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  11. 大鏡
日本大百科全書・世界大百科事典

日本大百科全書
大鏡
おおかがみ

平安後期の歴史物語。文徳(もんとく)天皇の850年(嘉祥3)から後一条(ごいちじょう)天皇の1025年(万寿2)まで、14代176年間の歴史を描いたもので、1025年を現在時として叙述しているが、これは藤原道長の栄華の絶頂で擱筆(かくひつ)しようとした作者の作為で、実際は1025年以後40、50年から90年の間の成立とみられる。作者は男性で、諸説あるが不明である。『大鏡』では歴史を叙述するにあたり、雲林院(うりんいん)の菩提講聴聞(ぼだいこうちょうもん)に参詣(さんけい)した大宅世継(おおやけのよつぎ)、夏山繁樹(なつやまのしげき)、若侍(わかざむらい)の3人を登場させ、歴史はこれら3人の座談、問答によって語り進められ、作者は純粋な聞き手として、それを傍らで観察しながら記録する趣向になっている。これは歴史の表裏明暗を多角的にとらえ、公正な歴史叙述の展開を意図したものである。その構成は、まず序があり、次に文徳天皇から後一条天皇までの14代の天皇について記した帝紀(ていき)、藤原冬嗣(ふゆつぐ)から道長までの摂関大臣の列伝(れつでん)、藤原氏の繁栄の跡を系譜的に総括した藤原氏の物語、最後に風流譚(たん)、神仙譚などを収めた昔物語が置かれていて、中国の『史記』などにみられる紀伝体(きでんたい)であるが、これは、人間の動きを凝視し追跡することによって歴史が顕現すると考えた作者が、人間を多角的、立体的に把握できる有効な方法として採用したものである。
 このような歴史叙述の方法を用いて、政治世界に生きる男たちの織り成す凄絶(せいぜつ)なドラマを、瑣末(さまつ)的な説明や描写を切り捨てた簡潔な文体によって、生彩ある筆致で描いている。作者の透徹した歴史認識によって選択された事象は、多く説話を用いて語られているが、それらの説話は、作者の豊かな想像力と創意によって形成され、変容されたもので、虚構や事実の錯誤や誇張による歪曲(わいきょく)などもある。しかし、それらは、事実性を拒絶した虚妄の話ではなく、事実を包摂した虚構の世界であり、それによって、善悪、正邪、美醜などのさまざまな矛盾をもったものとして人間を描き、歴史の本質に迫ることができた。『大鏡』は歴史物語のなかでも傑出した作品で、その問答、座談形式は後代の歴史物語に大きな影響を与え、確かな史眼と鋭い批評精神は『愚管抄(ぐかんしょう)』などに継承されていった。
 現存本は、写本として建久(けんきゅう)本、千葉本、池田本(いずれも欠けている巻のある零本(れいほん)。天理図書館蔵)、東松了枩(りょうしょう)氏蔵本、京大付属図書館蔵平松本、書陵部蔵桂宮(かつらのみや)本、蓬左(ほうさ)文庫本などがあり、刊本として古活字本、整版本などがある。
[竹鼻 績]


『大鏡』[百科マルチメディア]
『大鏡』[百科マルチメディア]
古活字版 巻1 慶長・元和年間(1596~1624)刊 校異あり 国立国会図書館所蔵



改訂新版・世界大百科事典
大鏡
おおかがみ

平安朝後期成立の歴史物語。文徳天皇の代から後一条天皇の代まで(850-1025)のことを,かなぶみで書いており,いわゆる鏡物(かがみもの)の第1作。作者不詳。近代以前に藤原為業,同能信,近代になっても,源経信,同俊明,同俊房らを作者に擬する諸説が出されたが,いずれも,これほどのものを書く能力をもつ人物はだれか,というところからの推測である。書中に,〈今年,万寿二年乙丑(きのとうし)とこそは申すめれ〉の文があり,作中人物の官位などもよく合っているので,久しく1025年(万寿2)成立と信じられていたが,ごく少数の点でくいちがいがあり,万寿2年は作者のフィクションの設定と見られるようになっている。しかし,成立年代推定はまちまちで,11世紀後半か12世紀前半と見る説が多い。また内容の出典考証から,《栄華物語》以後,《今昔物語集》以後というふうに,年代を限定する方法もとられている。写本には3巻本,6巻本,8巻本があるが,これは本文のちがいではなく,記事の少ない東松本,千葉本などと,増補されたらしい流布本の差のほうが重要だろう。

 序文のなかで,この作品の内容は,雲林院(うりんいん)の菩提講で講師の登壇を待つ間に,そこで出会った老翁,190歳ばかりの大宅世継(おおやけのよつぎ)と180歳ばかりの夏山繁樹(なつやまのしげき)が,自分たちの歴代摂関・一の人についての見聞を語り,30歳ほどの青侍が口をはさんで質問し,会衆が耳をそばだてて聞いたもの,という趣向に仕組まれており,それが以後の鏡物共通の構造となった。《今鏡》《水鏡》《増鏡》など,みなそうなっている。この作品が別に《世継》《世継物語》《世継の翁が物語》と呼ばれたのも,このこととかかわっている。研究者は,これまで紀伝体で書かれているといってきたが,これは,はじめに文徳以降の歴代の天皇のことが,本紀風に代ごとに簡略に語られ,次に左大臣冬嗣・太政大臣良房から太政大臣道長までの一の人を,列伝風に語っているためで,作者の主眼はこの摂関列伝にある。先行の歴史物語《栄華物語》と時代的に重複部分の多いこの作品は,女性の書き手による後宮史に満足せず,男の眼で,摂関政治史を,裏面の抗争までふくめて生き生きと描こうとしたものであろう。摂関政治が頂点に達する道長の繁栄絶頂期の万寿2年現在で,作品を構想したのもそのためである。語り手の世継(世継の翁)らの異常な高齢は,実は摂関政治の歴史が経てきた年数であった。同一人の眼でその歴史を見つづけてきたとしたいための,虚構なのである。個々の摂関や大臣の伝は,エピソードでつづる形になっていておもしろい。説話的手法のかなぶみの歴史なのだが,その文章は平安後期のことばを縦横に駆使して,迫真的描写,活発な意見表明を可能にしている。男らしさの満ちた闊達な文章は,《伊勢物語》《源氏物語》と並んで,平安朝のかなぶみの各期の最高の到達と評価されている。
[益田 勝実]

[索引語]
鏡物 藤原為業 源経信 大宅世継 夏山繁樹 世継 世継物語
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日本史年表
1120年〈保安元(4・10) 庚子〉 この頃 『大鏡』 成立か。  ...
2. 大鏡画像
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3. 大鏡
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平安朝後期成立の歴史物語。文徳天皇の代から後一条天皇の代まで(850-1025)のことを,かなぶみで書いており,いわゆる鏡物(かがみもの)の第1作。作者不詳。近 ...
4. おおかがみ【大鏡】
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平安後期の歴史物語。3巻本・6巻本・8巻本がある。著者未詳。白河院院政期の前後に成立か。大宅世継(おおやけよつぎ)・夏山繁樹という二老人の昔語りに若侍が批判を加 ...
5. おお‐かがみ[おほ‥]【大鏡】
日本国語大辞典
*古事記〔712〕中「亦、横刀(たち)及(また)大鏡(おほかがみ)を貢上(たてまつ)りき」*不思議な鏡〔1912〕〈森鴎外〉五「正面が舞台のやうになってゐて、真 ...
6. おおかがみ【大鏡】
国史大辞典
二一および『校定大鏡』などがある。→栄花物語(えいがものがたり) [参考文献]大石千引『大鏡短観抄』(『国文注釈全書』七)、鈴木弘恭『校正大鏡注釈』、落合直文・ ...
7. 大鏡
日本古典文学全集
でつづる。文徳天皇の850年から後一条天皇の1025年まで、14代176年間の歴史を描いた。『大鏡』で用いられた、問答、座談形式の歴史叙述はその後の『今鏡』『水 ...
8. おほかがみ【大鏡】
全文全訳古語辞典
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9. だいきょう‐じ[ダイキャウ‥]【大鏡寺】
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10. 『大鏡』[百科マルチメディア]画像
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古活字版 巻1 慶長・元和年間(1596~1624)刊 校異あり 国立国会図書館所蔵 ...
11. かくだい‐きょう【拡大鏡】
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12. かくだい‐きょう[クヮクダイキャウ]【拡大鏡】
日本国語大辞典
*湖畔手記〔1924〕〈葛西善蔵〉「何もかも皆己れと云ふ拡大鏡を透しての妄想と云ふものか知らん?」*侏儒の言葉〔1923〜27〕〈芥川龍之介〉芸術「廓大鏡に覗( ...
13. 『色道大鏡』
日本史年表
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14. 色道大鏡
日本大百科全書
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15. 色道大鏡
世界大百科事典
色道論書。藤本箕山著。18巻14冊。1678年(延宝6)の序をもつ。17世紀初頭は実用・娯楽両用の書として遊女評判記の類が数多く出版された。本書はそれらを踏まえ ...
16. しきどうおおかがみ【色道大鏡】
デジタル大辞泉
江戸時代の評判記。18巻。藤本箕山(ふじもときざん)著。延宝6年(1678)16巻が成立、貞享5年(1688)以降に18巻成立。諸国の遊里の風俗・習慣を記したも ...
17. しきどうおおかがみ[シキダウおほかがみ]【色道大鏡】
日本国語大辞典
江戸前期の評判記。一八巻一四冊。藤本箕山(きざん)著。延宝六年(一六七八)成立。遊郭の慣習、用語、行事、遊女などを系統的に解説した、遊郭についての百科事典的な書 ...
18. しきどうおおかがみ【色道大鏡】
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19. 宇佐宮神領大鏡(宇佐大鏡)[文献解題]福岡県
日本歴史地名大系
一巻 成立 鎌倉時代初期(建久八年以降) 写本 到津家・東京大学史料編纂所・益永家・宮成家・小山田家など 解説 巻頭に「八幡宇佐宮 記録 御神領次第事」と ...
20. 宇佐宮神領大鏡(宇佐大鏡)[文献解題]大分県
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一巻 成立 鎌倉時代初期(建久八年以降) 写本 益永家・宮成家・小山田家・宇佐神宮・東京大学史料編纂所ほか 解説 頭書に「八幡宇佐宮 記録 御神領次第事」 ...
21. 八幡宇佐宮神領大鏡(宇佐大鏡)[文献解題]宮崎県
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22. 虫めがね
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23. 拡大鏡
日本大百科全書
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24. あい‐きょうげん[あひキャウゲン]【間狂言】
日本国語大辞典
一つの演目中または二つの演目の中間に演ぜられる狂言、または喜劇的な寸劇。*評判記・野良立役舞台大鏡〔1687〕服部次郎右衛門「京の中嶋みやこ伝内が座にて六郎右衛 ...
25. あいぎょう‐な[アイギャウ‥]【愛敬無】
日本国語大辞典
終〕二六二・文ことばなめき人こそ「あな、にげな、あいぎゃうな。などかう、このことばはなめき」*大鏡〔12C前〕三・師輔「追従ぶかきおいぎつねかな。あな愛敬な」 ...
26. あいさつじん【挨拶人】[方言]
日本方言大辞典
酒が飲めん」725島根県方言辞典(広戸惇・矢富熊一郎)1963「とりなしをする人」の意の例。評判記色道大鏡二「大郭にして囲職の女郎は、上職の挨拶人あいさつにん、 ...
27. あいさつ‐にん【挨拶人】
デジタル大辞泉
仲裁人。 「大郭にして囲職の女郎は、上職の―」〈色道大鏡・二〉 ...
28. あいさつ‐にん【挨拶人】
日本国語大辞典
*虎明本狂言・岩橋〔室町末〜近世初〕「又おひまはりて、おひ入にもするぞ、又あひさつ人なしにもする」*評判記・色道大鏡〔1678〕二「大郭にして囲職の女郎は、上職 ...
29. あい‐・する【愛】
日本国語大辞典
一〕人や動物に対して心が引かれる場合。(1)非常に気に入って、いちずにかわいがる。寵愛する。*大鏡〔12C前〕六・道長下「寛平の御孫なりとばかりは申しながら、人 ...
30. あい‐そ・う[あひそふ]【相添】
日本国語大辞典
よくもあひそひて、とあらむ折もかからんきざみをも見過ぐしたらん中こそ、契ふかくあはれならめ」*大鏡〔12C前〕一・序「いで、さも侍らず。それははやうせ侍にしかば ...
31. あいそ を 尽(つ)かす
日本国語大辞典
他に対する、好意や愛情を捨てる。見限る。いやになる。あいそうを尽かす。*評判記・色道大鏡〔1678〕三「此男、後にはあいそをつかしてのき切(ぎり)けり」*浮世草 ...
32. あい‐たい[あひ‥]【相対】
日本国語大辞典
、助公宮内卿平岡相対治定了」*評判記・色道大鏡〔1678〕六「子細ありて離別し、相対(アイタイ)の上にて起請を返す時は」*浮世草子・西鶴織留 ...
33. あいづまち【会津町】新潟県:佐渡郡/相川町/相川町
日本歴史地名大系
当時は鉱山労働者を顧客とした遊女町であったことがうかがわれる。延宝六年(一六七八)刊の藤本箕山の「色道大鏡」には、諸国二五の遊女町として、京都島原・長崎丸山町な ...
34. あい‐み[あひ‥]【逢見】
日本国語大辞典
〔名〕人と会うこと。*評判記・色道大鏡〔1678〕四「遣手(やりて)猶同心せざれば、あひ見も不自由にて、文の伝(つて)さへ絶々なり」 ...
35. アイロン画像
世界大百科事典
日本では古くから敷きのしや寝おしが行われ,火熨斗やこての使用は平安時代の《和名抄》にみられる。《大鏡》には侍女が火熨斗を用いて大臣の夜具を暖めたとあるが,衣服類 ...
36. あ・う[あふ]【合・会・逢・遭】
日本国語大辞典
あが思はなくに〈東歌〉」*蜻蛉日記〔974頃〕上・康保元年「よる、目もあはぬままに、なげきあかしつつ」*大鏡〔12C前〕二・時平「つくるともまたも焼けなんすがは ...
37. あえ なむ
日本国語大辞典
る」*源氏物語〔1001〜14頃〕末摘花「平仲がやうに色どりそへ給ふな。赤からむはあえなむ」*大鏡〔12C前〕二・時平「小さきはあえなんと、おほやけも許させ給ひ ...
38. あえ‐もの【肖え者】
デジタル大辞泉
あやかりもの。手本。 「年ごろ持たせ給へりける(物ヲ)取り出でさせ給ひて、やがて―にもとて奉らせ給ふを」〈大鏡・師輔〉 ...
39. 葵(源氏物語) 46ページ
日本古典文学全集
仮死状態になった人を、北枕西向きに位置を変える「枕がえし」をすると、その人は蘇生できないと考えられていた。『大鏡』伊尹伝にその例がある。死相が現れてくること。「 ...
40. あお・い[あをい]【青】
日本国語大辞典
*宇津保物語〔970〜999頃〕国譲下「宮、いと御けしきあしくて、あをくなり赤くなり、物もきこえ給はず」*大鏡〔12C前〕二・師尹「くやしくおぼすに御いろも、あ ...
41. あおいやつはながた‐の‐かがみ[あふひやつはながた‥]【葵八花形鏡】
日本国語大辞典
〔名〕銅鏡の一種。周囲に葵の花のような形が八弁あるもの。*大鏡〔12C前〕一・後一条院「今様のあふひやつはなかたの鏡、螺鈿(らでん)の筥にいれたるにむかひたる心 ...
42. あおぎ‐・みる[あふぎ‥]【仰見】
日本国語大辞典
此を見て起居て仰ぎ見る」(2)(心理的に高いものを見る意から)尊敬する。うやまう。あがめる。*大鏡〔12C前〕五・道長上「ただ人とはみえさせ給はざめり。なほ権者 ...
43. あお・ぐ[あふぐ]【仰】
日本国語大辞典
安布芸(アフギ)てそ待つ〈大伴家持〉」*源氏物語〔1001〜14頃〕明石「手をおしすりてあふぎ居たり」*大鏡〔12C前〕三・兼通「いとくるしげにて御むしおしやり ...
44. あおざむらい【青侍】
国史大辞典
六位の位袍の染色が深緑なることから貴族の家に仕える身分の低い侍をいう。また、成熟しきらない果物などの意味から『大鏡』にみえる「なまざむらい」と同じとし、青年およ ...
45. あおち‐がい[あふちがひ]【煽買】
日本国語大辞典
〔名〕うちわの風で火が盛んに燃え立つように、のぼせ上がって派手な女郎買いをすること。*評判記・色道大鏡〔1678〕五「其身無上のおごりをきはめ、ばたばたとあをち ...
46. あお・つ[あふつ]【煽】
日本国語大辞典
手足を煽ち身をもがき、狂ひ死に死たるは」(4)あるものに熱中して、心がいらいらする。*評判記・色道大鏡〔1678〕一四「郭中にかよふ内より、彼を我物にせんとあを ...
47. あおばな‐いん[あをばな‥]【青花印】
日本国語大辞典
〔名〕青花の花弁から採取した染料を印肉に用いたもの。また、それを用いて押した印判。*評判記・色道大鏡〔1678〕九「常の印肉墨もよし、又青花印(アヲハナヰン)や ...
48. あおまめ‐どき[あをまめ‥]【青豆時】
日本国語大辞典
早い時分から、遊里に遊びに来る客をあざけっていう、上方の遊郭でのことば。→青豆売り(2)。*評判記・色道大鏡〔1678〕一「青豆時(アヲマメドキ)。青まめをあき ...
49. あかかき‐おんな[‥をんな]【垢掻女】
日本国語大辞典
〔名〕「あかかき(垢掻)」に同じ。*評判記・色道大鏡〔1678〕一四「さすが都の風呂には、やうやう垢(アカ)かき女とて僅(わづか)の数(かず)さだまり、是をゆる ...
50. あかく【明】
日本国語大辞典
〔副〕(形容詞「あかい(明)」の連用形の副詞化)まだ日の明るいうちに。日中に。あこう。*大鏡〔12C前〕三・伊尹「あかく大路などわたるがよかるべきにやと思ふに」 ...
「大鏡」の情報だけではなく、「大鏡」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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