日国友の会

げいいんばしょく【鯨飲馬食】

読者カード 用例 2016年10月06日 公開

2015年03月22日 古書人さん投稿

用例:彼か心中は何故にかく乱れけん、内を外に鯨飲馬食(げいゝんばしょく)、あまつさへ影暗き怪しき一間に妖魔を弄び、
『雑録(「文藝倶楽部」(第八編)より)』 1895年8月20日 ちいね
語釈:〔名〕鯨が水を飲むようにたくさん酒を飲み、馬が食べるようにたくさん食物を食べること。短時間に多量に飲んだり食べたりするさまのたとえ。牛飲馬食。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、平出鏗二郎『東京風俗志』(1899-1902)からの例が添えられていますが、さらに、7年さかのぼることになります。

著書・作品名:雑録(「文藝倶楽部」(第八編)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年8月20日

著者・作者:ちいね

掲載ページなど:181ページ

発行元:博文館