第192回
掬(すく)われるのは「足」か?「足もと」か?

 すきをつかれて、思いがけない手段で失敗させられることを、「○を掬(すく)われる」と言うが、○に入る語は何か?
 またしてもクイズのような書き出しになってしまったが、正解はというと「足」である。ところが、文化庁が発表した平成19(2007)年度の「国語に関する世論調査」では、「足をすくわれる」を使うという人が16.7パーセント、本来の言い方ではない「足もとをすくわれる」を使うという人が7
続きは書籍でお楽しみください

悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

ジャパンナレッジとは

ジャパンナレッジは約2万冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のインターネット辞書・事典サイト。
日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。

ジャパンナレッジ Personal についてもっと詳しく見る