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改訂新版・世界大百科事典
イソップ物語
イソップものがたり

ギリシアのイソップ(アイソポス)が作ったと伝えられる動物寓話集。動物などの性格や行動に託して,ギリシアの一般大衆に,いかにすれば人は平穏無事に人生をおくることができるかを教える処生訓であった。この寓話形式はすでにヘシオドス(《農と暦(仕事と日々)》202~212行),アルキロコス(断片86,89)などによって使用され,前6世紀ころイソップによって大成された。その後,前5~前4世紀に流行をみ,また文人などにも愛好されて,アリストファネスやクセノフォンなどが著作の中でイソップの名とともに動物寓話に言及している。ソクラテスは獄中にあってイソップの寓話を詩文に移していたとプラトンは伝えている。イソップは民衆に寓話を語り聞かせただけで,実際には文字にしなかったと言われている。しかし,イソップの名があまりに有名であったため,イソップの作品の改作や模倣,別人の作品や外国に起源をもつ類似の物語までもイソップの作品の中に混入される結果となった。このような過程を経て,これらのいわゆる《イソップ物語》は,ローマ時代に至ってラテン語に移され,人気を得ることとなった。そして現代に至るまで種々の翻訳や改作が行われ,また類似の物語(J.deラ・フォンテーヌの《寓話》など)が生み出されて,老若を問わず親しまれている。

ギリシア語版

《イソップ物語》の最初の集大成はファレロンのデメトリオスによってなされたと3世紀の伝記作者ディオゲネス・ラエルティオスは伝えている。散文体であったらしいが伝存しない。しかし,今日に伝わる《イソップ物語》の中核をなすものと思われる。伝存する最古の集成は《アウグスタナ》の名で知られる1世紀ころのもので,約230編から成る。次に古い集成は2世紀末のローマ人バブリオスがコリアンボス調の詩形に改作したもので,古代において人気を博した。本来10巻のうち2巻のみが現存する。これは1843年に発見されてギリシア語原典の底本となった。ビザンティン時代には上述の《アウグスタナ》が,さまざまに短縮,改作された物語を生み,100以上に及ぶ写本がイソップの名で今日に伝わっている。以上の諸集をもとにプラヌデスが《アクルシアナ》と題する寓話集をイソップの伝記を付して編纂した。

ラテン語版

2世紀の随筆家ゲリウスの引用から,前3世紀の詩人エンニウスがすでに《イソップ物語》をラテン詩に移したことが知られる。しかし,最も有名なものはファエドルスによるイアンボス調のラテン語訳である。これは現存する。4世紀のアウィアヌスAvianusはエレゲイア調の詩文に改作し,42編が伝わっている。9世紀に至ってディアコヌスIgnatius Diaconusがコリアンボス調の詩文に改作し,53編が現存する。なお,1952年のB.E.ペリーによる《イソップ物語》は,イソップの伝記とともにギリシア語とラテン語の寓話725編を集録している。
→伊曾保物語 →寓話
[高橋 通男]

[索引語]
イソップ デメトリオス(ファレロンの) アウグスタナ バブリオス プラヌデス,G.J. アクルシアナ エンニウス,Q. ファエドルス,M. アウィアヌス Avianus ディアコヌス,I. Ignatius Diaconus
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