「病気・怪我・障害」カテゴリの記事一覧
オンライン辞書・事典サービス「ジャパンナレッジ」の「病気・怪我・障害」のカテゴリ別サンプルページです。
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スキン-テア(日本大百科全書)
加齢などにより脆弱になった皮膚において、軽微な外力が加わることにより生ずる裂傷。主として高齢者の四肢に発生する外傷性の皮膚潰瘍であり、摩擦単独あるいは摩擦・ずれによって、表皮が真皮から分離(部分層創傷)、または表皮および真皮が下層構造から分離

褥瘡(日本大百科全書・世界大百科事典)
身体に加わった外力により、骨と皮膚表層の間の軟部組織の血流が低下あるいは停止し、この状況が一定時間持続することにより皮膚組織が不可逆的な血流不足となり、局所的に酸素欠乏および低栄養状態となって壊死(えし)に陥った状態。寝たきりで自力での体動が

自己免疫疾患(岩波 生物学辞典)
《同》自己免疫病.本来,病原体などの非自己異物に対する防御機構として誘導される免疫反応が,自己の細胞や組織に対して誘導され(自己免疫),その結果生じる細胞・組織傷害に起因する疾患.自己・非自己を区別する獲得免疫系の自己寛容機構の破綻が原因と考えられるが

小児期・思春期・若者のうつ病(日本大百科全書)
年少・若年者が抑うつ的になる症状。小児うつ病をはじめとして、この年代でも薬物療法の対象になる精神疾患があることが知られている。しかも、小児期や思春期のうつ病は、本人が自分の気持ちをうまく表現できなかったり、いらいら感やいわゆる

うつ病(日本大百科全書・岩波 生物学辞典)
気分がひどく落ち込む、何事にも興味をもてなくなる、といった精神症状のために、精神的に強い苦痛を感じたり日常の生活に支障が現れたりしている状態をいう。分類・疫学うつ病は、以前は遺伝や体質による内因が関与している内因性うつ病と

ディスレクシア(日本大百科全書)
知的機能の発達の遅れや視覚障害がないにもかかわらず、読むことに著しい困難を抱える症状。読むことだけでなく書くことにも困難を伴うことが多く、発達性読み書き障害ともいわれる。発達障害のうち学習障害の中心的な症状である。ディスレクシアのある人は

感染経路(岩波 生物学辞典・世界大百科事典)
病原体が生体内に侵入し増殖の足がかりを確立する際の経路.感染経路の主な分類には,経口,経気道,経皮,経膣,血液感染などのように体のどこから感染するかを表現した分類と病原体の侵入過程による分類(例えば,接触感染,飛沫感染,空気感染,媒介動物(vecto

人獣共通感染症(岩波 生物学辞典・日本大百科事典)
《同》人畜伝染病.ヒトと脊椎動物の双方に自然に感染する伝染性疾病の総称.病原体別に人獣共通寄生虫症などの名称がつけられている.病原体は大別してウイルス,細菌,真菌,リケッチア,原虫,蠕虫(吸虫・条虫・線虫),プリオンに分けられる.感染力や症状は,ヒト

インフルエンザ(日本大百科全書・世界大百科事典)
インフルエンザウイルスによっておこる急性の呼吸器感染症。かぜ(またはかぜ症候群)に属する一疾患であり、かつては流行性感冒(英語でgrippe、ドイツ語でGrippe、フランス語でgrippe)ともよばれた。[加地正郎]▲歴史インフルエンザは詳細な流行

熱中症(世界大百科事典)
高温下での労働といった職業的原因で起こる熱射病をいう。日本でも,かなり昔から〈よろけ〉という名称で,鉱山等の高温多湿の環境で働く作業者によく起こった熱中症が記載されている。ごく最近まで高熱のもとでの作業は,鉱山,製鉄,紡績工場,ボイラー室等においてよ

高温障害(日本大百科全書)
高温度下の労働や運動によって体温調節や循環器系の機能が損なわれたり、水分や塩分などの代謝のバランスを失ったりしておこる障害をいい、熱中症ともよばれる。発生機構の相違から次の三つの病型に大別される。[重田定義]▲熱けいれん症ボイラーなどの火を扱う作業者

難聴(世界大百科事典)
耳に種々な障害があって,きこえの能力が低下または消失している状態をいう。〈耳が遠い〉と表現され,耳鳴りを伴うことが多い。きこえの仕組みはたいへん複雑であるが,解剖学的に大別すると,音が物理的に処理される伝音機構である外耳,中耳と,生物学的に精巧な