第118回
「舌鼓」を何と読むか?

 「山海の珍味に舌鼓を打つ」などと言うときの「舌鼓」、皆さんは何と読んでいるだろうか。
 「舌つづみ」?あるいは「舌づつみ」?
 「舌鼓」は美味しいものを飲み食いしたときに鳴らす舌の音の意味なので、語源を考えれば「舌」+「鼓」である。「鼓」は「つづみ」だから「舌つづみ」が正しいことになる。
 実際、キリシタン宣教師が日本語を習得するために編纂(へんさん)された『日葡辞
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さらに悩ましい国語辞典
―辞書編集者を惑わす日本語の不思議!―

日本最大の辞書『日本国語大辞典』の編集者はまだまだ悩んでいる! 辞書で定義しずらい言葉の悩み辞書にした「悩ましい国語辞典」の第2弾。
そんたく【忖度】[名]「忖」も「度」もはかるという意味。他人の心を推し量ることで「なにか配慮をする」の意味はない。/しんしゃく【斟酌】配慮までする意味なら「忖度」でなく、「斟酌」の方がしっくりする。この語「手加減する」と意味は変化し続け、今、忖度で起きている現象が斟酌でも起きている……

悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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