第9回
「土耳古」「濠太剌利」「伯剌西爾」は、なぜそう書くようになったのか? 

 以前あるテレビ番組で、番組中に出題したことばの問題について、コメントをして欲しいと頼まれたことがある。タイトルに示したものはその時の問題の一部である。おわかりだろうが、すべて国名の当て字である。順番に「トルコ」「オーストラリア」「ブラジル」となる。ただ、なぜそのように表記するようになったのか説明しろと言われると、これがけっこう難しいのだ。
 「土耳古」……なぜ「ル」が「耳」になるのかわ
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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