日国友の会



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まとをえる【的を得る】

読者カード 用例 2015年10月15日 公開

2015年03月23日 kumiyama-aさん投稿

用例:がった螽斯 ○京云はた/\ ○安曰螽の類甚多し。我国先輩華名に訳す多くは其的を得す。
『尾張方言』 1748年 山本格安
語釈:的をついている。要点、核心をついている。正鵠を射る。

コメント:用例の「くの字点」は「/\」で代用しました。『名古屋叢書三編』第15巻(名古屋市教育委員会 1986年 56ページ)からの引用です。『近世方言辞書』第3輯(港の人 2000年 288ページ)で自筆本の内容を確認できます。

編集部:「常盤御前」(1936)よりさらに188年さかのぼることになります。

著書・作品名:尾張方言

媒体形式:その他

刊行年(月日):1748年

著者・作者:山本格安

掲載ページなど:

発行元: