日国友の会



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しくまがたけ【四熊ヶ岳】

読者カード 項目 2018年07月17日 公開

2016年12月18日 古書人さん投稿

用例:筆者の一人が地質調査所在職中同所々蔵の岩石標本中に石見国青野山、周防国四熊ヶ岳、肥後国金峰山等に産する淡紅色酸性安山岩を見たるも、
『温度の変化に因る黒雲母の屈折率及光軸角の変化(「地球」(第9巻第5号)より)』 1925年5月1日 神津俶祐、吉木文平
語釈:(山口県)周南市小畑と同市四熊の間にある山。標高504.1m。溶岩円頂丘をもつ火山で,鐘状火山(トロイデ型)に属する。やや富士山に似ているので周防小富士ともいう(都濃郡誌)。金峰火山群に属し,一連の山々は洪積世中期頃噴出したと考えられる。岩質は角閃石黒雲母安山岩からなり,火山座積は3km2。山名の由来については,4匹の熊にまつわる伝説もあるが,「地下上申」には「ほうしか岳」と見え,「四熊か岳山と隣村より云」とあり,「此岳山を四熊か岳と申ならハし,外ニハ由来申伝無御座候」としている。頂上には徳山藩の西の守りとされた四熊権現社が鎮座する。〈以下略〉〔『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:温度の変化に因る黒雲母の屈折率及光軸角の変化(「地球」(第9巻第5号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1925年5月1日

著者・作者:神津俶祐、吉木文平

掲載ページなど:17ページ

発行元:内外出版