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金々先生栄花夢(日本大百科全書・国史大辞典)
黄表紙。2巻2冊。恋川春町(こいかわはるまち)作・画。1775年(安永4)刊。「金々先生」とは当時の流行語で、流行の先端をいく金持ちの粋人を意味する。江戸でひともうけしようとする田舎者(いなかもの)金村屋金兵衛は、目黒不動で名物の粟餅(あわもち)を食べようとし
恋川春町(国史大辞典)
一七四四-八九。江戸時代中・後期の戯作者。駿河小島藩一万石松平家の臣。本名は倉橋格、通称寿平、狂歌名は酒上不埓、寿山人とも号す。筆名は藩邸のある小石川春日町にかけ、また浮世絵師勝川春章の名に似せたものである。延享元年(一七四四)生まれる。二十歳の時に伯父倉橋忠蔵の養嗣子となって
辰巳之園(改訂新版・世界大百科事典)
洒落本。夢中散人寝言先生作。1770年(明和7)刊。1冊。同年刊の吉原に取材した《遊子方言》の影響のもとに,深川の岡場所に取材した最初の作品。通人気取りの武士如雷が,同家中の田舎侍新五左衛門を伴って船で深川に向かう。船中さかんに知ったかぶりを並べるが,仲町の小花屋にあがって遊ぶうちに
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