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女湯かわからないけど...

2017-05-29

湯船に浸かりたくて、近所の銭湯に向かったときのこと。いつもは自転車に乗るのだが、愚息が使っていたので歩いていくことに。バスで3つ、4つ先くらいのところ、行ってみると銭湯があった場所は保育園になっていた。しばらく来ないうちに閉じてしまったようである。

では帰るかとも思ったが、せっかくなのでグーグル先生に近所の銭湯を尋ねることに。

東京でも掘れば温泉がでるといわれるが、蒲田の温泉は都内でも名の知れた温泉のひとつ。その蒲田温泉を有する大田区である。案の定、すこし歩いたところにひとつ見つかった。

そこは入り口から男女が分かれるタイプ。右側の下駄箱に靴をしまってから、右でいいのかを再度確認する。性別を表すような、イラストだったり、色だったりは特に見当たらない。ガラス戸にはかすれた文字で「湯」とだけあり、女湯なのか男湯なのかは判別不能だ。しかたがないので、右が男湯だろうと決めつけてガラス戸を開けた。そこは女湯だった。

あらためて左側から入り直すと、番台さんに11時までといわれる。

閉じてしまった銭湯では、メインの湯船以外に、露天風呂らしきものや、浸かるとビリビリする電気風呂みたいなものなど、ちょっとした湯めぐりができたのだが、ここでは無理そうである。

湯から上がると閉店15分前。のんびりする間もなく外にでると、3人組の男子が、

「どっちから入っても一緒なんじゃない?」

と、ひとりは左側の下駄箱へ、あとのふたりは右側の下駄箱に靴を収めようとしている。そうだよね、よくわかんないよね。と、さっきの自分の行為を正当化しつつ、でもそこには触れず「11時で終わりみたいですよ」とだけ教えてあげた。

家に帰って万歩計アプリを見るとほぼ8000歩。いかに普段歩いていないかを痛感しつつ、氷のはいったグラスにワインをついだ。

2017-05-29 written by テツマザキ