羽三山神社となる。現社殿は文政三年(一八二〇)の再建。本殿は桁間三間 ...
23. とうげむら【手向村】山形県:東田川郡/羽黒町
日本歴史地名大系
[現]羽黒町手向 羽黒山西方山腹に位置し、山上にある羽黒権現社(現出羽三山神社)の門前町。西方は国見村。ほぼ北西―南東に走る羽黒街道のゆるやかな坂道に沿って街村 ...
24. としや‐まつり【歳夜祭】
日本国語大辞典
〔名〕山形県、出羽三山神社の例祭。大晦日から元旦にかけて行なわれる。松例祭。百松明の神事。《季・冬》 ...
25. なかいむら【中井村】鳥取県:八頭郡/河原町
日本歴史地名大系
明治元年(一八六八)中井神社と改称。ほかに地蔵・薬師を本尊とする辻堂三があった(因幡志)。羽黒山妙玄寺は出羽三山神社(現山形県羽黒町)を移し、因幡の修験者精修の ...
26. におうこうじ【仁王小路】岩手県:盛岡市/盛岡城下
日本歴史地名大系
初寺領現米五十石賜之、外に柳沢村にて新田十七石、寛永十三年御寄附也と云」と記される。なお羽黒山中興覚書(出羽三山神社蔵)によると、元和七年(一六二一)頃に盛岡に ...
27. 日本のおもな博物館
日本大百科全書
年末年始出羽三山歴史博物館〔読み〕でわさんざんれきしはくぶつかん〔所在地〕鶴岡市羽黒町手向字手向7 出羽三山神社境内〔電話番号〕0235-62-2355〔開館年 ...
28. はぐろかいどう【羽黒街道】山形県:東田川郡/羽黒町
日本歴史地名大系
また同村から庄内藩領に出る場合は、羽黒役所から出判を受けることになっていた(文政二年「雑録」出羽三山神社社務所蔵)。鶴ヶ岡城下から手向村までの駄賃は宝永三年(一 ...
29. はぐろさん【羽黒山】山形県:総論/出羽三山
日本歴史地名大系
の古鏡が出土、出羽三山神社所蔵の一九〇面は一括して国の重要文化財に指定されている。ほかに羽黒鏡として珍重されて、方々に流出したが、合計数は六〇〇面を下らないであ ...
30. 羽黒派
世界大百科事典
配付するとともに出羽三山参詣の道者を泊め,かつ先達をした。明治初年の神仏分離によって三山は出羽三山神社となり,別当以下の衆徒は神職に転じ,わずかに残った僧と修験 ...
31. はぐろまち【羽黒町】山形県:東田川郡
日本歴史地名大系
にあり、後期天王山式系の土器・石器が出土した。古くから羽黒山は信仰の山で、山内の出羽神社(出羽三山神社)は式内社伊〓波神社に比定される ...
32. 平安時代美術
世界大百科事典
松喰鶴(花喰鳥)や片輪車など,繊細で情緒的な文様を後世まで残した。それらはいわゆる羽黒鏡(出羽三山神社など)のような和鏡や螺鈿蒔絵の類にその代表的な例をみること ...
33. ほしかわ-きよあきら【星川清晃】
日本人名大辞典
のち同門の照井長柄(てるい-ながら)らをたすけて重胤の大著「日本書紀伝」を校訂した。明治9年出羽三山神社宮司となり,のち三山敬愛教会などを創始した。明治27年1 ...
34. みかざわむら【三ヶ沢村】山形県:東田川郡/立川町
日本歴史地名大系
当村は度々干害に苦しみ、虚空蔵菩薩を祀り水利を祈願したと伝える。明治に入り、社守村上式部大夫が羽黒山出羽三山神社(現羽黒町)の分霊を勧請して御嶽神社と称した。ほ ...
35. むらすぎばんむら【村杉番村】山形県:東田川郡/羽黒町
日本歴史地名大系
正保庄内絵図(本間美術館蔵)に村名がみえ、高一八二石余、元禄四年(一六九一)の神領方并歩銀等帳(出羽三山神社社務所蔵)によると高三一一石余、免は本田五ツ、新田二 ...
36. もりおかじょうか【盛岡城下】岩手県:盛岡市
日本歴史地名大系
三戸石井文書)に盛岡とみえる。多くの利直書状は盛岡の用字を使用しているが、羽黒山中興覚書(出羽三山神社蔵)には元和七年(一六二一)頃のこととして、利直が「三ノ閉 ...
37. 湯殿山神社
日本大百科全書
出羽三山神社 ...
38. ゆどのさん‐じんじゃ【湯殿山神社】
日本国語大辞典
上代の山岳信仰に発し古来社殿は設けず、温泉がわき出る巖を神体とする。月山神社・羽黒山神社と合わせて出羽三山神社と総称される。江戸時代までは羽黒修験道極意の道場と ...
39. ゆどのさんじんじゃ【湯殿山神社】
国史大辞典
社の神職が兼掌し、社務も出羽神社社務所で行われた。昭和二十六年(一九五一)、三社を統合して出羽三山神社と号した。例祭は七月十五日。→月山神社(がっさんじんじゃ) ...
40. 湯殿山神社
デジタル大辞泉プラス
祭神は大山祇命(おおやまづみのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。出羽三山神社のひとつ。 2015年04月 ...
41. よばらずむら【無音村】山形県:東田川郡/藤島町
日本歴史地名大系
余を主付添田地として預かっている(同文書)。元禄四年(一六九一)の羽黒山神領方并歩銀等帳(出羽三山神社社務所蔵)によれば神領の高八〇石余、取米一〇〇俵余・口米四 ...
42. 和漢三才図会 9 333ページ
東洋文庫
奥・能登でも降ることがある。畿内および山陽の地ではいまだみられぬものである。 羽黒山権現(出羽三山神社) 最上領(山形県東田川郡羽黒町)にある。 祭神一座 倉稲 ...
43. 【総論】山形県
日本歴史地名大系
みられる。田楽の系統としては羽黒町高寺・遊佐町吹浦・平田町新山の花笠舞をあげることができ、出羽三山神社祈年祭で舞われる御田植神事も田楽の一種である。鳥海山麓の村 ...
「出羽三山神社」の情報だけではなく、「出羽三山神社」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る

出羽三山神社と同じ寺・神社・教会カテゴリの記事
興福寺(国史大辞典)
奈良市登大路町にある法相宗大本山。南都七大寺の一つ。寺伝では「こうぶくじ」という。縁起によると、天智天皇八年(六六九)藤原鎌足の死去に際し、妻の鏡女王が鎌足の念持仏の釈迦丈六像などを祀る伽藍をその山階(山科)邸に設けたのに始まり(山階寺)、その子不比等によって藤原京の厩坂に移遷(厩坂寺)
東大寺(国史大辞典)
奈良市雑司町にある華厳宗の総本山。大華厳寺・金光明四天王護国寺・総国分寺などの別称がある。南都七大寺・十三大寺・十五大寺の一つ。東大寺の寺号は平城京の東方にある大寺を意味し、『正倉院文書』の天平二十年(七四八)五月の「東大寺写経所解案」に初見するが
法隆寺(日本大百科全書(ニッポニカ))
奈良県生駒(いこま)郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳(しょうとく)宗総本山。斑鳩寺(鵤寺、伊可留我寺とも書く)、法隆学問寺などの異称がある。南都七大寺の一つ。草創の由来は、金堂の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)光背銘によると、用明(ようめい)天皇が病気平癒を念じ
龍潭寺(日本歴史地名大系)
[現]引佐町井伊谷。県道引佐―舘山寺(かんざんじ)線の西側の小丘陵上に位置する。臨済宗妙心寺派。山号は万松山、本尊は行基作と伝える虚空蔵菩薩。元文六年(一七四一)に気賀(けが)関所(現細江町)に差出した御要害村寺院縁寿録(山本家文書)によると、天平五年(七三三)に行基が地蔵寺を開創、のち自浄(じじよう)院と改号した
渭伊神社(日本歴史地名大系)
[現]引佐町井伊谷。井伊谷(いいのや)の北西端に鎮座する。社域西側を神宮寺(じんぐうじ)川が半円を描いて流れ、杉・檜・楠の古木が社叢をなす。祭神は品陀和気命・息気長足姫命・玉依姫命。旧郷社。「延喜式」神名帳にみえる引佐郡六座のうちの「渭伊(イイノ)神社」に比定される。
寺・神社・教会と同じカテゴリの記事をもっと見る


「出羽三山神社」は寺・神社・城に関連のある記事です。
その他の寺・神社・城に関連する記事
百万塔(改訂新版 世界大百科事典・国史大辞典)
奈良時代に作られた轆轤びき木製三重小塔で,塔身部に〈陀羅尼経〉を納めている。相輪部と塔身部に分かれ,それぞれ一木を用いて削り出す。大きさは個体によって異なるが,標準的なもので総高21.4cm,基底部径10.5cm,塔身部のみの高さは13.4cmある。塔身部の軸部上端を筒状にえぐり
飛鳥寺(改訂新版・世界大百科事典)
奈良県高市郡明日香村にある真言宗豊山派の寺。法興寺,本元興寺ともいう。蘇我馬子が創立した日本最初の本格的な寺院で,百済から招いた工人らが参画して,596年(推古4)ほぼ造営を終え,606年には仏師鞍作止利が作った本尊の丈六釈迦如来像が安置されている。古都飛鳥の地に〈大寺〉と
東寺(日本大百科全書(ニッポニカ))
京都市南区九条町にある寺。東寺真言宗の総本山。正しくは金光明四天王教王護国寺秘密伝法院(略して教王護国寺)という。本尊は薬師如来(にょらい)。794年(延暦13)の平安遷都に伴い、王城鎮護のために羅城門の左右に2か寺が建立され、それぞれ東寺(左寺、左大寺とも)、西寺
慈恩寺(国史大辞典)
山形県寒河江市大字慈恩寺に所在。山号瑞宝山。三院十六坊より成り、現在は慈恩宗の名で一宗をなす(もと天台真言両宗慈恩寺派。昭和四十七年(一九七二)一月改称)。開基年代は未詳であるが、おそくとも平安時代に創立の古刹。元来は法相宗であったらしく、摂関家領寒河江荘の鎮守と
出羽三山神社(日本大百科全書(ニッポニカ))
山形県中央部に横たわる羽黒山、月山、湯殿山に鎮座する出羽神社、月山神社、湯殿山神社の総称。推古天皇の御代に崇峻天皇の皇子蜂子皇子によって開かれたと伝える。中世以降、修験道の一大霊場として栄えた。夏季以外の登拝が困難なため、3社の祭祀は羽黒山上の三神合祭殿(鶴岡市羽黒町手向)
寺・神社・城に関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のインターネット辞書・事典サイト。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る