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ナレッジサーチャー使ってる?

2015-11-13

ジャパンナレッジを使っている方なら知っていると信じたいナレッジサーチャー。本文を読んでいる最中に、知らない人名などをドラッグするとたちどころに検索してくれる機能だ。

このナレッジサーチャー、意外と便利と思うのだが、あまり使われていないのが現状。そこで近日中に公開を予定しているのが開発コードネーム「リモコン」。

ジャパンナレッジの本文ページの右上には、ナレッジサーチャーと並んで印刷ボタンや次項目、前項目のボタンなどが並んでいる。「リモコン」はこれらの機能を、ページをスクロールしたときでも、簡単に使えるようパーツ化して常に画面上に置いておくというもの。つまりナレッジサーチャーがいつでも簡単にオン/オフできるようになるのだ。

画面の小さいスマホでは邪魔なんじゃないの?といった声もなくはないが、乞うご期待である。

そんな折、図書館総合展でのこと。東京大学大学院の永崎研宣先生から「ジャパンナレッジから『大蔵経データベース』を参照できるようにしてはどうか?」というアドバイスをいただいた。というのも、来月リリース予定の「例文 仏教語大辞典」を「大蔵経データベース」から参照できるよう永崎先生が準備されており、その逆も便利なんじゃないの?という話になったのである。

さらにそれを、ナレッジサーチャーのようなインターフェースにすれば使い勝手がいいのではというのである。仏教語をドラッグすると「大蔵経データベース」の検索結果、つまり記述されている箇所が検索されるということか……。

それが仏教語かどうかすら、私自身はわからないほどだが、なんだか面白そう。

じつは「大蔵経データベース」からのジャパンナレッジ検索も、そのようなインターフェースにしたかったらしいのが、そこは認証周りがイケてないところがあり、すぐの実現は難しい。

最近こういった連携サービスがちょくちょく舞い込んでくる。「リモコン」で一段落と思っていたが、また少し考えなければならない。

2015-11-13 written by テツマザキ
連携サービスといえば、普段使いのジャパンナレッジなら、ウィキペディアとの連携がいちばん便利かも……。