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たっこくのいわや【達谷窟】

読者カード 用例 2018年10月16日 公開

2017年03月04日 古書人さん投稿

用例:○達谷石窟(ダッコクカイハヤ)中尊寺カラ西ヘ二里余此間山路水石多シアリ
『奥羽道記』 1691年 丸山可澄
語釈:岩手県西磐井郡平泉町の西南部にある岩屋。伝説上では延暦年間(七八二〜八〇六)坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の討伐を受けた蝦夷(えみし)の長の悪路王の本拠があった場所とされる。大磨崖仏がある。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。現在では「たっこくのいわや」と読みますが、かつては「たっこくがいわや」とも呼ばれていたことが分かりますね。語形は異形扱いとし、サービス見出しを立てるべきかもしれません。

著書・作品名:奥羽道記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1691年

著者・作者:丸山可澄

掲載ページなど:74ページ

発行元:古典文庫