第262回
「さようなら」

 「さようなら」はもちろん別れのあいさつに用いることばであるが、どうして「さようなら」と言うのかご存じだろうか。
 「さようなら」は「さようならば」の変化した語で、もともとは、それならば、それではという意味の接続詞である。それが、「ごきげんよう」「のちほど」などのほかの別れの表現と結びついた形で用いられるようになり、江戸時代後期に独立した別れのことばとして一般化するのである。
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
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