1. ラクトン
日本大百科全書
環の大きさにより、4員環のβ(ベータ)-ラクトン、5員環のγ(ガンマ)-ラクトン、6員環のδ(デルタ)-ラクトン、……に分類される。β-、γ-ラクトン、……は、 ...
2. ラクトン
世界大百科事典
4員環のものをβ-ラクトンと呼び,順次環員数が増えるにつれてγ-,δ-,ε-,……ラクトンと呼ぶ。β-ラクトンから大環状ラクトンまで知られているが,γ-ラクトン ...
3. ラクトン【lactone】
デジタル大辞泉
り、3員環はα-ラクトン、4員環はβ-ラクトン、5員環はγ-ラクトンとよばれる。果物や花の香気成分、フェロモン、麝香(じゃこう)などに含まれる。また、12以上の ...
4. おもなラクトン[百科マルチメディア]
日本大百科全書
Shogakukan
... 5. クラクトン文化
日本大百科全書
ヨーロッパ北部にみられる前期旧石器文化。握斧(あくふ)(ハンド・アックス)をもつアブビル文化やアシュール文化に併存していた剥片(はくへん)系の文化と考えられてい ...
6. クラクトン文化
世界大百科事典
られた。今日でもクラクトン文化は否定しきれないが,クラクトン技法はアシュール文化の全期間に認められ,またクラクトン文化はルバロア技法を含むこともある。山中 一郎 ...
7. グルクロノラクトン
デジタル大辞泉プラス
薬に含まれる成分のひとつ。滋養強壮作用があり、栄養ドリンクなどに含有。ライオン株式会社の「グロンサン」が知られる。 2014年07月 ...
8. スピロノラクトン
日本大百科全書
利尿剤。副腎(ふくじん)皮質ホルモンのうちの鉱質コルチコイドであるアルドステロンの拮抗(きっこう)物質である。腎の遠位尿細管においてアルドステロンと拮抗し、ナト ...
9. だいかんじょうラクトン‐こうせいぶっしつ【大環状ラクトン抗生物質】
デジタル大辞泉
⇒マクロライド系抗生物質 ...
10. ヒドロキシカルボン酸のラクトン化〔図〕[百科マルチメディア]
日本大百科全書
Shogakukan
... 11. ブラクトン
日本大百科全書
本名はBrattonまたはBretton。中世イギリスにおけるもっとも代表的な法学者。長らく巡回裁判所裁判官の地位にあり、一時期、国王裁判所の裁判官も務めたこと ...
12. ブラクトン(Henry de Bracton)
世界大百科事典
?-1268 イギリスの聖職者,裁判官。本名はブラトンBrattonであるが,ブラクトンと通称されている。初め役人として国王に仕え,1245年に裁判官として用い ...
13. ごくらく‐とんび【極楽鳶】
日本国語大辞典
〔名〕「ごくらくとんぼ(極楽蜻蛉)」に同じ。*歌舞伎・当龝八幡祭〔1810〕二幕「『勘当の極楽とんびが』『分限の旦那と早がはり』」 ...
14. 極楽とんぼ
日本大百科全書
里見
(とん)の中編小説。1961年(昭和36)1月『中央公論』に発表、同年5月中央公論社刊。薩摩(さつま)藩の貧乏士族から
...15. ごくらくとんぼ【極楽とんぼ/極楽トンボ】[書名]
デジタル大辞泉
(極楽とんぼ)里見
の中編小説。昭和36年(1961)
...16. ごくらく‐とんぼ【極楽蜻蛉】
デジタル大辞泉
楽天的でのんきそうな者をあざけったりからかったりしていう語。 書名別項。→ごくらくとんぼ ...
17. ごくらく‐とんぼ【極楽蜻蛉】
日本国語大辞典
菊模様法の燈籠(傾城玉菊)〔1857〕序幕「無芸大食何にもならねえぶらんさんの極楽蜻蛉(ゴクラクトンボ)で、部屋通りをごろつくが」*歌謡・小歌志彙集〔1830〜 ...
18. クマリン
日本大百科全書
芳香族γ(ガンマ)-ラクトンであり、南米ギアナ産トンカ豆に1.5%以上含まれ、サクラの葉やモモの花にも存在している甘い、ややスパイシーな香気をもつ白色柱状結晶で ...
19. きらく‐とんぼ【気楽蜻蛉】
日本国語大辞典
〔名〕
きらくさん(気楽─)
...20. アルドステロン
世界大百科事典
ネフローゼ等をおこす。この場合の治療薬には,アルドステロンに拮抗する合成ステロイドのスピロノラクトンが使用されるが,これはカリウム喪失を伴わない良い利尿薬である ...
21. イオン重合
日本大百科全書
もつビニル化合物、たとえばアクリロニトリル、メタクリル酸メチルなどにおこりやすい。スチレン、ラクトン、エポキシ樹脂などはカチオン、アニオンの両方の重合が可能であ ...
22. 上尾庄次郎
日本大百科全書
さらに未解決のビャクブ、イチイ、オコテンシン、セルペンチニンなどのアルカロイドおよびアビエスラクトン、エンメインほかの非アルカロイドの研究を完成した。京都大学名 ...
23. エステル
日本大百科全書
、分子内でエステル化をおこして環状のエステルをつくる。このような分子内環状エステルをラクトンという。ラクトンはヒドロキシ基がカルボキシ基の炭素から数えて4番目の ...
24. エステル
世界大百科事典
ルボン酸から生成し,分子内で環状エステルをつくっているものをラクトンといい,環の大きさにより,β-ラクトン(4員環),γ-ラクトン(5員環)などという。カルボン ...
25. エステル交換
世界大百科事典
エステルまたはラクトンにアルコール,酸,または別種のエステルを作用させて,酸に由来する部分(酸基)またはアルコールに由来する部分(アルキル基)の交換反応を起こさ ...
26. エッセンス
日本大百科全書
成分は、抽出するもとの植物、部位によって異なり、エーテル、エステル、アルデヒド、テルペン類、ラクトン類などが混在、結合している、たいへん複雑な組成のものが多い。 ...
27. オーキシン
世界大百科事典
Köglらはこの生長促進物質の単離を試み,人尿,麦芽,トウモロコシ油から,オーキシンa,b,オーキシンaラクトンの3種の活性物質を単離し,構造も決定した。引き続 ...
28. 開環
日本大百科全書
ることをいう。たとえば環式不飽和化合物は、オゾン分解によって開環するし、分子内エステルであるラクトンは、加水分解により開環してヒドロキシ酸になる。佐藤武雄垣内 ...
29. 開環
世界大百科事典
たとえば,ジオールは過ヨウ素酸ナトリウムNaIO4と反応してジアルデヒドとなる。[図・式]環式エステル(ラクトンという)や環式アミド(ラクタムという)などは加水 ...
30. かいかん‐じゅうごう[カイクヮンヂュウガフ]【開環重合】
日本国語大辞典
〔名〕環式化合物が環を開くことによって重合が進む反応。環状分子内に酸素、窒素、ケイ素の含まれたラクトン、環状エーテル、環状イミンが出発物質の単量体となる。カイカ ...
31. カプロラクタム
日本大百科全書
よってカプロラクタムとするのが一般的であるが、5-アミノカプロン酸を環化する方法、ε-カプロラクトンにアンモニアを作用させる方法、シクロヘキサノンにアジ化水素酸 ...
32. 感圧複写紙
日本大百科全書
ルの製法、また顕色剤の組成および製法には各種ある。たとえばマラカイトグリーンラクトンやクリスタルバイオレットラクトンのように、無色ではあるが酸性物質に触れると濃 ...
33. 肝硬変
世界大百科事典
しかし重要なのは合併症の予防と対策で,腹水には,血漿タンパク,アルブミンの補給,利尿剤(フロセミド,スピロノラクトンなど)の投与や,腹水濃縮再灌流などを行う。食 ...
34. 環式化合物
日本大百科全書
3員環イミンはアジリジンなどとよばれている。さらに官能基による分類もあり、環状ケトン、環状アミド、ラクトンなどがこの例である。 近年になって特殊な構造をもつ環式 ...
35. 感熱・感圧色素
世界大百科事典
備えている。[図・式]これらの色素は,ほとんどカルボニル基が結合したラクトン環をもち,分子構造は平面性に乏しいが,酸と接触するとラクトン環が開いて平面性の高い有 ...
36. 感熱記録紙
世界大百科事典
2~10ミリ秒の間300℃に加熱すると微粒子が溶融し,クリスタルバイオレットラクトンにフェノールが作用してラクトン環が開裂,電子の移動が起こって発色すると考えら ...
37. 感熱色素
日本大百科全書
的な化学構造を図に示す。左側のラクトン(環状エステル)構造をもつものは無色で、ビスフェノールAのような顕色剤にふれると、右側の発色型に変化する。発色型はラクトン ...
38. 嗅覚
世界大百科事典
いる。(1)DL-ショウノウ(ショウノウ臭),(2)イソ吉草酸(腐敗臭),(3)γ-ウンデカラクトン(果実臭),(4)シクロテン(焦臭),(5)スカトール(糞臭 ...
39. 薬
日本大百科全書
結晶形など)、添加剤、製剤方法、剤形などが大きな要因となる。 たとえば抗アルドステロン製剤であるスピロノラクトン(利尿剤)やグリセオフルビン(抗生物質、抗真菌剤 ...
40. クマリン
世界大百科事典
[図・式]ベンゾ-α-ピロンにあたり,o-オキシケイ皮酸の分子内環状エステル(ラクトン)である。無色針状または柱状結晶。融点70℃,沸点291~302℃,昇華性 ...
41. グルクロン酸
世界大百科事典
溶液は変旋光を示す。分子内にヒドロキシル基とカルボキシル基が共存するため,3,6のラクトン(グルクロノラクトン)をつくりやすい。植物ではアラビアゴムなどの構成糖 ...
42. グロンサン
デジタル大辞泉プラス
ライオン株式会社が販売する栄養剤・薬剤のブランド。グルクロノラクトンを主成分とする。 2014年07月 ...
43. 血圧降下薬
日本大百科全書
持続型チアジド系のインダパミド、ループ利尿薬であるフロセミド、アルドステロン拮抗薬のスピロノラクトンなどあるが、第一選択薬として繁用されているのはチアジド系薬剤 ...
44. ケテン
世界大百科事典
酢酸と反応させると無水酢酸(CH3CO)2Oが得られる(ワッカー法)。また,きわめて容易に二量化しβ-ラクトン型のジケテンとなる。[図・式]ジケテンは催涙性の刺 ...
45. ケト酸
世界大百科事典
ゼン縮合して合成される。 γ-ケト酸は安定で,加熱しても脱炭酸されずに脱水環化して不飽和γ-ラクトンを生じる。[図・式]井畑 敏一 keto-acid keto ...
46. 抗副腎皮質ホルモン薬
日本大百科全書
ンの一種である鉱質コルチコイドの代表であるアルドステロンに拮抗する薬物の例としては、スピロノラクトンがある。アルドステロンが腎の遠位尿細管においてナトリウムの再 ...
47. 香料
日本大百科全書
(14)フルフラールおよびその誘導体、(15)芳香族アルコール類、(16)芳香族アルデヒド類、(17)ラクトン類となっている。これらは単体として使われるより、各 ...
48. 香料
世界大百科事典
ンタデカノン,5-シクロヘキサデセノンなど),ラクトン(γ-ウンデカラクトン,γ-ノニルラクトン,δ-ドデカラクトンなど),および大環状ラクトン(シクロペンタデ ...
49. コミスコ
世界大百科事典
の流れをくむ。1946年5月,イギリス労働党の主唱で,19ヵ国からなる国際社会主義者会議がクラクトンで開かれ,社会主義情報局を設置した。47年11月のアントワー ...
50. 合成ドラッグ 93ページ
文庫クセジュ
れて以来,化学者たちは,GHBの前駆物質であり,摂取後体内でGHBに変化するガンマー・ブチルラクトン(GBL),2(3H)-フラノン・ジヒドロGBLや1, 4ブ ...