旺文社 物理事典

はしがき

はしがき

現代の科学・技術の発展は大変めざましく,我々の生活の中にも大きな変化をもたらしつつある。例えば,人体の磁気共鳴断層撮影や太陽光発電など数多くある。また,近年日本人のノーベル物理学賞受賞も多くなっている。本書はこのように,現在の新しい項目も取りあげ,高校生・大学受験生に対し,日常学習や受験にも役立つように作製された。したがって,高校物理の教科書に出てくる項目を始め,物理に関連した医学,工学,化学,生命科学,宇宙分野などの周辺の項目までもできるだけ掲載するようにした。内容的には,多少高校生,受験生レベルを超えるものもあるが,大学低学年生や一般の方も日ごろ新聞などを読むときに,手助けになるものと確信している。

物理学は自然現象のすべてを対象とし,自然界におけるふしぎに対して,原理や法則性を探究していく学問である。本書によって,物理学に興味をもち,さらに発展して未知の自然を探究していくきっかけになることを望んでいる。

本書は,以下の編集方針のもとに制作された。

編集方針

  1. 日常学習に必要十分な5200項目余を収録
    収録項目の選定にあたっては,現在採用されている教科書を中心に,日常学習に必要十分な5200項目を収録する。
  2. 周辺の物理関連用語も積極的に採用
    教科書における課題研究や参考などにある用語を始め,物理に関連する医学,工学,化学,生命科学,宇宙分野などからも用語を積極的に採用する。
  3. 物理学者や物理関連の学者・研究者も取りあげる
    ターレスやピタゴラスといった紀元前の人から,現在わかっているノーベル物理学賞受賞者まで,法則や式を発明・発見した人を含み,できるだけ多く掲載する。
  4. 手軽に使えるハンディな辞書にする
    解説は冗長にならず,かつ難しい語句は避け,平易にコンパクトな解説に徹する。
  5. 物理に必要な資料を付録に掲載
    まとめられていると便利な物理定数表,単位表,周期表などを付録にまとめて掲載する。
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このような編集方針により,物理教育に長年従事している専門家,気鋭の研究者が執筆した。本書をかたわらに置き,疑問が生じたら気軽に活用していただきたい。

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